途中息苦しくなったのは、猛暑以外の理由。内容や表現は細かく配慮はされているものの、限りなく生々しいことが分かりすぎる。自分が全く知らない世界ではないので、登場人物それぞれの立場で読むと、具体的な顔が思い出されてしまった。メディアやフォーマットが変わっても、この物語は「今」の話でもある。
本の気持ちになって、本ができるまでの過程を見ていくという視点が非常に面白かったです。今までにない作品かと思います。
出版の仕事も広いので、ちょっと視点が違うと見える世界が全く違うんですね。面白いです。
知っているようで知らない世界。本の誕生秘話ってやつですね。 出版界の片隅で生きてきた私には、自分たやってきたことの側面を見せられているようで、わかりすぎるほどわかるのです。 テンポもいいので、…続きを読む
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