編集済
城での生活への応援コメント
またしても未知の単語、腐れ〈かたえ〉!「片割れ」みたいなニュアンスだと思いますが、片割れよりカッコいい。
追記)あ、本当に、ちゃんと説明して下さっていたのを見事に忘れてしまっていました。すみません。偶然にも鋭いことになってしまった指摘って、どういう展開が待ち受けているのだろうかと興味津々です。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます! 実は〈かたえ〉については第二章「呪符と呪い師」でちょろっと出てきたんですが、ちょっと間があきすぎてましたね。ここで一言説明を入れればよかったかも……。
とりあえず今はここに引用しておきます。
>「魔術師の古い呼び名だよ。神と契約を結び、その傍《かたえ》にいるから、〈かたえ〉」
(でも、実は友未さんのこのコメント、ある意味すごくスルドイ内容でして、のちのちに「ハッ」って思われるかもしれません……)
相応の義務への応援コメント
「俺の眉間をよく見てから言え」オーリがはじめて軽口を叩いた!ここまでで一番ずっこけた掛け合いでした。乗せられます。戦闘シーンなのに「もしかしたら負けるかもしれない」という心配がみじんもなかった友未は、ウネンとモウルが、戦闘中のふたりそっちのけで関係のない冗談でも交してくれないものかと不謹慎な期待をふくらませました(いや、現に他の事をしゃべっている)! 襲撃者さんたち、勝てると思ったのなら甘すぎましたネ。余裕です。殺さないのがジュヴナイル的良心ですが、友未ならどこかで誰か一人くらい重要人物を消してみたい気も …
作者からの返信
ずっこけありがとうございます! 他人とのやりとりにおいてオーリも内心では人並に色々と反応しているんですが、余計な波風を立たせたくなくて自然と無言、という感じなので、気心知れたモウル相手だと結構容赦なくツッコミを入れます笑 そのうちここにウネンも加わるようになるので、二人からツッコミを受けて拗ねるモウルを楽しみに?してください!
ガチ刃物を使っての戦闘、しかも倍の人数を相手、となると、やはり危険が大きいですからねえ。逆に、襲撃者達が余裕ぶっこくのもいたしかたないかと ( ˘ω˘ )
ジュヴナイル的良心というか、オーリがウネンに人殺しの場面を見せたくなかったのだと思います~。
穏やかな暮らしへの応援コメント
ようやく物語のスタート時点に帰ってきました!「異世界」であることを忘れてしまうほど身近な生活感ですね。ヘレーの過去も気になります。
作者からの返信
ありがとうございます! こんな感じで現在の状況へと繋がっていくのでした。
ヘレーの過去をはじめ気になるポイントは、この先どこかで必ず明らかになるのでご安心(?)ください!(最近読破された方に伏線回収を褒められたばかりなので気が大きくなっていますフンス)
生活感などは、我々と同じような身体を持ち地球と似たような環境で生きている限りは、人間の本質は大して変わらない、との考えのもと、設定した技術レベルに合わせてシミュレートしているので、違和感がなかったみたいでよかったです~。
薄闇の中でへの応援コメント
華やかなアクションや劇的な事件はないのに、確かな読み応えがありますね。「本編で一、二を争うしんどいシーン」に、深く頷かされました。「他でもないその母が穿った、心の奥の傷口から、血潮ならぬ命をぽたりぽたりと滴らせながら。」とか、カッコイイです。
作者からの返信
物語上どうしても必要なシーンとはいうものの、必要以上に読む人をつらい気持ちにさせたくはなく、しかし状況の深刻さはきちんと伝えなきゃならない、と、描写方法にむちゃくちゃ悩んだ箇所でした。そういった諸々を受け取っていただけて本当に嬉しいです。
カッコイイとのお言葉にも大喜びしております、ありがとうございますー!
嘘への応援コメント
味方と思っていた方が敵だった、というのはある意味、常道だとはいえ、やはりしてやられました!モウルとオーリにしても、そもそも頼もしい護衛であると同時にヘレーの追手でもあるという設定に妙味を感じます。盗賊たちが実は暗殺者だったと見抜いてみせたり、衝撃の傍点締めで決めるなど、この章はミステリーの面白さで一杯でした!
作者からの返信
ヤッターありがとうございます!! 楽しんでいただけたみたいで本当によかったです。
推理小説で育ってきたこともあって、私が書くものにはジャンル問わずミステリ要素がちょこちょこと顔を出しがちなのです。
次の章は過去回なのでそうでもないですが、そのあとは一章ごとに舞台となる町が変わり、ちょっとした問題を解決しながら大筋を進めていく構造になっているので、よかったら是非また彼らの旅路にお付き合いいただけたら。
城下にてへの応援コメント
やっぱり襲われた!一体、奴らは何者なのか …
「那辺」知らない言葉でした。
作者からの返信
臨場感たっぷりなご感想、嬉しいです、ありがとうございます!!
「那辺」は、どマイナーな言葉なのは承知の上で、「この言葉が死に絶えないように」という思惑半分(あとの半分は単に自分の好み)で敢えて使いました。意味を知らなくてもふんわりと雰囲気ぐらいは伝わるかなあ、気になった人は調べてくれるかなあ、と読む方に甘えてしまっている自覚は大いにあります。
私自身、読書を通じて知らない言葉を沢山仕入れてきたので、これぐらいはまぁええやろ、と開き直らせてください。
以前noteにこんな記事を書いたので、以下に記しておきますね。
【那辺】という言葉について https://note.com/typ1/n/nc2625eaeb3f1
双頭のグリフォンへの応援コメント
GBさま。「楽園の手」—— 初めて拝読して強いインパクトを受けたGBさまの作品がこちらでしたので、友未の中にGBさま=SF作家という思い込みが出来上がってしまっていました!あらためて作品目録を確かめさせて頂いて、ものすごく遅まきながら、主戦場は異世界ファンタジーだったのだとようやく気づかされました。しかも、「コレクション」を拝見させて頂いたところ、含まれる7作品が「同一世界を舞台とする物語」とあるではありませんか!「九十九の黎明」はおそらくその中心とも呼べそうな生涯作品ではないかと拝察いたします。
「異世界ファンタジー」、実は、友未の最も苦手なジャンルのひとつでした😅!子供時代はそういう本や映画が大好きでしたし、テレビゲームのロールプレイングなどは今でも時々楽しんでいるのですが、日本中、また、世界中、これだけ呪文や指輪だらけになってしまうと流石にあらためて読むのが億劫になってしまっています。宇宙やメルヘンがよくてなぜ中世や異郷がだめなのかと言われると確かにその通りなのですが、なぜか世界観に浸りこめないものを感じてしまうようです。
「九十九の黎明」、日本や中国、韓国などの古史を背景に展開される歴史ドラマにも通じるような面白さがあり、キュートな「ぼくっ娘」の主人公が好きでした。ただ、パーティーやその家族たちが善人だらけなことや、話の展開が友未の好みからは若干おとなし目な寂しさもありました。これだけの大作ですので、ゆったりと、ていねいに語られて行くのが自然ですし、ライトノベルのように戦闘や恋愛だらけでも困るのですが、多くの謎に導かれて進んで行く冒険そのものの面白さに比べて、人対人の共感や反発、ものの見方の違いなどへの踏み込みが幾分淡白な気がするのは、物語がまだ序盤であるせいでしょうか。
企画とは別に、この先も、のんびりと読み継がせて頂きます。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます!
ファンタジー以外も書いているんですが、言われてみれば、カクヨムにはあまり掲載していませんでしたね。今数えてみたら、完成作品のうちファンタジーは三分の一もありませんでした。とはいえ、それだけ作品数に差がありながらトータルでの文字数はファンタジーのほうが幾分多いので、主戦場がファンタジーという印象を抱かれるのは当然だと思います。
(といいつつ、SFファンタジーだったりミステリファンタジーだったり、ジャンル分けに悩むものが少なくないため、「ジャンル:GB」とよく嘯いているという笑)
この作品は、私が意識して書いた初めてのジュブナイルです。十代の子供達に向けて、十代の自分が読みたかった物語を、魂込めて全力でものしました。
あれこれと書きたいこと伝えたいことを特大の風呂敷に山盛りにしたせいで、畳むのにたくさんの文字を費やすことになった次第です。
序盤がゆったりとしているのは、描写をイチから積み上げているせいもあると思います。ファンタジーにまだ慣れていない子にも読んでもらいたい、と思ったのです。製本したものを小五の甥っ子に渡したのですが、お蔭さまで好評でした。
歴史ドラマっぽく思われたのは、文化や習俗について触れているからかもしれませんね。世界を、歴史を紡ぎたい、という、私の趣味も多分に含まれています。
読み進めるうちにある時点で物語の印象がガラリと変わることになると思いますが、そこまでお付き合いいただけたら、幸甚です。
丁寧なご感想を、そして素敵な企画を、ありがとうございました!
双頭のグリフォンへの応援コメント
拝読いたしました。
少し気になる点がありました。それは戦闘描写において人物名が連続している点です。「グリフォンが」・「オーリが」と短い文にこうも重複してしまうと、少しばかり読みにくい印象でした。主語+述語で「Aは~した」という文は、誰が何をしているのかという点においてはとても分かりやすいのですが、主語が文章の主体にあるため、戦闘描写自体が不明瞭となってしまう場合があるのです。
しかし戦闘描写の臨場感は卓越したものを感じました。文章が窮屈そうには感じましたが、情景はありありと思い浮かぶものがありました。
それと考察です。暖かい目で見てくれると嬉しいです。
ヘレー宅の裏には小さな墓がありました。その『小さい』という形容詞から、その墓には子供が眠っているのだと思います。異世界は海外同様に埋葬する習慣があるとそういう風に認識しています。ただ死体は見つかっていないが、死んだという結果のみで、墓を立てている可能性は拭えないのですが。
もし墓にヘレーの子供が眠っているという想像が正しい場合、それはそれで疑問が浮かびます。ただ、ミスリードであるかもと疑ってしまいます。
まだまだ謎は深まるばかりです。面白かったです。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
以前のコメント返信でも書いたとおり、戦闘描写に改善の余地があるな……とは、自分でもしばらく前から思っておりました。が、キャラ名連発については盲点でした。貴重なご意見をありがとうございます!
