こんにちは。
オーリの「注文し過ぎたから、持って帰ってきた」という台詞でもうだいぶ危ないなと思っていたのですが、おばさんがウネンを抱きしめたところで涙腺が決壊してしまいました。本当に彼女がいてくれて、ウネンを見てくれていてよかったです……。
そして、オーリがちゃんと怒ってくれたのも。
お母さんが辛い境遇にあったこともわかるけれど、でも子供はちゃんと守られて欲しい。少なくとも、農夫のおばさんがヘレーさんに助けを求めて、それがウネンとお母さんの希望する形ではなかったかもしれないけれど、それでもウネン救われてよかったなあと思います……。
ヘレーさんだけでなく、ウネン自身の秘密も少しずつ明らかになっているような、或いはどんどん謎が深まっていくような。
人の心の機微と謎と、どちらも本当に楽しくて心を揺さぶられてしまいます。
続きも楽しみに読ませていただきます。
お邪魔しました!
作者からの返信
わー、ありがとうございますー!
仰るとおり母親にも言い分はあったんだと思いますけど、それでも……それでも、ですよね……。
オーリの怒り、同意していただけて嬉しいです!
(一応フォローしておくと、おばさんもモウルもウネンを慰めようとしていたのでした。「愛されていなかったわけではないよ」と。まぁ、ウネン本人にしてみればそれ以前の問題なわけですが)
自分の好きなもの、そして言いたいこと、諸々山盛り詰め込んだ物語なので、楽しんでいただけてホント作者冥利に尽きます。
嬉しいコメントありがとうございました!!
ウネンにも言い分があって、お母さんの事情を聞いたってあっさり受け入れて許せるわけはないですよね。それでいいんだと思います。ウネンの胸の内にある気持ちを、ウネン自身が否定する必要はないと思うので……。
でも、パンをくれていたおばさんと再会できて良かった……!
おばさんからの話を聞けて、新たな情報も聞けて。
ヘレーに子供がいる、ということには驚きました。モウルたちはウネンにそれを知らせたくなかったのでしょうか…。
それに、あの「ウネンエンデバイナ」。ウネンから続く言葉としてヘレーはそれを知っていたんですね。
おばさんとモウルがお母さんのことを思いやるなか、オーリが心底怒ってくれて素敵だなと思いました。ウネンの心にも響いて、余裕というか、そういうものを抱けたのかな。お母さんはどうだったんだろう、って考えられたの、とても大きいと思います。親離れ、って言い方は適切ではないのかもしれませんが、少し距離を置いたところから母親を見られるようになったというか。そんな気がしました。
前後しますが、食欲がない、って食事についてこなかったウネンのために、美味しそうなものを持って帰ってきてくれたオーリとモウルに感激しました。匂いに食欲が刺激されたのもあるでしょうけど、二人の気持ちがきっとウネンの気持ちを上向かせてくれたのかな( *´艸`) しっかりお礼が言えるウネンのことが大好きです!
おばさんの言葉が沁みますねぇ。「この子をよろしく頼むよ!」って。
こんなふうにオーリとモウルに言ってくれる人が、この町にいて良かったです!
作者からの返信
ウネンに心を寄せていただけて嬉しいです…… 。゜(つω`)゜。
そして、ヘレーに関する驚きの新事実。仰るとおり、モウル達はそのことを知っていました。このあたりの事情は次回に詳しく語られますので、どうぞ見届けてやってくださいませ。
この章でウネンは母親のことを始めとする自分の過去と向き合ったわけですが、オーリとモウルが一緒でなかったらば、彼女はもっと違う思いを抱くことになったんじゃないかな、と思います。
まるっと受け止めてくださって、本当にありがとうございます!!