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友の声」への応援コメント


  • 編集済

    読んでいる途中で、あ、これはガルトゥバートルがあの船で隠れてからの人生の歩みなんだ……と気付きました。
    神と〈かたえ〉ではなく、「友達同士」になろうとしたんですね。思いを言葉にして紡いで、長い時間をかけて彼らは友達になった。そのことがとても素敵に感じました。言葉を実際に返してくれたのはもうガルトゥバートルの体が終わる時でしたけど、その時の彼の喜びが伝わってきて、しかも「君らしい優しい声を選んだね」って言うのが……あぁ、すごく好きです……!
    それからずっとガルトゥバートルの残した映像を繰り返し観てきたんですね、ナイズは。寂しかったかなぁ、でも機械になっても友達が傍にいることは嬉しかったのかなぁと……。
    ガルトゥバートルのこれまで、が見られて良かったです!

    前回の返信で楽しいページを教えてくださってありがとうございます!
    『古道具屋さんまとめ』楽しませていただきました( *´艸`)!

    作者からの返信

    箱に手だけ突っ込んで中にあるものの正体を探るような、不親切な構成の一篇にもかかわらず、ばっちり受け止めていただけて幸せです!

    やはり長い間一緒にいると、「相棒」みたいな感覚もでてくるんでしょうね。しかも彼らの時代では「アメイジングな存在だ」「聖霊?」「神の使い?」からの「彼(彼女)は超能力を得た?」「預言者となった?」「神の助力を得たのか?」という感じで認識が定まっていなかったため、「友達」という発想にも比較的行きつき易かったのかな、なんて思います。

    二人が初めて言葉を交わせた時の思いを、共有してくださってありがとうございます!
    森(に限らずあちこち)には個を持たないナイズのお仲間達が漂っているので、孤独を感じることはないはずなのですが、それでもナイズは「友達」の姿を何度も繰り返し見ていたのでした。そこにあったのは間違いなく寂しさであり、そして嬉しさでもあったのでしょうね……。

    余談にもお付き合いいただけて嬉しいです!
    ご感想ありがとうございました!


  • 編集済

    「彼」…ガルトゥバートルさん(名前が思い出せず、少し本編に戻りました笑)、孤独な一生だったのだろうと今話を読むまでは想像していましたが、「ナイズ」が一緒だったのですね…!
    この話でそれを感じられて、良かったというか、少し安心しました。

    そしてこの話の彼からは、どこかウネンに似た雰囲気を感じました。年老いても一人称がウネンと同じ平仮名の「ぼく」だからかな…?(モウルは漢字の「僕」だったので、もしかして…)
    思えばウネンが「ぼく」と言うのは女の子らしく育てられなかった影響からかと思っていましたが、この彼の影響があるのかもしれない、とこの話を読んでふと思ったりしました。

    作者からの返信

    そうなのです。孤独には違いなかったでしょうが、かけがえのない友人がともにいたのでした。彼に心を寄せてくださってありがとうございます!

    (実は私、学生時代に翻訳小説を読み散らかしていた時、カタカナ五文字以上の名前を把握しきれなくなり「ギから始まる五文字の人」「アから始まって真ん中あたりに小さいツがある六文字ぐらいの人」という認識で読み進めることが少なくなくて、だから自分が書き手にまわる時は、極力名前を短めにするようにしています。
    ガルトゥバートルは「別に名前を憶えてもらわなくてもいいや」と思って文化的側面を重視してつけた名前なのですよ。お手数をおかけいたしました~)

    仰るとおりウネンの一人称は、性別不詳な雰囲気を出したかっただけでなく、彼に寄せる形で決定しました。気づいていただけて嬉しいです!
    連載開始二箇月前のファイル(たまたま手元に残っていました)では、なんとウネンは「わたし」って言ってるんですよね。今となっては信じられません……。

    編集済