(今まで全然気づいていなかったの、もしかしたら翻訳ものばかり読んでいたからかもしれません……と責任転嫁めいたことを思ったり)
ちょっと脳みそをリセットして、描写を一から見直してみました。あまり大胆な修正はできませんでしたが、これが私にとっては現時点でのベストです。
考察もありがとうございます!
ヘレーの「亡くなった子供」の裏付けとしてオーリが語った、小さな墓。気に留めてくださって嬉しいです。この疑問は次の章で解けるでしょう。
小さな謎とその答え合わせを繰り返しながら、物語の大きな流れを繋いでいく構成において、こうやって謎を拾っていただけるのが本当に幸せです。
秘伝の書への応援コメント
―――考察です
ウネンのみに聞こえる囁き。彼がそれを感じる際に、『濃密な森の香り』という表現が多様されるので、声の主は森にいるのでしょうか。その時、主人公はヘレーという人物を想像するのも奇妙なのでもしや!と思いました。
ヘレーという人物にはかなりの謎がありますね。見たこともない薬や治療法を使う人物ですか。子供を亡くしているという点もかなり興味深いです。詳しいことは言えませんが、ある欄を見て「あーそういうことか」と一人で納得していました(思い違いなら恥ずかしい///)。それならそれで気になる点があるのですが…
しかしその『秘伝の書』とはいったいどこから来たものなのでしょうか。ヘレーが記したのか、それとも他の何かなのか。疑問は深まるばかりです。
作者からの返信
考察をありがとうございます!
謎の囁きについて、森と関係があるのであろう、と頭の片隅に置いておいてほしいと思っていたので、拾っていただけてとても嬉しいです!
ヘレーはある意味一番のキーパーソンなので、興味を持っていただけたら、との一心で書いておりました。そのうちに記述が描写になってきますが、執筆時に情報の出し方に苦心した覚えがあります。
気に留めておいてほしいポイントを確実に拾っておられるご様子、流石だと思いました。
編集済
謎の囁きへの応援コメント
この度は『考察しがいのある、鳥肌もののファンタジ―が読みたい!』企画に参加いただきありがとうございました。
一章ほど拝読いたしました。
かなり細かく世界観が作られていてかなりの好印象でした。ただの小説なんかではない、設定が練られた作品であると思ったのが第一印象でした。また描写の書き込みも多く、じっくりと読み進めていくと味わい深く感じました。
一方でその書き込み量が多いことがこの作品が読みにくいと感じてしまう理由の一つではと、個人的ではありますが思ってしまいました。まず作品設定や新しい登場人物、書き込みの多さに目が滑ることがありました。じっくり読み進めれば分からないこともないのですが、この文字数で状況を理解するのにはかなり困難でした。情報の波がごちゃごちゃとしているので、あなたの文章力なら綺麗にまとめられるのではと思いました。
そしてバトル描写ですが、これまた状況描写が多く坦々と説明していたと感じました。だからでしょうか、私がバトルシーンを想像するのにかなり間を置く必要がありました(私の読解力のなさが原因かもしれませんが)。描写を明快にし、そこから脚色なり描写なりをこだわる方が、まとまりは生まれるのではと思います。
おすすめレビューを見る限りだと、ちゃんと物語を理解している人が多いので、時間をかけて読み進めれば、あなたの作品の世界観に引き込まれるのかと思います。重厚な世界観には何者にも代えがたい価値というものがあります。それはあなたの作風や、この世界を形作る謎のおかげでしょう。読み応えがかなりあり、没入感も素晴らしいので良い読書となりました。そしてかなりの謎が挿入されているので、ここからどうなるのか楽しみにしております。
もう少し読み進めようと思っており、引き続き応援コメントにも感想を残していくつもりなので、良ければ返信いただけると幸いです。ある程度進んだ時にレビューしようと思います。
応援しています。
作者からの返信
このたびは興味深い企画を立ててくださりありがとうございます。
ミステリ仕立てのファンタジーは作者としても読者としても大好物なので、一も二もなく参加させていただきました。折を見て他の参加作も見てまわろうと思っています。
書き込みが多くて目が滑る、とのお言葉は、ある意味ごもっともだと思います。自分でも叙述にもう少し整理の余地があると思いますし、あと、書いた原稿をそのまま、WEB用の空白行を入れずに掲載しているせいで、文字列が切れ目なく続くからかな、とも思います。
(空白行については、私は普段から書籍準拠の書き方をしているので……)(カクヨムは縦書き表示がとても見易いし、私がよく読む作品も詰め詰めが多いし、私も原稿のままいけるかな、と思った次第です)
バトルシーンも、仰るとおり改善の余地がありますね。このあたりもちょっと見直してみるつもりです。
今日はこれから1日外出の予定なので、続きにいただいたコメントへの返信は明日以降になってしまいますがご容赦ください。
ご高覧ご感想ありがとうございました!
ありのままのへの応援コメント
久々にお邪魔して、なんだかとても心が満たされました(*´ω`*)
いつもかっこいいイレナが密かに抱いていた乙女な部分を知ることができて嬉しかったです。
そしてイレナにとってもウネンはかけがえのない存在だというところも感じられて、二人の友情も尊い…!と思いました。
そして「こんな話が読みたい」リクエストの募集に「えっいいんですか!?」と嬉しく思ったものの、
番外編で色々と見せて頂いているのもあり今パッとは浮びませんでした…^^;
何か思いついたら、どこかでこそっとお伝えしたく思います…!
作者からの返信
尊い、をありがとうございます!!
イレナもウネンほどではないですが、この世界この時代の世間一般の女の子からはちょっと外れた存在で、その上で世間と価値観を共有しその中で生きてきたため、色々と悩みは尽きないのでした。乙女なイレナも書くのがとても楽しかったので、お言葉がとても嬉しいです!
番外編とか追加エピソードとか、誰に言われなくてもちょこまか好き勝手に書いていますが、「このキャラが好き」なんてコメントをお見かけするだけで勝手に ソワァ となっている単純な私です (´▽`)
リクエストされたら絶対に書く、とはさすがにお約束できませんが、何かあれば是非ぜひ教えてくださいね~!
双頭のグリフォンへの応援コメント
こんばんは。
コメント失礼いたします。
以前から拝読させていただこうとブクマだけはしていたのですが、カクヨムコンに参加されていることを知り、微力ながら応援に参りました。
そして、ギリギリで申し訳ありません。
タグに児童文学とありましたが、雰囲気は王道ファンタジーでありながら、主人公の測量や謎の囁き声、そして失踪したへレーさんなど読み応えのある要素が満載でとてもワクワクしております!
皆さん魅力的ですが、オーリさんの滲み出るいい人っぽいオーラがとても気になっております。
続きもまたお邪魔させていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
カクヨムコン応援、ありがとうございます! お星さまは勿論ですが、こうやって読んでいただけるということがものすごく嬉しいです、ありがとうございます! 参加して良かった……。
私は基本的に、自分が読みたい物語を書いているんですが、この物語は現在の自分だけではなく、かつての自分が読んでいた、読みたかったものを思い返して書きました。楽しんでいただけることを全力で祈るばかりです。
オーリ、愛想がない上に無口なため描写の仕方に悩みまくっていたので、オーラを感じていただけたことに大喜びしています!
長い物語ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
双頭のグリフォンへの応援コメント
コメント失礼します。
ゆっくりペースですが、タイムラインでお見かけしてたので読んでいました^^*
測量技術を使った職業も面白いですし、失踪したヘレーさんの謎も深まるばかりです。
双頭のグリフォンは「あんたら偽物だったんかーい」と内心ツッコミましたが、オーリさんとモウルさんのバディ好きです。キャラクターがみんなそれぞれの良さがあっていいですよね^^*
ゆっくりペースになりますが、また読みにきます。
作者からの返信
コメントありがとうございますー!
長い物語なため、読み始めるのに気合いが必要だったことだと思います。読んでくださりありがとうございます!(そしてツイッタで話題にしてくださった方々にも多大なる感謝を……もう全方位に足を向けて寝られません……)
測量や地図の話もですが、バディものとかボーイッシュな女の子とか、好きなものをあれこれ詰め込んで書きました。楽しんでいただけたらいいなあ、と祈っています。
思わせぶりに語られている謎もきちんと回収いたしますので、どうか安心して、のんびりゆっくりお付き合いいただければ幸いです~。
役目への応援コメント
わー最後の二人の台詞が良いです!
確かにモウルの性格、「自覚あったのかよ」って思っちゃいました(笑)
周りにどう思われようと、自分の性格が大好きって…モウルらしくていいですね。
(周りからすれば迷惑なのかもしれませんが、そう思えるのはちょっと羨ましい…^^)
作者からの返信
ありがとうございますー!
知識欲旺盛な上に手に入れた情報を分析せずにはいられないモウルなので、自分の性格もそれなりに把握している(つもりでいる)のでした。
自信家だからこういうことを臆面もなく言ってしまうというのは勿論ですが、それとは別に、理想とする自分であろうという意識が彼にこう言わせている面もあるだろうな、とも思います~。
編集済
紲《きずな》への応援コメント
おおっ!プライベッターを読むことで、この話の最後の一文と…「罪人をしばる縄」という言葉の意味が、突然心に響いてきました!
