概要
死神×スチームパンクの架空ヴィクトリア朝時代ファンタジー
十九世紀に大英帝国改め、ヴィクトリア大帝国となったユーラシア大陸の西に存在する、七色の鉱石を手中に収めた日の沈まぬ帝国。空には各国を巡る飛行船、大地には我が物顔で縦横する大型蒸気機関車が。全て大帝国で手掛けられたものばかり。ヴィクトリア女帝が統治して五百数年経つ国に、使命を背負った一人の死神がやって来る。
目的は、第三次終末の予言の解明──。
改訂しました
新版→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890339207
目的は、第三次終末の予言の解明──。
改訂しました
新版→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890339207
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!堅実なリアリティの上に構成される、飛び抜けたオリジナリティ
舞台はヴィクトリア朝。
史実に裏打ちされているからこそ活きる、大胆なキャラクターと世界システム。
一言で表すと、大人の読み物。
ジャンルは「歴史」ですが、ファンタジーの要素も感じますし、世界観の構成が独特のなので「歴史改変系のSF」として読んでも面白いかもしれません。
不思議な味わいです。
概念の捉え方もオリジナリティがあって、
死神=殺す役or死ぬかジャッジする=理不尽な存在
とする作品が多いなか、この小説では、理論的で読者も納得な、新しい視点で書かれています。
(どう新しいかは、読んでみてください)
地の文の描写が美しく、主人公の技も作者様の個性が生み出す優美な仕上がり。
とりあ…続きを読む