概要
殺し屋の綴る旅日記、トルコ編。文化、グルメ、人情、ときどき仕事
ある特殊能力があるために、不本意ながら殺し屋稼業で世界を巡る男の旅日記、トルコ編。
世界三大料理と云われるトルコ料理、太古から幾多の民族が往来したアナトリアの文化、人懐こく親切なトルコ人。トルコの魅力を、フィクション交えて旅日記の形でご紹介。
※人殺しは犯罪です。殺し屋は反社会的職業です。よい子はマネしないでね。
※『〇〇急行殺人事件』のようなミステリー、あるいはクライムサスペンスではありません。あくまでメインは旅日記。トルコの風景、文化、人、料理……をお楽しみください。
※概ねフィクションですよ。
世界三大料理と云われるトルコ料理、太古から幾多の民族が往来したアナトリアの文化、人懐こく親切なトルコ人。トルコの魅力を、フィクション交えて旅日記の形でご紹介。
※人殺しは犯罪です。殺し屋は反社会的職業です。よい子はマネしないでね。
※『〇〇急行殺人事件』のようなミステリー、あるいはクライムサスペンスではありません。あくまでメインは旅日記。トルコの風景、文化、人、料理……をお楽しみください。
※概ねフィクションですよ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!生と死の狭間にいるからこそ旅は美しく色鮮やかだ
主人公は殺し屋。常に生と死を見つめながら生きています。
だからこそ、彼の考え方は深くて時に新鮮です。
そんな彼が仕事で訪れたトルコ。
美味しい物を食べて美しい景観に佇み、可愛い土産物を買う。
死と隣り合わせだからこそ、鮮烈に感じる人々の日常。
トルコと言う歴史深い地で連綿と続く文化、習慣などを肌で感じていることが、読者にも臨場感たっぷりに伝わってきます。
一緒にトルコに行けたような気持ちになれますよ。
魅力的な旅物語。お勧めです。
他にもブラジル、マレーシア編もあるので、お気に入りの国を見つける楽しみもありますね。 - ★★★ Excellent!!!殺し屋がトルコグルメを食べ尽くす! いずれ死へ向かう生を全うせよ
タイトルが『殺し屋日記』でジャンルが『エッセイ・ノンフィクション』。
読む前に「どういうこと?」と思いましたが、間違いなく殺し屋さんのトルコの旅の様子を綴ったエッセイでした。
ちょっと古風で堅い語り口が癖になります。
彼は終始生真面目なのですが、そのせいでどことなくシュール。
特殊能力を用いた殺しの仕事ゆえの、彼ならではの死生観が非常に印象的です。
だからこそ。
食べる。とにかく食べる。仕事の後の禊までもがスイーツ。
他でもない殺し屋さん自身の、一人分の体を生かすための食事です。全力で生を謳歌する人なのです。
トルコのグルメに詳しくなりました。飯テロ注意です。
歴史や風土、人々の温かさ…続きを読む