マンガスの髪が長いこともうろ覚えで…おそらくこの話を読むだけでは私は全てを理解できなかったので、解説頂きありがたいです。
(あの名前をパスワードで入力して入れる展開にも、ちょっぴりワクワクしました^^)
作者からの返信
このエピソードばかりかプライベッターも読んでくださりありがとうございます!!
本編ではヘレーの長髪についてはちょこちょこ話題に上げていましたが、マンガスに関してはほぼほぼ伏線扱いだったので、印象が薄くても全然無理ないと思います。最後の一文に気を留めていただけてとても嬉しいです!
パスワードでちょっとした「再現」感が味わえるの、楽しいですよね。思わぬ効果に自分でもニコニコしています~!
編集済
友の声への応援コメント
「彼」…ガルトゥバートルさん(名前が思い出せず、少し本編に戻りました笑)、孤独な一生だったのだろうと今話を読むまでは想像していましたが、「ナイズ」が一緒だったのですね…!
この話でそれを感じられて、良かったというか、少し安心しました。
そしてこの話の彼からは、どこかウネンに似た雰囲気を感じました。年老いても一人称がウネンと同じ平仮名の「ぼく」だからかな…?(モウルは漢字の「僕」だったので、もしかして…)
思えばウネンが「ぼく」と言うのは女の子らしく育てられなかった影響からかと思っていましたが、この彼の影響があるのかもしれない、とこの話を読んでふと思ったりしました。
作者からの返信
そうなのです。孤独には違いなかったでしょうが、かけがえのない友人がともにいたのでした。彼に心を寄せてくださってありがとうございます!
(実は私、学生時代に翻訳小説を読み散らかしていた時、カタカナ五文字以上の名前を把握しきれなくなり「ギから始まる五文字の人」「アから始まって真ん中あたりに小さいツがある六文字ぐらいの人」という認識で読み進めることが少なくなくて、だから自分が書き手にまわる時は、極力名前を短めにするようにしています。
ガルトゥバートルは「別に名前を憶えてもらわなくてもいいや」と思って文化的側面を重視してつけた名前なのですよ。お手数をおかけいたしました~)
仰るとおりウネンの一人称は、性別不詳な雰囲気を出したかっただけでなく、彼に寄せる形で決定しました。気づいていただけて嬉しいです!
連載開始二箇月前のファイル(たまたま手元に残っていました)では、なんとウネンは「わたし」って言ってるんですよね。今となっては信じられません……。
編集済
真実はここにあるへの応援コメント
モウルがモウル過ぎて、最後までモウルだったみたいな感想が出て来るラスト! でもその子供みたいな性格と、猫のような好奇心、飄々とした部分とかまってちゃんな所、全部ひっくるめて好き!
でも暴走する彼のマントの裾を踏むようなオーリと、ツッコミを入れるウネンがいなければ、この人ちょっとどうなの・・・?という部分もあったので、やはり三人いてのモウルだなあと思った次第です。
黒髪になったウネンが少し髪を伸ばすだけでとんだ美少女のような気がするので、今後のオーリとモウルの反応が楽しみです。
ほんの一行ですが、森の賢者は書庫の魔女となった人の事、好きだったのかなあと漠然と感じる部分があって、この物語のあちこちに愛の煌めきを感じた次第です。
細やかな伏線が張り巡らされていて、モウルと神様が雷が嫌いという小さなものから、距離が離れると術が弱くなる札の事とか、随所でちゃんとラストに繋がるヒントが散りばめられていたのを、読了すれば気付くという構成がとてもお見事でした。二周目も変わらず楽しめました!
違う大陸に降りた司令船の存在もあるから、あちら側のお話も想像できるのも素敵ですね。
作者からの返信
モウルは最後までモウルでしたね! 私も彼を書くのがとても楽しかったです! 気に入っていただけて本当に幸せ~!!
モウルのマントの裾を踏むオーリw たとえが的確すぎて最高です! これモウルが勢い余って顔面から転倒するやつですねww 「何をする」って怒っても、ウネンもツッコミでとどめを刺してきて、一人拗ねるしかないモウルが目に浮かぶようですw つよくいきてモウル。(でもホント「この人ちょっとどうなの・・・?」には同意しかありません!)
ウネン自身に見た目の美醜に対する関心があまりないため、作中ではなかなか明言する機会がありませんでしたが、母親譲りの整ったお顔をしているという設定があるので、髪を伸ばしたら……(*´艸`*)
これからの彼らの関係については、今のところ敢えて設定せずに置いてあるので、是非自由に想像してみてください!
森の賢者と書庫の魔女のエピソードも、また機会を見つけて番外編に仕立て上げたいものです。
伏線を拾い忘れないよう、メモファイルと首っ引きでの執筆でした。すごく丁寧に読んでくださって、苦労が全部報われた気がします! 海の向こうにまで思いを巡らせていただけるのもとても嬉しいです。
隅から隅までありがとうございました!
最後のわがままへの応援コメント
お父さんーーーー!
娘が目の前でこんな目に合ってるのを見てしまえばもう、この腕がちぎれようとも! といわんばかり。
モウルもオーリも頑張ってるけど、ここはやはりヘレーだったか…!
オーリが狼で錯乱したときとちょっと通じるものがありますね。ここにも親子がいる!
奥さんを助けられなかった悔しさとかもあって、これ以上失ってたまるかという底力だったのかもですね。ウネンが助かる事でヘレーの過去の傷も、少し楽になっていくのかもと思いました。
ウネンがお母さんの事思い出してる時ちょっと泣いちゃった…。その後の「自分の事を忘れないでほしいから」とかも、こんなん涙腺ゆるみまくりですよもう。
作者からの返信
オーリもモウルもウネンを助けたい気持ちは全然負けてはいませんでしたが、ここはヘレーでなければならなかったんですよね……。
彼にとっては、ウネンは勿論のことオーリもモウルも守るべき子供達なんですよ。随分長い間その使命に背を向けてしまっていましたが。ここぞという場面でちからを振り絞ることができてよかったね、お父さん。これからが大変だぞ頑張れお父さんw
ウネンが母親を思い出すシーンは、故郷で過去と向き合うことができたからこそ入れることができました。ウネンの母に対する想いは複雑すぎて、明確に言葉で言い表せなくて……、でもそこをまるっと受け取ってくださってありがとうございます!
ウネンの「忘れられたくない」は、渾身の場面でした。一連のやりとりが書けて幸せです!
里長と嗣ぎ手への応援コメント
オーリにも葛藤があるんだろうなあと。ウネンがもし存在していなければ、ヘレーを見つけた時には間髪入れずに殴ってそうですよね。
秘密を抱えて、人には知らせる事ができず、守るべきものは一体何かと揺らぎながら、こじれた関係がほどけていく回でもあったのではないかと。逃げ出してしまったという事実と弱い自分を認めるヘレーも、許すと決めたオーリも、お互い勇気を出したなあと。
そして今更ですが書庫の魔女、森の賢者という呼称が実はすごく好きだったりします。
作者からの返信
オーリ、葛藤はありありだったと思います。父親の影響か元々は頭脳労働向きな性格をしていたはずなんですが、剣で食べていくのを選んで以来しっかりと肉体言語を取得しているため、出会い頭にぶん殴っていたでしょう。さすがに手加減はすると信じたい……。
この回は、幾度となく彼らの心情をトレースし、突き合わせ、納得のいくまで三度ほど書き直しました。ある意味、彼ら父子にとって心の旅路の終着点でもあったのです。立ち会ってくださってありがとうございます!
書庫の魔女と森の賢者という呼称、自分でもとても気に入っているので、そう言っていただけて嬉しいですー!
秘する者どもへの応援コメント
ウネンってさらりとそういう事言っちゃう! 不意打ちを食らったオーリとモウルの反応がかわいい~。
そしてしれっと自分の隣にウネンを座らせるモウル…。ヘレーから話を聞いてウネンにも聞かせる事を考えると順当と言えば順当だけど、隣に座らせるのかあ!って思っちゃったニッコリ読者。
作者からの返信
ウネンには、ここぞと決め台詞を言ってもらいました! お兄ちゃんキラーです。片や表情筋が運動不足、片や照れ顔なんて見せたくない恥ずかしがり屋、ですがw
モウルが自分の隣を選んでウネンを座らせたの、しっかり気づいてくださいましたね! さすがです!
頑張って「いや、別に、わざとじゃなくて、順当ですヨー」という顔をしているので、ナイショにしておいてあげてください~。
破戒への応援コメント
マンガスだったときに「エレグは廃人になった」と最初に説明していたけど、それはソリルさんを見て知ったからなんですね、廃人になるって…。どうなるか、目の当たりにしちゃったんですもんね…。
大切な人を奪った存在を憎く思うのも当然だし、エレグの苦しさとか怒りとかすごく辛いところ。敵だけど、そこまでになってしまった理由が納得できるものだから。このあたりのエピソードも結構辛いですよね。
でも、だけど。他の誰かを不幸の道ずれにするような未来なんて許されるはずもなく。
作者からの返信
そうなんです、嘘の中に混ぜられた真実だったのです……。
彼にとって、この十五年間は途方もなく長い年月でした。実は彼女は最初は完全に寝たきり状態だったのですが、彼は介護の傍ら研究を続け、なんとかこのレベルまで回復させることができた……のが、もう十年以上前のこと。
既に彼自身には未来など存在しなかったのかもしれません……。
白銀の仮面への応援コメント
ウネンの今まで言えなかった「お父さん」の言葉は重みがありますね。
ここに到達するまでに、モウルかオーリと結婚するとかの無茶をして里に入るとかするかもしれないとうっすら考えたりしてたんですよねw恋愛要素がないのにどうするんだろうって…。
でもウネンにはヘレーがいました!
