概要
二度と離れるな。誰がなんと云ってもだ。
江戸に暮らす下級武士、柴山小三郎、そして、大身旗本の息子、政木英之助。人知れず密会を重ね、悩み戸惑いながらも愛し合う二人。だが、英之助の部下に出世の邪魔だと反対され、国許から現れた恋敵の出現により、二人は決別してしまう。彼の幸せを願って別れたが、憎まれ、さらに彼には悪い噂が流れ、手のつけようがない状態に……。どこかで断ち切らねばと小三郎は立ち上がる。命をかけて愛した男を守ろうとする武士の姿。
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