応援コメント

第42話:運命の日」への応援コメント

  • わあ、素敵! 菫の襲だって! (^▽^)。菫さんの名前が、この旅立ちのシーン、運命をわかつ日の為にあったようだわ。それに、緋色の布などにも映えていると思いました。菫さんて、心遣いのとてもある方だけれども、今、もどかしくてたまらなくなっているのではないかな。本当に二人と別れて行くと言うのが、こうして形になって行く。自分の事ですが、結婚に際して、病気のまま町に一軒ある食堂で本当に両家の両親四人と本人同士だけでお食事をしました。父親同士が喋っており、私は猫の子かと思いました。疎外感ですね。狗狼も雲も菫にとっては肉親でもないのに、本当に丁寧に送り出してくれますね。これから、どうなるのか、とっても楽しみです。夜の更新、がんばってくださいね。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    菫色って、人それぞれイメージが違うと思います。私が思い浮かべるのは、ちょっと白味がかった紫。黄色に対してのクリーム色みたいな風合いの色です。
    菫に語彙がないので緋色の布と書きましたが、緋毛氈の上を歩いています。陽の撥ねる白い雪の上に、緋毛氈。そして紫の花を纏ったような菫。
    この情景を綺麗と思っていただけたら、この話数の役割りはかなり達成されています。

    旅立ちと言っても、まだお見合いみたいなものなので、また戻ってはきます。狗狼と雲の手をこれ以上わずらわせてはいけないと、菫は頑なに考えていますね。だからもどかしいと言いますか、不安な道を目を瞑って突っ走るような心持ちでしょう。

    結婚って、他人同士が身内になるという不思議なものですね。どうするのが正解とか、こうすれば必ず幸せとか無いものですし。人任せで居られないと言う人も、好きにしろというのが不安で堪らないと言う人も居るでしょう。
    過ぎたことをこれからに活かせればいいんですが、それもまた重荷だったりして。差し迫って困ることがなければ、過ぎゆくままに時間に任せるしかないのでしょうね。

  • 大好きな二人を女房装束に例えたくだり、すごく好きです。その衣をまとっていたら心強いはずなのに、胸に仕舞い込んでしまった気持ちが切ない。

    本当にお嫁に行っちゃうの?
    何か娘を送り出す母親のような気持ちになってきました……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    文章にしなかった、菫自身も気付いていない気持ちを察していただけて嬉しいです!
    菫は何か義務感のようなもので東宮との結婚に向かおうとしていますね。そのまま奥方となって、幸せになれるんでしょうか。東宮自身もどう思うんでしょうか。次回、ついに東宮が登場します。