ずっと里に入るのには結婚しか選択肢がないと思っていましたが、親子になるというのも家族になるという事ですもんね。
なるほどそうきたか!という感じです。
作者からの返信
ついに言えました、「お父さん」って。
このシーンを書いた時、とても感慨深かったことを思い出します……。ウネンの旅の、一番大きな目的ですから。
結婚についてのあの会話は、この場面の前フリだったわけですが、しっかり受け止めてくださってありがとうございます!
その上で「そうきたか!」と言っていただけたことが、すっごく嬉しいです!ヤッター!
対決への応援コメント
モウルすごいー~(∩´∀`)∩
風を使ってのわざ、流石に見事の一言ですね。途中で術にかかりかけた時のウネンがぐらぐらしててちょっと可哀相にな感じでしたが。
モウルが力を使い果たしてぐんにゃりしなくてよかった…。というかお城の中に充満する薬を吹っ飛ばしてもぐんにゃりしないということは、ウネンがおぼれた時どれだけ力を使ったのかって感じですね。
作者からの返信
ありがとうございます~! ◝(⁰▿⁰)◜
一番効果的なタイミングをモウルは狙っていたわけですが、オーリやウネンが調子を狂わせるのを見て、内心焦っていたと思います。自分が術を放てば二人は元に戻るはず、と信じていたでしょうが、精神的にもかなりしんどかったんじゃないでしょうか……。よく頑張ったねモウル。
城郭は広いですが、気体相手だからなんとかなりました。
水は……重いですからねえ。たぶん、もう二度とあんなことはしたくない、と思っていることでしょう。
力を合わせてへの応援コメント
この部分で一番きついのはモウルのはず。憧れのお兄さんがそんな事になってるなんて…と。
そんなはずはない、というのを繰り返し自分の中に叩き込んでいるような意地っ張りな所が、モウルの強い所かもしれないですね。意地でも本当の真実を知るまではそれに感情を踊らされてたまるものかっていう。
モウルのモウルらしい一幕だったなあと(そしてまたモウルについての感想をのべてる読者)。
オーリ、ウネンにつられているのか、なんだかよく笑うようになりましたね~。
作者からの返信
「そんな馬鹿な」と。「まさか」と。にわかには信じられない突然の知らせに、モウルは必死で「そんなはずはない」に至る根拠を探し求めていたと思います。
そして、「信じられない」気持ちの裏に「信じたくない」という自分の感情のバイアスを自覚して、結論を棚上げにしたのでしょう。まさに、
>本当の真実を知るまではそれに感情を踊らされてたまるものか
と。冷静な判断力に並々ならぬ矜持を持っていますからね、モウルは。
素直じゃないと思っていたら変なところで素直だったりする彼なので、深堀りしていただけるのがすごく嬉しいです! ありがとうございますー!
オーリは赤狼の件を経て、ウネンを構うのを遠慮しなくてもいいんだな、と思うようになっているので、笑む回数が増えたのはその余波かもしれません。
救出への応援コメント
ウネンの事をずっと心配してたから、助け出した後は本当にしっかり抱いてないと落ち着かなかったのかもですねオーリ。手をつなぐぐらいじゃ心もとないというか。
実際ウネン、結構ふらふら状態だったので、しっかり抱っこして移動したのは正解だったみたいだし。
オーリのレア笑顔も(*´Д`)
しかし改めてモウルのわざは見事ですねえ。ピンポイントに狙っていく器用さ!
さりげないハンカチの渡し方、泣き顔は見ませんよ、と言わんばかりの行動。紳士~。
作者からの返信
このシーン、漠然と「オーリはウネンを抱えたまま移動するだろうな」と思ってそう書いたんですが、なるほど。しっかり抱いていないと落ち着かない。仰るとおり、心もとなさは確かにあったと思います! きっと「絶対無事に連れて帰る」って意志の表れでもあったんでしょうね……。
オーリの笑み……あまりのレアさに、書きながら自分でも「笑った!」って思っていましたw
モウル、自分だったら泣き顔を絶っ対に見られたくない、と思ってのこの行動です。結果として紳士になりました (*´艸`*)
王都ヴァイゼンへの応援コメント
オーリの髪質と色はお母さん似なのかな? ヘレーさんは枯草色だけど、髪質も枯草だったのか(;・∀・)
酔っぱらったウネンが可愛い~。楽し気に浮ついてる感じ、ご機嫌で。普段はかなり遠慮が見えたりするから、無邪気な子供っぽさを出せてるのは読者的には嬉しい。
モウルも色々言ってるけど、実際は面白いなあ、可愛いなあって思ってたのでは!?
作者からの返信
仰るとおり、オーリの外見は母方の血を色濃く受け継いでいます。
実は「笑顔は父親似」という設定なのですが、ほぼほぼ作中で使う場所がありませんでした。なんという難易度の高さ……。目や眉などパーツの形は母親に似ているんだけれど、配置は父親似、なんですね、きっと。
酔っぱらってかぞえてんぐになるウネンは、書いていてもとても楽しかったです!
モウル、ウネンが飲んでいるのがお酒だと知った時は慌てていましたが、どうやら健康被害まではいかなさそうだ、とわかったあとはひたすら面白がっていたと思います。翌朝のこの機嫌の良さから、色々察していただければ (*´艸`*)
真実はここにあるへの応援コメント
わーついに読み終わってしまいました!
この作品に出会ったのが4月末だったので、噛み締めるようにじっくりゆっくり読んでしまって気づけば半年もかけてしまいましたが、その分感慨深い思いでいっぱいです。
最後の方はもうすぐ読み終えることに寂しい気持ちもありつつ…とはいえ最後まで先の読めない展開で、とても面白かったです!
GBさまが児童文学の企画に参加してくださり、私の作品も訪ねてくださったことでこの作品に出会えたので、感謝しています!とても好みの作品に出会えて…この半年間、『九十九の黎明』という楽しみがあって幸せでした。
いろいろ言いたいことがありすぎてまとまりませんが…残りはあまり書き慣れていないレビューコメントの方ででも書きたいと思います。
黒髪になったウネンのその後も気になるところで、海の向こうへの旅…そしてウネンの本業?の地図を描く旅も見たいなんて思いつつ、どんな話が待っているかワクワクしながら、番外編の方もゆっくり拝見したいと思います!
作者からの返信
最後までお読みくださりありがとうございます!! 長い旅路でしたが、楽しんでいただけたみたいで本当に良かったです。ていうか、「好みの作品」と言っていただけたことが、何にも増して嬉しいです!
私もほのなえさんの作品と出会えて幸せです。その節は、素敵な自主企画をありがとうございました。
レビューもありがとうございました! 過分なお言葉に転げ回る勢いで喜んでおります!!
番外編にも興味を抱いてくださって恐悦至極です。また彼らに会いに来てくださるのをお待ちしております!
繋がる糸への応援コメント
ウネンも一人ぼっちだから、オーリが自分を妹扱いしてくれる=オーリが兄っていうのは嬉しくてくすぐったい感じがしそうですね~。切れてしまった家族の絆が、別のところで生まれて繋がっていくみたいな。
オーリが目覚めた途端、モウルも元気いっぱいになってるところ、わかりやすくてかわいい人だなと思いました。
オーリの傷が癒されて行くのは、記憶を取り戻したこれからが本番だと思いますが、こんな風に傍にいるモウルやウネンの存在が力になりそう。
母の死の原因を作ってしまった罪の意識や後悔の色々を、自分を守って散った母を誇りに思う意識が上回り、その母の強さを自分の中に落とし込めて力にできたらいいなあと思うのでした。
作者からの返信
家族というものに憧れを抱いていたであろうウネンにとっては、オーリが自分を家族と思ってくれていたことが、それはもう嬉しかったに違いありません。そういったことに自分がまったく気づいてなかったから、余計に照れくさかったかもですね!
モウル、態度を取り繕うのを忘れるぐらいに消耗しちゃってたんですね……(*´艸`*)
オーリへの思いの籠ったお言葉もありがとうございます! 心を寄せてくださって、すごく嬉しいです!!
すべての始まりへの応援コメント
泣き虫モウルの成長。モウルの姉との別れが一気にかすむこの悲劇。
オーリの心情の変化も複雑ですね。憧れのお姉さんに頼まれたように、泣き虫モウルのために頑張ってやろうと思っていたものの、モウルは急に大人びて自分の助けを必要としなくなっていて、しかも高みに向けて歩みはじめている。
そんな中、自分は父のような医師になるのかこれといって強い意思では決めきれていない、みたいな。
そこにこの事件。
この記憶は無くしてて正解な感じがしますね。心と体が育ち、そして支えてくれる人が揃い、それに耐え乗り越えられる環境が整うその日まで。
作者からの返信
サブタイトルどおり、まさに「全ての始まり」なのでした。物語のアンカーとなるべくズッシリ重いシーンでしたが、見届けていただけて嬉しいです!
オーリの心情をつぶさに、ていうか「憧れのお姉さん」まで見事に受け取ってくださってるの、流石です!
記憶を失くしたこと自体は、オーリ自身は淡々と受け止めていたことでしょう。もしかしたら、取り戻せるとも思っていなかったかもしれません。
そしてきっとモウルは、オーリが山に入るたびに「思い出しませんように」と祈っていたことと思います。
殴り込みへの応援コメント
さすがは恥ずかしいけどカッコイイ二つ名がつけられるコンビ!強いですねえ。
ウネンを追いかける二人の緊張感とか必死な感じがすごく伝わってきました。お兄ちゃん’s頑張ってーという感じで読んじゃうこのエピ。
マルセルとテオはやっぱ凸凹どつき漫才コンビですね・・・(笑)
作者からの返信
〈双頭〉のグリフォンですからね! その強さは〈相当〉ですよ!
(ここに「審議中」のAA)
基本的にウネン寄りの視点で描写をしてきたため、オーリとモウルの追跡を振り返るこのシーンを、どういうふうに書き表すか結構悩んだんです。
結局、視点を二人に寄せることはせず、例えるならばカメラを二人の外側に置くようにして、表情や動作で彼らの心情を書き表すことにしたのでした。しっかり読み取ってくださってありがとうございます!
