旅の途中のちょっとしたエピソードと思いきや、いろんな要素がてんこ盛りの章でした。”神とは”何かに近づいていくところに、物語がぐっと前に進んだ感じがします。
なぜこの章が推理物ぽいのかなあと考えながら読んでいたら、モウルが探偵、オーリが探偵に全幅の信頼を置く警部、ウネンを探偵の助手という役割に据えるとすごくぴったりな感じだからですね(笑)
探偵、大活躍でした・・・!
大きな物語の中で、章が読み切り短編のように起承転結でまとまっている事も、ついつい一気読みしてしまう理由かもしれないです。
作者からの返信
「モウルが探偵」というところまでコメントを読んで、頭の中に「助手のウネン」がスッと出てきたんですが、「オーリ警部」は不意打ちでしたw 宮仕えオーリw でも確かにそんな感じですね!
事件を解決するだけしてご満悦な探偵。一方、新聞記者に説明したり報告書を書いたりと後始末に奔走する警部……やはり苦労性ポジションになってしまうのかオーリ。
短編連作のようになるのは、やはり彼らが旅をしていて舞台が移動するからですね。いい効果が得られているなら、嬉しいです!!
旅先で訪れた場所の登場人物を取り巻く背景、それを解決するウネンたち一行(今回はモウルが特に活躍しましたね)…
パヴァルナの頃から思っていましたが、各章が一つの短編のようで読みごたえがあります!
そして今回の章で明かされた、空飛ぶ箱舟と優れた文明の存在がとても気になります。最後の「ウネン、エンデ、バイナ」という言葉が何かの鍵になっているのか…楽しみです!
作者からの返信
仰るとおり、せっかく物語の舞台が移動するのだからその土地特有の出来事を描こう、と、まさに短編連作のような話の組み立て方をしておりました。
読み応えを感じてくださってありがとうございます!
そろそろ重要なキーワードが集まってきて、次章ではちょっとしたターニングポイントを迎えます。続きを楽しみにしていただけるの、本当に嬉しいです!
なるほど。
精霊と神についてのお話、とても興味深かったです!
モウルが神さまと真名を交わした様子は神秘的でした。経験のないことなのに、そうだと分かった、というのはまさに神のわざ、という気がします。
驚いたのは、ロミの時も似たような感じだったこと。もしロミが『何か』を怖がらず、受け入れていたら……彼女は神の〈かたえ〉となっていたのでしょうか。酷く寂しそうな気配、というのは印象的でした。神、もしくは精霊にもそういう感情があるのかなと思うと、少し親近感が湧きます(^^)
ロミがこれから魔術師になることはないのかなぁ……。でもファーストコンタクトで全てが決まる、のかも?……色々と想像が刺激されて楽しいです!
魔術師は一人一柱の契約なのかどうかも、ウネン同様気になります。神さまもたくさんいるのか、幾つもの真名を持つ神がいるのか……。真実が分かる時がくるのかどうかも含めて、続きが楽しみです!
ロミが前向きになって良かったです。ワタカとの和解が彼女の背中を押してくれましたか。それに、モウルがこの村や自分のために率先して動いてくれたことも、ロミにとっては刺激になったのかもしれないなぁと感じました。自分にできること、を探して伸ばしていくのは大切ですね。私もロミを見習わなければ…!
あ( *´艸`)ああーモウルがこの任務を受けた理由はそういうことだったんですね! お姉さんとお義兄さんのことめっちゃ好きじゃないですか! ふふふ、可愛いなぁ✧*。
って和んでいたら、あ、ウネンのあの言葉の意味がここで明かされるとは(;゚Д゚)! 『真実はここにある』なんて意味深……! ウネンは『真実』という意味、でしょうか。我ら、というのは……神さま? うぅーん、また謎に唸らされます! 楽しいです!
作者からの返信
おおおお、嬉しいご感想をありがとうございます!!
精霊と神や魔術についてのことが、物語の大きな柱の一つでもあるので、興味を持っていただけてすんごい幸せですー!
上げてくださった謎はそのうちに明らかになる(はず!です)ので、どうか楽しみにしてください。
ていうか、色々と考えを巡らせてくださっているの、むちゃくちゃ嬉しいです!光栄です!!
ウネンのあの言葉についても、さすが、の一言です……。
ロミにとっては、精霊使いになってから激動の半年間でしたからね……。ワタカの手助けもあるだろうし、これからはきっと楽しい精霊使いライフを送れると思います! もしかしたら魔術師になるのもワンちゃん、じゃないワンチャン……(ワンちゃんが魔術師になるのはちょっと無理かな……)
そしてモウルに「可愛い」をありがとうございます! そうなのです、実はむっちゃお姉ちゃんっ子(お義兄ちゃんっ子)なんですよ…… (>ωФ)b