東堂兄弟の探偵録 出雲御子編〜第三話 金星のラプソディ〜

昭和初期を舞台に古い因習に縛られた特殊な村で起こる連続殺人事件。
魚波（おなみ）の生まれた山奥の村は、昔から独自な戒律を守り、よそ者を嫌う。
それは村人のなかに一人だけ不老不死の御子がまぎれこんでいるから……。
村人のほとんどが不老長寿であり、体の一部を欠損しても再生するという不思議な条件下で起こる連続猟奇殺人事件。
犯人は果たして誰なのか？
犯人の目的は？
そして、御子はいったい誰なのか？

シリーズ第一弾『不自然なトカゲ』
第二弾『幼形成熟BOXのララバイ』を読むと、より深く世界観を味わえますが、この話単独でもストーリーは完結しています。

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