マルセルとテオは本当に書きやすくて、油断するとどんどん話を脱線させてしまいそうになるので、抑えるのに苦労しましたw
嘘から出た誠への応援コメント
ウネンがヘンゼルとグレーテルの技を使った・・・!
そしてレヒト氏、びっくりするぐらい口車に乗せるのが上手い・・・! 時間稼ぎにもなってるし、実際に口のレベルで頭が回る人なんですねえ。上手くウネンがこれ以上暴力にさらされないように誘導するとか、なかなか良い人ではありませんか。いよっ!商売人!
そしてここで真打登場か!? と思わせる引きで、続くってところが心憎いわぁ・・・ページをめくらずにいられない!
作者からの返信
なんとか小鳥に食べられずにすみました! >ヘンゼルとグレーテルの技
古道具屋さんのエピソードには、むちゃくちゃ脳みそを使いました……。頭の回転の速さと荒ぶる発想力とを、きちんと書き表すことができていたのなら幸せです! ありがとうございますー!
〈かたえ〉である者への応援コメント
旅の途中のちょっとしたエピソードと思いきや、いろんな要素がてんこ盛りの章でした。”神とは”何かに近づいていくところに、物語がぐっと前に進んだ感じがします。
なぜこの章が推理物ぽいのかなあと考えながら読んでいたら、モウルが探偵、オーリが探偵に全幅の信頼を置く警部、ウネンを探偵の助手という役割に据えるとすごくぴったりな感じだからですね(笑)
探偵、大活躍でした・・・!
大きな物語の中で、章が読み切り短編のように起承転結でまとまっている事も、ついつい一気読みしてしまう理由かもしれないです。
作者からの返信
「モウルが探偵」というところまでコメントを読んで、頭の中に「助手のウネン」がスッと出てきたんですが、「オーリ警部」は不意打ちでしたw 宮仕えオーリw でも確かにそんな感じですね!
事件を解決するだけしてご満悦な探偵。一方、新聞記者に説明したり報告書を書いたりと後始末に奔走する警部……やはり苦労性ポジションになってしまうのかオーリ。
短編連作のようになるのは、やはり彼らが旅をしていて舞台が移動するからですね。いい効果が得られているなら、嬉しいです!!
よそ者を見る目への応援コメント
この章、ちょっと雰囲気がミステリーというか推理アドベンチャーみたいな感じで、聞き込みに伴う周囲の話のヒントをまとめあげていく感じがとても面白いです。
モウルの子供の頃のお話も、モウルファンにとってはご褒美ですね!
相手がウネンだから、つぶさに語ったのかなという気も? こういうところで、モウルにとってウネンはちょっと特別なのかなという気にさせますね。
作者からの返信
わー、ありがとうございます! 実は私、推理小説で育ったようなものなので、なんだかとても嬉しいです!!
ちびっ子時代の話は、「ここからああいうふうに育つんだな……」と考えるのも楽しいですよね!
モウルにとって、ここまで長期間一緒に生活をした人間は、家族とオーリ以外ではウネンが初めてなんですよ。素のひねくれた態度を見せても、存在を拒否せず遠慮なくツッコミを入れてくれるし、この章の頃にはウネンのことを「自分が構うことが許されている人間」だと認識して、かなり安心していることと思います~。
二人の少女への応援コメント
モウルが雷でしょんもりしているのが普段と違っててよいですね。元気だと毒舌が過ぎるので多少大人しくなると可愛い感じになっちゃう。
怖がってるという感じではなくて、テンションが落ちまくってるって感じではありますけど。
私、コメントでモウルの感想ばっかり書いてる気がしてきました。モウルウォッチャーを名乗るべきか。
作者からの返信
モウル、いつもは毒舌で二人をつっついていることが多いから、しょんもりしているのを書くのが楽しかったです。
「もう好きにしてくれていいよ……」の台詞は、「構ってもらえる、とは思ってるんだな……」と思いながら書いてました (*´艸`*)
モウルウォッチャー、光栄です~! こんな奴ですが末永くよろしくお願いします!
満天の星の下でへの応援コメント
ウネン、賢い子ですねえ。ヘレーもこれは教えがいがあった事でしょう。
モウルがまた構ってもらいたくてちょろっと寄って来てる所が可愛かったですね(笑)
ウネンにとっての疑念が詳らかになったのは良かったかも。怪しい二人が制限のせいで怪しくなっていたと理由も明らかになって、読者もウネンも安心するエピソードでした。
毎回三人、同じ部屋で寝泊まりしている様子ですけど、身支度の際は時間差を作ったりしていて、ちゃんとウネンを女の子として扱っているところが紳士だなあとか、細かい所にニコニコしてます。
ウネンの重い過去を慮って、負担にならないように支えて守ってやろうとしている所も随所で滲み出てるし。
作者からの返信
構ってもらいたいモウルw ここ、「さびしんぼかよ」とツッコミを入れながら書いていました。
たぶんモウルは、好奇心の赴くままに祭の話とか土俗的なあれこれをそこらへんの人から聞き取っていて、オーリとはぐれたんだろうと思っています。自分にやりたいことがあればそれを優先するくせに、手持ち無沙汰になったらオーリやウネンを探し始めるんですよ……。
物語を組み立てるにあたって、ここのエピソードに振り分けていた情報というか役割を、見事に読み取っていただけて、むちゃくちゃ嬉しいです!! 物書き冥利に尽きまくりです、ありがとうございます!
ウネン、エンデ、バイナへの応援コメント
お母さんの、母としての気持ちが垣間見える感じで、今までずっとウネンと同様に”ひどい人”だった彼女が、一気に自分の中で”母親”に。
それしか知らず、その世界しかわからない彼女に出来る精一杯が、自分が親にされて一番つらかった事・・・ああいう世界に売る事だけはすまいという気持ちとか、もし心無い男どもに目を付けられでもしたらという思いとか。
自分がしてる仕事を思えば、娘も同様に扱ってもっていう無頼の輩、いないとも限らないですし(;´Д`)
無知の中で、知ってる知識で出来る最適解がヘレーに託す事だったのかなあと。その後の彼女、所は違えど自分も子供を売ったのと同様という後悔や自責の念が、更に彼女に無理をさせてしまったのかなとかも。
重い話ですけど、母親の名誉がウネンの中で少し回復した感じは救われる思いです。辛い記憶だけの存在でいるのは哀しすぎますから。
作者からの返信
ウネンの母を描写するにあたって、視界の狭さと、思考の幼さと、知識の無さを意識していたわけですが、やはり書いていてつらかったですねえ……。もしももっと早く彼女にも救いの手が差し伸べられていたら、と思うと……。(だが、そういう話にしたのは私だ……)
ウネンの母の、そしてウネンの心に思い巡らせていただけて嬉しいです!
自分の足でへの応援コメント
ウネンと二人の距離感がなんともくすぐったくて好きなんですけど、この回は特にまた最高ですよね。
一日一回毒舌ぶる約束でもあるのかと、ウネンと同じ感想を持ちましたわ(笑)
オーリはウネンを明らかに大事にしているし、モウルもかまってもらうべく目の前をあえてうろつくタイプですよね・・・w
餌だのなんだの言ってるけど、一緒に旅をしたいんだろうなあと。
作者からの返信
彼らの関係性は、作者ながら私もとても気に入っているので、すごく嬉しいです!ありがとうございます!!
口数は少ないし表情も乏しいオーリですが、実はそれなりにわかりやすい反応をみせてくれるんですよね。
対するモウルの、このひねくれた態度……w 構ってもらおうと目の前をうろうろするの、ほんとそれ、って思いますww
一緒に旅をしたい、というのは、まさにそのとおりでした。この回のラスト、ちょっと言葉足らずが過ぎたかなあ、と、ずっと気になっている箇所ではあるのですが、こうやって読み取っていただけて良かったです!
真実はここにあるへの応援コメント
最後まで楽しませていただきました。へレグ氏とソリルさんは残念でしたが、ウネンたち皆誰も失われず、良かったです……!
里の在り方、誓約についても、これから変化してゆくのでしょうか。残りの番外編も、楽しませていただきます^ ^
作者からの返信
長い物語にお付き合いいただけたこと、とても嬉しいです! お疲れさまでした。
失われてしまったものはありましたが、それでもウネン達は多くのものを手に入れることができたと思います。彼らの物語を見届けてくださってありがとうございました!
番外編も是非どうぞ! ネタはまだまだありますので、これからも地道に増えていくことと思いますが、よろしくお願いいたします!
里長と嗣ぎ手への応援コメント
船の話、ただの飛行機ではなくもしかして宇宙船……ってちらちら思ってましたけど、星間移住の末の文明何ですね。納得!
神々の話も、モウルさんとウネンがいい感じで真実に迫ってましたね。先住民なら、確かに折り合いつけていくしかないですよねぇ……。
いろんな科学技術の話が出るたび、これは巧妙に秘匿されたSFなのでは、とあれこれ推測してましたけど、初代里長……書庫の魔女さんもきっと多くの葛藤を経て、里の在り方をきめたのでしょうね。
ここから何か在り方が変わるのか、どうなるのか、最後まで楽しみに追いたいと思います^ ^
作者からの返信
はい、実はそうなのでした。なかなかの大転換なだけに、読んだ方がどう受け取られるのか心配しておりました。納得、と言っていただけてホッとしました。嬉しいです!
