リアルタイム

　カクヨムコンがはじまった日、九乃さんは思いつきました。自身のリアルタイムを小説にしてゆくことを。
　かくして、いきあたりばったりの十万字チャレンジがはじまったのです。

　ノープランなリアルタイムは日常でサスペンスでミステリーでファンタジーでコメディでと、いろいろスゴいことになってます。
　読者ものんびり読者のままではいられません。
　正真正銘、筋書きのないドラマ。
　ラストどうまとまるのか、まとまらないのか。直接確かめてみてはいかがでしょう。

書き手の皆様。細かい設定や展開はあえて考えず、実際に執筆するにつれて決めていく、なんて書き方をしたことはありませんか？
そんな、やり方の極致とも言えるのが本作です。

作者である九乃カナさんのリアルタイムを小説にしてみようという、実験的要素溢れるアイディアから始まったこのお話。しかし実際に書いてみると、事態はさらに特殊な方向に向かいはじめます。

読者からミステリーを希望され、殺人事件を起こすことになったかと思えば、読者自身を登場人物として出演させる。しかも、端役ではなく主要キャラに。
読者にどんなことをさせるつもりなの？　それはまだわかりません。これから考えます。

こんなんでちゃんとした…続きを読む

小説を書く時、多くの人はまずプロットを考えるでしょう。
綿密に作る人もいれば、何となくの話の流れをぼんやり考える人もいて、一口にプロットと言っても差があります。
しかし、本作は先のことなんて知らん！　ノリと勢いで書いているんだーと、その日の思い付きでお話を書かれているのです！

そんなんでちゃんと形になるのかと思っているあなた、心配無用です。
まるで荒海の中を力強く進む小舟のごとく、どんなカオスな展開になっても、作者様がしっかり上手に舵取りをしてくれています。

作者の九乃カナさんが、タイトル通りリアルタイムで書いて公開していった本作。
話がどこへ向かって、どこに着地するのか。九乃カナさん本…続きを読む

リアルタイム小説だからレビューもリアルタイムにしないと！（既に遅れました、すみません）
↓
リアルタイムって、下書き無しでという意味っぽいです（ちょっと勘違いしてそっこうレビューしちゃいました）。

リアルタイム小説、面白い発想です。

カクヨムコン長編部門らしいです。どんな話になるか全て未定。


リンク小説でもあります。下書き共有まで盛り込んだのは初では！