舞台はヴィクトリア朝。
史実に裏打ちされているからこそ活きる、大胆なキャラクターと世界システム。
一言で表すと、大人の読み物。
ジャンルは「歴史」ですが、ファンタジーの要素も感じますし、世界観の構成が独特のなので「歴史改変系のSF」として読んでも面白いかもしれません。
不思議な味わいです。
概念の捉え方もオリジナリティがあって、
死神=殺す役or死ぬかジャッジする=理不尽な存在
とする作品が多いなか、この小説では、理論的で読者も納得な、新しい視点で書かれています。
(どう新しいかは、読んでみてください)
地の文の描写が美しく、主人公の技も作者様の個性が生み出す優美な仕上がり。
とりあえず2話読んで!
絶対続きが読みたくなりますから!