あれとか、これとか、広げまくった大風呂敷、ぱたぱたとここまで畳んでまいりました。ラスト一章、是非とも見届けていただけたら。
白銀の仮面への応援コメント
マンガス氏の正体、最初は闇堕ちへレーさん?って思って、拷問の話が出た辺りからロー氏かエレグさん本人か、どっちだろうって思って読んでましたが、お姉さん、亡くなられたんですね……(ノ_<)
どんな状況でも(メンタル的には一番辛かったでしょうに)最善手のため事前の仕掛けを怠らないモウルさんは強いですね。
ウネンが里に迎え入れられ、本当の親子兄妹になったところで、誰だ攫ったのは……
作者からの返信
手がかりを着実に拾ってくださるの、さすがです! ありがとうございます!!
モウル、ここぞという時にはしっかり決めてくれるの、本当に助かっています。オーリとウネンだけならどうなったことやら……。
ウネンを待ち受けているのはいったい何なのか、残り二章、楽しんでいただけますように!
里長と嗣ぎ手への応援コメント
先住民が神で、進んだ文明を持つ人々が後からやってきた事実…にわかには信じられない思いでしたが、まだ電気で動いている船の中にヘレーさんが入ってゆく描写で、やっぱり事実なのか…と実感が湧きました。
里長の存在も、思っていたより重要人物で驚きました。二千年間もの記憶を受け継ぐというスケールの大きな話…それを次に担うのがヘレーさんの予定だったのだと思うと、凄いという一言では表せないような…とても感慨深い思いがしました。
作者からの返信
ここで一気に情報量が増えましたよね。ちょこちょこと前フリはしていたものの、読む方にこの展開を受け入れていただけるだろうか、と心配しながら書いたものです。実感が湧いた、と言っていただけて本当に嬉しいです!
次からいよいよ最終章。彼らの行く末を見届けていただければ幸いです。
満天の星の下でへの応援コメント
皆が皆、それぞれに、必死に生きてきたんだなぁ、と。ウネンの幼少時代も凄絶ですが、へレーさんの奥方の死に方も凄惨ですね……。子供だろうと大人だろうと、許容量を超えた苦しみは心を壊死させてしまうので、なんかもう、何も言えないですよね……。
オーリさんの反応が、もしかして?と思ったんですが、考えすぎかもしれないので心にしまっておきます。
皆に幸せになって欲しいですが、秘匿された知識を知るたびに、この世界の過去には高度だった文明が眠っているような気がして。ウネン、何物なんでしょうね。
作者からの返信
ウネンやヘレーの過去に心を寄せてくださってありがとうございます!
全体的に重い話題の章ですが、ここまで読み進めてくださった方ならきっと受けとめてくださるだろう、と信じて書きました。思いをめぐらせていただけて本当に嬉しいです。
色々と思わせぶりに風呂敷を広げておりますが、そろそろ端っこから畳んでいきますので、是非この先もお付き合いいただけたら。
編集済
救出への応援コメント
ここしばらく緊迫した展開だったのもあり(もちろんそれはそれで楽しんでましたが)、ウネンを気遣う(可愛がる?)オーリに癒されたオアシス回でした…!そしてウネンだけでも無事助かってホッとしました。
堂々としつつ、実は心臓止まりそうだったオーリがかわいかったです^^
作者からの返信
オアシス回とは嬉しいお言葉!ありがとうございます!
いつもはウネンのことを構いたくても構い方がわからないオーリですが、救出するという目的のためにごく自然に構うことができました。たぶんオーリは、普段からこれぐらい甘やかしたいんじゃないかなと思います。基本的に、彼は小さい子には優しいですし、ね。
今回ばかりは、表情筋が仕事をしなくて大正解でしたw
旅立ちの時への応援コメント
序盤の頃、地図で認められることを必死に認めていたウネンには、親の愛情を十分に受けられなかった孤独と捨てられることへの恐怖心が纏い付いていたんだろうなって、今になれば思います。
へレーさんが残した、世界は開かれているっていう言葉。ウネンには天賦の才能だけでなく、努力家なところとか思いやりだとか咄嗟に働く機転だとか、色んないい所があって、誰かと出会う度に彼女の世界も広がっていって。この旅立ちに際し、序盤と比べてウネンの心はずっと軽やかに晴れやかになってる気がして。
この先にはきっとつらい真実も、大変な試練もあるのでしょうけど、ウネンなら超えていけるんじゃないかな、と思いました。双璧の兄たちもついてることですし!
続きも楽しみに追いかけます!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!!
思えば、ウネンはこれまでの人生の分岐点において、他者に先んじて自分から意思表示をしたことがなかったんですよね。子供だからある程度は仕方がなかったとはいえ、こうやって一人前の働き手となった今でも、そういう傾向は頑固に残ってしまっていたような気がします。
「軽やかに晴れやかに」とのお言葉に、今回の旅立ちに込めた思いがあらためてぶわーっと湧き上がりました! 山盛り受け取っていただけて幸せです!!
長い旅路、双璧の兄たち(*´艸`*) の頑張りを是非とも楽しみにしてくださいませ!
地下牢への応援コメント
待ちに待ったヘレーさんとの再会がこんな形になってしまうとは…!
エレグさんのことも衝撃です。このことをモウルが知ったら…。あとモウルのお姉さんの行方も心配ですね。
ウネンもこれからどうなってしまうのか…いつもみたいにオーリとモウルに助けに来て欲しいところですが、エレグさんも敵わなかった相手となると、彼らも太刀打ちできるか…不安です。
作者からの返信
そうなんです、ちょっと大変なことになってしまいました!
いったいどうなるのか、ウネンに何ができるのか、ぜひこの先もお付き合いいただけたら……。
ここからラストに向けて、どんどん伏線回収に勤しんでまいります。楽しんでいただけることを心から祈っておりますー!
光の網への応援コメント
世界の隅々までを繋ぐ光の網…!想像するととてもワクワクしました。モウルがその光景を見られなくて悔しがるのも頷けますね。
兄馬鹿なオーリが見れて嬉しかったです^^
作者からの返信
コメントありがとうございます!(先週の日曜からパソコンの不調に悩まされていたのですが、ついさっき解消して、これでようやく落ち着いてお返事が書けます……)
このシーン、実は、モウルもたまには悔しい思いをしたらいいのです ( ˘ω˘ ) なんて思いながら書いていました。頷いていただけて嬉しいです。
晴れて兄馬鹿に遠慮がなくなったオーリと、自分もお兄ちゃんぶりたいモウルのやりとりは、これからもちょこちょこ出てきますので、これからもお付き合いいただけたら幸いです~。
繋がる糸への応援コメント
オーリの生い立ち、読むうちに様々な感情が渦巻いて…物語への没入感が凄かったです。
(重い話なのを気にされているかもしれませんが、そんな部分もひっくるめて読めて良かったと思いました…!)
誰が悪いわけでもないのにこうなってしまった現実、また本当は医者になりたかった優しいオーリ少年が、今の剣士オーリの姿にならざるを得なかった事情を思うと…切ないというか、色々思うところがありました。
一方で、ウネンを妹のように思っていたところにはほっこりしました。これまで明らかに優しい目で見ていたのが不思議だったので納得でした。
実はウネンにいつも言っているオーリの「どうした」という口癖が大好きで…出てくる度にニヤニヤしていたのですが、そんな裏側があったのだと思うと、今後もいろいろ楽しみです(笑)
作者からの返信
ありがとうございます! 読めて良かった、とのお言葉がとてもとても嬉しいです……うう、感無量……。
不運の積み重ねでこんなことになってしまいましたが、それでもこれらが現在の彼らに繋がっていくのです。受け取っていただけて大喜びしております……!
オーリ、ウネンのことを色々と気にかけてはいるんですが、いかんせん構い方がよくわからなくて、その結果の「どうした」なのでした。不器用な兄貴分をどうぞこれからも見守ってやってくださいませ!
殴り込みへの応援コメント
たった二人で大勢の敵を蹴散らすオーリとモウルが爽快で、最高に格好いいですね!
二人がウネンのことを「彼女」と呼んだり男の子に間違われそうだとか考えず「攫ってきた娘」って言うのも…一緒にいてウネンのことをよく知るようになったからか、迷わず女の子と認識してる感じ?が良いです!
(↑なんか上手いこと言えなくて…意味不明だったらすみません…^^;)
作者からの返信
わー!! 「格好いい」をありがとうございます!
小さな子供にあまり凄惨な場面は見せたくない、と普段オーリは(モウルもちょっぴりは)考えているため(たぶん、殺気マシマシな姿を見られて怖がられたら嫌だな、という気持ちも多少あるんじゃないかな……)、ウネンの目の前ではそれなりに配慮をして敵と戦っていたのですが、今回は二人とも最初から最後までなりふり構わず全力を出していたことと思います。
一緒に旅をするとなると、やはり着替えだのなんだの性別を意識することがあれこれ出てきますしね。「女の子らしい」とか「女の子らしくない」とかそういうこととは別に、ウネンの存在……在りよう……を尊重してくれているのだと思います……(って、私もなんか、こう、上手いこと言葉が見つからない……伝われ……)
古道具屋は語るへの応援コメント
店主の話がやたらめったら長かったですが…モウルが激おこなのが珍しく、面白い回でした。
(あと、会話を全部任せて手袋を試着してるオーリにもちょっと笑いました)
でもモウルが怒ってたせいで(そもそも店主が面白くない話をしたせいか…?)ウネンにまた危機が…悪党たちの目的は何なのか、気になります。
作者からの返信
ありがとうございます~!
モウル、「喋り」で主導権を取れなかったことが悔しかったんだと思います。店を出たあと、きっとオーリに「他人から足を引っかけられても文句を言わない覚悟をしている、んじゃなかったのか?」とつっこまれていたことでしょう (*´艸`*)
手袋試着のあたりも、書いていてとても楽しかったので、笑っていただけて嬉しいです!
〈かたえ〉である者への応援コメント
旅先で訪れた場所の登場人物を取り巻く背景、それを解決するウネンたち一行(今回はモウルが特に活躍しましたね)…
パヴァルナの頃から思っていましたが、各章が一つの短編のようで読みごたえがあります!
