概要
この世界にたったひとりのヒト科女子、希少生物として龍に保護されました。
……おかしなことになりました。
電車の中で翌日のテスト勉強をしながら居眠りしてしまった女子高生・夏妃は、目覚めると見知らぬ森の中にいた。そこで出会ったのは森のクマさんではなく、巨大な緑のドラゴンさん。黒髪イコール黒龍のお子様と勘違いされ、自分は人間だーと訴えるも、「ニンゲンとはなんだ?」と不思議がられる始末。どうやら目覚めた場所は、人間の存在しない世界であるようです。
【こちらは「小説家になろう」様のサイトにて連載中の同名作品に加筆修正を加えたものです。】
電車の中で翌日のテスト勉強をしながら居眠りしてしまった女子高生・夏妃は、目覚めると見知らぬ森の中にいた。そこで出会ったのは森のクマさんではなく、巨大な緑のドラゴンさん。黒髪イコール黒龍のお子様と勘違いされ、自分は人間だーと訴えるも、「ニンゲンとはなんだ?」と不思議がられる始末。どうやら目覚めた場所は、人間の存在しない世界であるようです。
【こちらは「小説家になろう」様のサイトにて連載中の同名作品に加筆修正を加えたものです。】
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!“黒色の救い姫” は護られているだけじゃない
ゆっくりスタートな物語ですが、読み進めると面白くなります。
最初こそ、ウィルくんに拾われて、タイトルどおり過保護にされている夏妃ですが、「Ⅵ.龍宮に嵐来たりて」では、指輪のことで鋭い所を見せてくれます。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ずっと過保護にされていた夏妃がやってくれます。気持ちの良い活躍ぶりです。
登場キャラのほとんどが、生真面目でいい人なのも安心して読めました。(……王族を除く)
一見するとお人好しな龍族ですが、エルヴァさんをはじめ、考えている人は、考えている様子です。
夏妃も過保護に甘えることなく自立しようと頑張っています。読み進めると、キャラクターたちの深…続きを読む