応援コメント

第54話:季節を司る宿命」への応援コメント

  • 「新妻が我より他の者を気にするとは、なかなか複雑な心持ちだ」という台詞に、情緒が掻き乱されました……物語が終盤にさしかかっても、まだまだ狗狼のことが好きになっていきますね。なんて可愛らしい……。
    雲についても、切ない真実が判明しましたね。三人で過ごす時間がいよいよ残り僅かなんだなぁと、私も寂しくなりました。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    また読了と、素晴らしいレビューまでくださったことにも感謝致します。

    狗狼は結構な寂しがりやと私は考えています。雲のことをごまかす意味ももちろんあるんですが、他に言いようは幾らでもあったわけで。
    感じていただいたように、ここでこの言葉を選ぶのが彼なのです。可愛らしいですよね。

    あっけらかんとした雲にも事情がありました。菫には堪えがたい衝撃です。
    寂しいと共感のお気持ちがありがたいです。

  • 哀しい別れとなりそうな中、菫さんは、懸命に記憶をどどめ置きたい、逆説的に考えても雲さんと仲のいいままでいたいのですね。私にもよく伝わって来ます。その中、狗狼が、「妻」と連呼するので、むあーん♡、妻ですってー♡、妻ー♡……。おーい、妻♡になってます。いえいえ、私がですよ^^。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫は雲に懐いていますね。狗狼へ向けるのとはまた別の、深い想いがこの祠で培われました。
    菫とくっつくこととなった狗狼は、もう遠慮をしませんね。

  • 記憶って、その人の存在した証なんですよね。
    新しい雲さんが来ても、この生活のことを何も覚えていなかったら、別人に思えると思います……
    何か方法はあるのでしょうか。狗狼ー!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >記憶って、その人の存在した証
    そうなんです。この菫の物語で言わんとしていることの多くは、それなんです。菫自身の記憶についてまとまったと思ったら、今度は雲の。
    こまったときの狗狼頼みとなりますでしょうか。