そして今回の章で明かされた、空飛ぶ箱舟と優れた文明の存在がとても気になります。最後の「ウネン、エンデ、バイナ」という言葉が何かの鍵になっているのか…楽しみです!
作者からの返信
仰るとおり、せっかく物語の舞台が移動するのだからその土地特有の出来事を描こう、と、まさに短編連作のような話の組み立て方をしておりました。
読み応えを感じてくださってありがとうございます!
そろそろ重要なキーワードが集まってきて、次章ではちょっとしたターニングポイントを迎えます。続きを楽しみにしていただけるの、本当に嬉しいです!
編集済
満天の星の下でへの応援コメント
ウネンの故郷のロゲン行き。一体どうなるのだろうと不安がありましたが…結果様々な情報がウネンにもたらされるとともに、ウネンの成長を強く感じました。
母親に少しでも愛されていたことが知れたのは、私は救いにも感じましたが、だからこそ、思うことの多かったウネン。
それでも自らの過去に決着をつけ、お世話になったおばさんの元を訪ねる選択をしたり…
そしてオーリとモウルに対しては読者の私を置いてけぼりするくらいの、ノーツオルスやヘレーさんについての鮮やかな謎解きを見せ…
本当に、賢くて強い子になったなぁと感服しました。
母親がちゃんとしていればウネンはヘレーさんと共に暮らすこともなかったのだと思うと、ヘレーさんとは出逢うべくして出逢ったのかなという感じもします。
作者からの返信
ウネンの過去と向き合う章、見届けてくださってありがとうございます!
このあたり、どうしても話が重苦しくなりがちなんですが、ウネンが前へ進むのに必要な儀式?というか……。まさしく、彼女の成長の証しであり更なる成長への足掛かりとなるエピソードでした。山盛り受け取っていただけてとても嬉しいです!
物語も折り返しを過ぎ、そろそろパズルのピースが揃い始めます。どんな絵が出来上がるのか、どうか楽しみにしていてください!
年越し風景への応援コメント
読み終わってしまいました(さみしい!)
番外編、楽しかったです。
オーリの過去の話はちょっと辛かったですけど、猟長のせいでじっと耐えることを覚えたから、寡黙なオーリが出来上がったのかな、と思ったり(笑)
モウルとの絆を再認識したりできました。
今後も番外編を書かれたりするのでしょうか?
もしそうなら、楽しみにまってます(≧▽≦)
作者からの返信
最後まで読み通してくださってありがとうございます!!
オーリは子供のころからどちらかといえば熟考タイプで、モウルなんかと比べると口数は少な目ではありましたが、寡黙に磨きがかかったのは間違いなく猟長のせいだと思います……。つらい少年期にお付き合いいただき嬉しいです。
モウルは、「役目」のあの時に、オーリに対して一生分のデレを使いきったと思っていることだと思いますw
番外編は、実は今、時間を見つけてちまちまと書いているところなのです。
公開できるのはしばらく先だと思いますが、どうか楽しみにお待ちくださいませ。
編集済
旅立ちの時への応援コメント
この章でオーリとモウルがウネンから離れそうな気配がして寂しく思っていましたが、まだまだこの三人の旅が見られると思うと、嬉しい気持ちでいっぱいです!
親から愛されず必要とされなかったウネンが、オーリとモウルには足でまといだと思われず必要とされる存在になり、さらには王様やハラバルさんにも惜しまれる人材になっていたり…
皆から必要とされ、様々な心遣いを受けている様子を見て、今では沢山の人に愛されているんだなぁと思うと胸がいっぱいになりました。
そしてそんなウネンをここまで成長させてくれたのがヘレーさんなのだと思うと、この旅で再会を果たし…問題が解決することを祈っています。
作者からの返信
おおおお、なんという嬉しいお言葉を……!ありがとうございます!
ここまでの章で描こうとしていたことを、そっくりそのまま受け取っていただけて、本当に嬉しいです!
ウネンにとってヘレーの存在がいかほどに大きいか。
再会の時を是非とも見届けていただけたら、と思います!
真実はここにあるへの応援コメント
面白かったです!
最後の方は、まさかのモウルの裏切り?から始まって、ウネンが死んでしまうのではとハラハラしながら読ませて頂きました。
ウネンが自分を失わなかったとわかった時は、ホッと胸をなで下ろしました。
(間違っているかも知れませんが、ウネンはガルトゥバートルさんの生まれ変わりだったのかなと解釈しました)
まさに「ウネン、エンデ、バイナ」ですね。ゾクゾクしましたよ(笑)
これから先を思わせる爽やかなラストシーンも素敵でした。
番外編も楽しませて頂きます!
作者からの返信
ありがとうございます!!!!
モウルは、最後までやっぱりモウルでした(笑) 連載時にツイッタでいただいたご感想でも「きっと何かやらかすと思ってた(意訳)」なんて言われてましたし (*´艸`*)
ウネンのことを心配してくださったのも、とても嬉しいです。心を寄せていただけて本当によかった……よかった……。
解釈、それで間違いないです。普通ならば、全てがばらばらに解きほぐされて、混ざり合って、そっくりそのままというふうにはならないんですが、そこはそれ、「引継ぎ」だのなんだの色々と特殊なアレコレが作用したせいだと思っていただければ……。
長い物語でしたが、最後まで見届けてくださって、ありがとうございました!!
ご感想も、嬉しすぎるレビューコメントも、何度も何度も読み返しております。
番外編も楽しんでいただけたらいいなあ、と思っております!
秘する者どもへの応援コメント
おおっ! 移民船!
とうとう空を往く船とこの世界の秘密を知ってしまった!
何よりも、先住民が肉を持たぬ民=神だということに驚かされました!
ドキドキが止まりません(≧▽≦)
ヘレーさんとの再会はもちろん感動なのですが、世界の秘密に心を奪われました(笑)
作者からの返信
コメントもレビューもありがとうございます!!! 嬉しいので逐一お返事いたしますね。します。
色々なものを積みあげた上で最後に \バーン/ とやるのが大好きなのです。
でも、単に、なんでもいいからびっくりしてもらえばいい、というわけではなく(だって、「なんだこの突拍子もない話は」みたいに萎えられてしまう可能性もあるわけですから……)、だからこそ、ドキドキしていただけて、感動していただけて本当に良かった、とホッとしております。嬉しい……嬉しい……。
迷える羊への応援コメント
弟子希望のしつこい人は、修道士の方だったのですね!タセイは人が良さそうでさっぱりしてそうなのにな、と思っていたので納得しました。
ウネンが危なかっしく、たった一人で解決しようとしていないかヒヤヒヤしましたが、ちゃんと連携がとれてましたね!だんだん三人のチームワークが良くなっている感じがします。
しかしオーリが頼もしい…出てきてウネンを助ける度に格好いいなぁと思いながら読んでます(あと一家に一人欲しいな、とも思ったり…)。
作者からの返信
はい、実はそうだったのでした。「しつこく、しつこく、絡んできた」って言っちゃうあたり、自覚があったのかよ、って感じですよね。
修道士との最初のやりとりに違和感を抱いていただけたことに大喜びしています!
たった一人で、というあの場面は、ミスリードっぽい書き方を敢えてしていたのです。心配してくださってありがとうございます!
一家に一人、安心のオーリ!(*´艸`*)
口数が少ない分、どうやって存在感を出すかが悩みどころだったんです。格好いいとのお言葉、とても嬉しいですー!
書庫の魔女、森の賢者への応援コメント
関係あるのかどうか分かりませんが、タイトルにもある「九十九」というワードが出てきてやや興奮気味です!
「ノーツオルス」が何か物語の重要なポイントになるのでしょうか…!
素敵な描写や魅力あるキャラクター同士のやり取りだけでも大変楽しませていただいてますが、壮大な謎みたいなものが出てくるとやはりワクワクします!
作者からの返信
神話や伝承、言い伝え、といった、時を越えて人々を繋ぐものが大好きなので、興味を持っていただけるの、すごく嬉しいです。ヤッター!
ワクワクとのお言葉、本当に幸せです、ありがとうございますー!
編集済
嵐の夜への応援コメント
今回の話は好きなキャラクターの出番が多くて、個人的に嬉しかったです(^^)
イレナはやっぱり明るくて優しくて、ウネンにとってはなくてはならない存在ですね。
味方かどうか曖昧なものの物静かで頼もしい、最近お気に入りになってきたオーリも…ウネンとにらめっこ?しているところといいやりとりが面白かったです。
このまま終わるかと思いきや、最後にウネンが川に…ウネンの周りでは何かと事件が起こってしまいますね💦
作者からの返信
イレナへのお言葉、とても嬉しいですありがとうございます!
オーリのことも気にしていただけて大喜びしています。口数が少ないため、油断すると「お前いたの!?」なんてことになってしまいそうで、描写など苦労したのです。頼もしさがきちんと伝わって本当に良かった……。
一難去ってまた一難。彼らが力を合わせて困難を乗り越えてゆくさまを、どうかお楽しみください!
嘘への応援コメント
ヴルバが黒幕だったとは…!王都の中で1番ウネンを気遣ってくれていた人かと思いきや、裏があったんですね。
今回の話は、ヴルバの裏の顔に、『書庫の魔女』になるというこれからのウネンのこと、そして最後の言葉…いろいろ気になる点が盛り沢山ですね。
作者からの返信
はい、実はそういうことだったのでした。ヴルバはそもそも人付き合いが上手で気さくな人間なので、仕事(意味深)をしやすかったことだと思います(笑
これでウネンの世界がぐんと広がることになりました。
次の章では第一次暴露大会が行われて、ウネンの抱える秘密が明らかになります。冒頭がちょーっと重苦しいのですが、過去の話ということでご容赦いただければ、と祈っておりますー!
