我輩は本である 〜白紙が紙くずになるまで〜

作者 波野發作

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「我輩は本である。名前はまだない。」で始まる出版業界串刺しエッセイ 波野發作

本というものが生まれて消えるまでの舞台裏を赤裸々すぎるほど丸出しに、出版業界の恥部を余すところなく無修正全開で晒しあげる捨て身の問題作。

〈主な登場人物〉
我輩:これから作られる本の魂。アカシック・レコードに接続されている。
ユニクロ:編集プロダクション勤務の30代男性。ユニクロの服ばかり着ている。
ボータイ社長:編集プロダクションの社長。ボータイにジャケットがトレードマーク。
中年スニーカー:出版社・ビー社編集部。ユクニロは着ていない。
ニシカエデ:イラストレーターの女性。ユニクロに恋心を抱いているかもしれない。
須藤夫妻:デザイナーのおしどり夫婦。妻の方がデザインスキルが上。
ミズシマ某:アラサーのライター男子。先輩女子に蹂躙されている。
ピンクネクタイ:遺言書に詳しい税理士。
アライチヒロ:遺言書に興味がある弁護士。
営業ニッタ:経験値の高いトラブルフリーな印刷営業。

本作は、大人の事情により小説のフリをしていますが、その実態はあなたの手元に本が届くまでの一部始終です。大人の事情があるので、登場人物は全て仮名であり、企業名店舗名商品名その他すべての固有名詞は仮名です。中の数字もリアルすぎると物議を醸すので若干デフォルメ気味で書いています。それと、著者の見えない場所での話は、あくまで想像です。盗聴器を仕掛けたり、草の者を雇ったり、関係者を酔わせて内部情報をゲットしたりはしていません。ていうか想像が多過ぎるとこれは実話コンテストには出せないんじゃないかとも思うけど、まあそれは俺が決めることじゃねえやアハハン。

まあさすがに1冊の本でこんなにいろんなことは起こらないので、見た話聞いた話いろいろ織り交ぜてはいますが、まったくの作り話はほとんどないかも? 誰もが「あ、やべえ俺のことか」と思ってしまうエピソードを拾い集めてなるべくたくさんぶっこんでいきます。

目次

完結済 全30話

更新

  1. 第1話 企画書はA4で2枚で
  2. 第2話 会議は踊る、されど通らず
  3. 第3話 蘇る企画ぅ
  4. 第4話 喫茶店で打ち合わせしてるといかにも業界っぽいのか
  5. 第5話 監修者は著者ではないの
  6. 第6話 ライターつっても火を点ける方じゃない方
  7. 第7話 類書は類書を呼ぶ
  8. 第8話 間違いだらけのイラストレーター選び
  9. 第9話 ページ数は16の倍数です
  10. 第10話 編集者の見た夢
  11. 第11話 取材のセオリー
  12. 第12話 舟を漕ぐ
  13. 第13話 編集のラリルレロ
  14. 第14話 どうしてこうなった
  15. 第15話 ブラッディ・ナイトメア
  16. 第16話 誰も寝てはならぬ
  17. 第17話 実用書のQA
  18. 第18話 付物は本の付き物
  19. 第19話 タイトリング・インフェルノ
  20. 第20話 デザイナーズ・テンション
  21. 第21話 ツカミホン
  22. 第22話 孔雀の羽根、虎の皮、獅子の衣
  23. 第23話 アキレスと亀
  24. 第24話 アスくん、君は馬鹿かね
  25. 第25話 ラストチャンス
  26. 第26話 ネゴ・パブリッシング
  27. 第27話 落丁・乱丁はお取り替えいたします。
  28. 第28話 トリツギ
  29. 第29話 それぞれのハーベスト
  30. 第30話 ある我輩の最期

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小説情報

我輩は本である 〜白紙が紙くずになるまで〜

@hassac
執筆状況
完結済
エピソード
30話
種類
オリジナル小説
ジャンル
エッセイ・ノンフィクション
タグ
出版 書店 取次 編集 イラストレーター デザイナー 製本所 徹夜
総文字数
104,497文字
公開日
最終更新日
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作者

波野發作 @hassac

小説を書く生き物。たまに読むこともある。売るよりは買う方が得意。みかん星人。もっと見る

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