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2021年5月4日 09:06
雲さんは、狂言回しと言いますか、司会進行役をつとめている感じもありますね。内面を表現するときは、「――菫さんの一人称語り」があり、一人称と組み合わせて不思議と読みやすい文体となっていると思いました。所で、今回再び記憶の話が出て来ましたね。進ノ助と会ってしまっては、様々に思いめぐらせるものもあったことでしょう。悪役として捉えておりますよ。菫さんは、登場して来た頃より、場所が変わったせいか、活気が減った気もしなくはないです。明るさと言うものが、生贄にされて、奪われてしまったような感じです。それもそうですよね。人間不信になります。それ以外のものだから、ここで二人と怖がらずにして行けるとは限らないのですが、菫さんの気持ち一つですね。がんばれ、がんばれー!
作者からの返信
こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。雲はまあそうですね。祠について事情を知り、特に誰の敵でも味方でもない。よくある狂言回しのパターンではと思います。人称については「三人称単一視点」ですね。いわゆる神視点とは違い、登場人物中の一人の目線に固定して物語が進行する形です。誰の心情も語れませんが、目線を共有している人物だけは分かります。ので、モノローグにはなっていないと思います。あくまで菫が思った(声に発しなかったセリフ)ことです。進ノ助はまだ登場しますが、どうなるでしょう。往年の「卒業」ばりに、ヒロインをかっさらうんでしょうか。菫の活気は、あったらおかしいだろうと思って書いています。もっと明るい菫にしてあげたいんですが、我慢です。狗狼と雲と進ノ助と、椿彦や蕗も含め、結末がどうなりますやら。がんばれー。
2021年5月3日 22:07
菫の忘れてしまった記憶は、狗狼がそうしたということなんでしょうけど、それが『罪』と何か関係のあることかしら……とあれこれ想像しています。狼と会話?してましたもんね。
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。菫の推測は仰る通りのようです。でもそうする機会がなかったので、違うのではと思い直していますね。仮に事実だったとして、菫に罪なんて――ですよね。果たして事実は、いったいどちらなのか??
雲さんは、狂言回しと言いますか、司会進行役をつとめている感じもありますね。内面を表現するときは、「――菫さんの一人称語り」があり、一人称と組み合わせて不思議と読みやすい文体となっていると思いました。所で、今回再び記憶の話が出て来ましたね。進ノ助と会ってしまっては、様々に思いめぐらせるものもあったことでしょう。悪役として捉えておりますよ。菫さんは、登場して来た頃より、場所が変わったせいか、活気が減った気もしなくはないです。明るさと言うものが、生贄にされて、奪われてしまったような感じです。それもそうですよね。人間不信になります。それ以外のものだから、ここで二人と怖がらずにして行けるとは限らないのですが、菫さんの気持ち一つですね。がんばれ、がんばれー!
作者からの返信
こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
雲はまあそうですね。祠について事情を知り、特に誰の敵でも味方でもない。よくある狂言回しのパターンではと思います。
人称については「三人称単一視点」ですね。いわゆる神視点とは違い、登場人物中の一人の目線に固定して物語が進行する形です。誰の心情も語れませんが、目線を共有している人物だけは分かります。
ので、モノローグにはなっていないと思います。あくまで菫が思った(声に発しなかったセリフ)ことです。
進ノ助はまだ登場しますが、どうなるでしょう。往年の「卒業」ばりに、ヒロインをかっさらうんでしょうか。
菫の活気は、あったらおかしいだろうと思って書いています。もっと明るい菫にしてあげたいんですが、我慢です。
狗狼と雲と進ノ助と、椿彦や蕗も含め、結末がどうなりますやら。がんばれー。