呪符と呪い師への応援コメント
恥をかかされたイレナのために、モウルに言い返すウネンの流れが好きです(笑)
また、前に出てきた「呪符」についても気になっていたのですが…
この話でいろいろと判明し、興味深く読ませていただきました。
確かにコスパが低そうで、使うまで効果のほどがわからないとなると(蛍の光以下の呪符の一件にあるように…)なかなか使いどころが難しいかもしれませんね。
作者からの返信
実に大人げないモウルでした(笑
本性がバレつつあるのをいいことに、これからどんどん遠慮がなくなっていくモウルと、それに対抗するウネン・イレナ・オーリ(←あれ?)のツッコミを見守っていただけたら ( ˘ω˘ )
呪符の質は、それを作る呪い師と魔術師の腕前に関わってくるので、当たり外れはそこそこあると思います。たぶん各町ごとに「あの呪符屋は駄目だ」「そこの呪符屋は信頼できる」みたいに情報集めから入るんじゃないでしょうか。
王都からの使いへの応援コメント
イレナが個人的に好きなので、旅に着いてきてくれることになって嬉しいです。ウネンにとっても一番心許せる存在でしょうし。
オーリもモウルもそれぞれ違う性格で良いキャラで、読んでて会話が面白いです。
楽しい旅になりそうですね!
作者からの返信
わー! イレナを気に入っていただけて嬉しいです!!
この世界のこの時代、商人や遍歴職人などではない一般庶民は、余程の理由が無ければ旅になんて出ないので、彼女がついてきてくれるのは本当にウネンにとってありがたいことだったと思います。
オーリとモウルの会話は書いていてとても楽しかったので、受け取っていただけて大喜びしています~!
契約成立への応援コメント
はじめまして、ほのなえと申します。
ご挨拶遅れましたが、児童文学の自主企画にご参加ありがとうございます!
ここまで読ませていただきましたが、
文章の好き嫌いがある私にとってもしっかりした文章ですが読みやすく、
登場人物も皆魅力的で…
そして測量技術を持つ少女をとりまくお話にすごく興味がそそられました。
これからじっくり読ませていただきたいと思います…!
私の作品も訪ねてくださり、ありがとうございました!
昨日完結したばかりのほやほやの作品ですが、
もしお気に召されたなら、読み進めていただけると嬉しいです。
作者からの返信
初めまして! 興味深い自主企画をありがとうございます!
近況ノートにお邪魔して、そこに挙げられていた作品群を拝見して大喜びしておりました。私も海外の冒険もので育ったので、同志を見つけた、とばかりに企画に飛びついた次第です。
読みやすい、とのお言葉、ありがとうございます。偏った読書遍歴の結果、翻訳ものによくある言い回しをついつい多用してしまって、取っつきにくいと思われる方も少なくないと思うので、とても嬉しいです!
登場人物も気に入っていただけてよかったです。この先もほのなえさんの好みに合うことを祈っています。
「アイラと神のコンパス」、かつて学校の図書室で読み耽った物語達を思い出してワクワクしています! 続きもゆっくり追いかけさせていただきますね。
相応の義務への応援コメント
書籍の方で読んだので感想を送れず、こちらで失礼します。
まだまだ謎が多くて、しかも分からないとすっきりしないので話はこれから、という感じなのですが、とても面白いです。このまま読んでいると読み終わるまで止まれそうにないので無理やり寝ました!
昔ながらの、と言うと悪く聞こえるかもしれませんが、昔ながらのファンタジーの好きだった部分の詰め合わせのようで、めっちゃ好みのお話です。
「分からない事」を楽しませてくれて、戦闘に関わる表現は最小限(これが続くのがすごく苦手なので……)、そして旅先で見る情景や細々とした道具の形が実際に浮かぶような描写、何より個性が際立ったキャラクターたちなど、落ち着いて世界に浸れるお話でした。
個人的に苦労人のオーリさんが好きです。彼も何かウネンに言えないことを抱えているようですが、そういう所も含めて好みど真ん中です!
前任の追跡者からオーリとモウルに代わった理由だったり、ヘレーが何から逃げるために知識を持って逃げ出したのか、ウネンの力は一体何なのか、微妙に予想できるようでまだまだ分からないので、これから楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!! 面白い、とのお言葉に大喜びしております!!!
「昔ながらの」って、実はこの小説の宣伝文句に何度も使っているのですよ。バッチリ汲み取っていただけた!ヤッター!
子供の頃に学校の図書室でワクワクしながら読んだ、海外ファンタジーや冒険ものを思い出しながら書きました。この想いをしらすさんも共有してくださったことがとても嬉しいです!
オーリを気に入ってくださいましたか! 相棒があんな感じなので、どうしても損な役回りになりがちなんですよね。ここから先も苦労人っぷりを遺憾なく発揮してくれますよー(鬼作者
あれこれ謎を振りまいておりますが、少しずつ回収していきますのでご安心くださいませ。
この先も楽しんでいただけますように……!
お菓子の日への応援コメント
こんばんは。壮大な物語が終わって、さてこの感動をどう言葉にしようかなあと思いながら、ひとまず番外編を読ませていただこうかなと思ったら……! あああー、可愛い、みんな可愛い……!
噛み合わないオーリとわざとっぽいモウルとなんかわたわたしてるウネンと、それから贈り物でなんかわたわたする三人ともみんな可愛いです。お砂糖足しちゃうとか優しい……!
いろいろ辛いこともあったけれど、こうして三人が幸せそうな様子を読めてとても幸せです!
作者からの返信
長い旅路にお付き合いくださって、ありがとうございます!! ほっと一息の食後のデザート、味わっていただけて嬉しいです~!
それぞれの問題が一段落ついたということで、三人には思いっきり羽を伸ばしてもらいました。でも、皆でわたわたするのは平常運転ですね(*´艸`*)
本編ラストのあの変化を経て、ウネンの給料はきっと以前よりも多くなると思うので、お砂糖奮発させました。オーリもモウルも甘味を堪能したことでしょう。
レビューコメントもありがとうございます!!!! 過分なお言葉を幾度となく読み返しては、喜びを噛み締めております……。何たる幸せ!!
応援コメントにもご感想ツイートにもとても励まされました。何度お礼を言っても言い足りません。ありがとうございました!
繋がる糸への応援コメント
ああ……。大雑把で豪快な魔術師マルセル大好きぃ! ってどのタイミングで叫ぼうかと思っていたところに、こんな悲しい過去の事実が……。
オーリ、いろいろありそうだなと思っておりましたが、まさかヘレーさんの実子だったとは。全然気づきませんでしたが、ウネンへのちょっと複雑ながらも温かい眼差しはそういうことだったのですね。
何も覚えていない息子の態度からへのヘレーさんの絶望感を思えばなんともやりきれないですが、その彼がその過去を抱えながらもウネンを救い、手元で大切に育てられたというのもなんだかすごくこう胸にくるものがありました。
「箱舟」など気になるところもたくさん……! 続きも楽しみに読ませていただきます。
お邪魔しました!
作者からの返信
ありがとうございますー! この章は前半と後半の温度差が半端ないですからね……。そんな中、いつでもどこでもどこまでもマイペースなマルセルは書いていてとても楽しかったので、橘さんも気に入ってくださったことが嬉しいです!
オーリ、全ての発端になった事故についてウネンに話した際に、堂々とフェイクを入れていましたし、気づかなくて当たり前だと思います。口下手不器用なわりに、そこは頑張りました。たぶん何回となく練習していたのだと思います。
でも、実はそれ以外の時には、言わなかったことはあっても嘘をつくことはなかったのですよ。ウネンに対する複雑な眼差し、納得していただけて大喜びしています。
ヘレーの胸中にも思い巡らせてくださって、ありがとうございます!
そろそろこれまでに展開していたアレコレを回収するターンに入ります。この先も楽しんでいただけたらいいなあ、と全力で祈っておりますー!
旅のお医者への応援コメント
こんにちは。
オーリの「注文し過ぎたから、持って帰ってきた」という台詞でもうだいぶ危ないなと思っていたのですが、おばさんがウネンを抱きしめたところで涙腺が決壊してしまいました。本当に彼女がいてくれて、ウネンを見てくれていてよかったです……。
そして、オーリがちゃんと怒ってくれたのも。
お母さんが辛い境遇にあったこともわかるけれど、でも子供はちゃんと守られて欲しい。少なくとも、農夫のおばさんがヘレーさんに助けを求めて、それがウネンとお母さんの希望する形ではなかったかもしれないけれど、それでもウネン救われてよかったなあと思います……。
ヘレーさんだけでなく、ウネン自身の秘密も少しずつ明らかになっているような、或いはどんどん謎が深まっていくような。
人の心の機微と謎と、どちらも本当に楽しくて心を揺さぶられてしまいます。
続きも楽しみに読ませていただきます。
お邪魔しました!
作者からの返信
わー、ありがとうございますー!
仰るとおり母親にも言い分はあったんだと思いますけど、それでも……それでも、ですよね……。
オーリの怒り、同意していただけて嬉しいです!
(一応フォローしておくと、おばさんもモウルもウネンを慰めようとしていたのでした。「愛されていなかったわけではないよ」と。まぁ、ウネン本人にしてみればそれ以前の問題なわけですが)
自分の好きなもの、そして言いたいこと、諸々山盛り詰め込んだ物語なので、楽しんでいただけてホント作者冥利に尽きます。
嬉しいコメントありがとうございました!!
馬車の旅への応援コメント
表現的、内容的に少し難しく感じられた章でした。
作者からの返信
物語にしろその舞台にしろ作者は細部までわかっているため、油断するとすぐに独りよがりな書き方になってしまうんですよね……。
貴重なご指摘、ありがとうございます! 時間ができたらよく考えてみます。