編集済
第8話 父に挑むへの応援コメント
戦わずして勝利する。
私正直源氏平家は不得意です(苦笑)
ですが秀吉を連想させますねぇ。
まあアレも信長という出来る狂気が
あったればこそかもしれませんが。
追記:失礼💦
この作品に限らずですが歴史小説全て
読み手が真実と面白がれば筆者の勝ちだと
思ってます(極論ですよ?)
その位、当作品が凄いって先ずは
ヨイショさせて下さい。
ホントそうです。
朝鮮出兵もそうですが
権力を捻じ曲げちゃうですよね。
ま、だからこそ人間話は面白い訳ですが。
作者からの返信
本作は別に源平合戦ものって訳じゃなくて、時代はそのちょっと前、源為朝っていう人間離れした英雄の成長譚ですけどね。
史実を基にしてますが、9割がたのエピソードは創作ですし (笑)
ところで「戦わずして勝利する」は源平や戦国など時代に関係のない戦の理想形ではないでしょうか。
その理由は本文に書いた通りです。
でも、それを実践していた筈の秀吉さんもどんどん残虐になって、最後には朝鮮征伐なんていう大愚行を犯しちゃう。
なんででしょうね?
卑賎の生まれだっただけに、最高権力者になったらタガが外れちゃったのかなあ。
まあ、権力の堕落っていうのは歴史上ほぼ例外のない繰り返される事実ですけど……
第21話 鵜丸への応援コメント
八郎と崇徳院の邂逅、なんと胸に迫る場面でしょう!玉藻前を巡る因縁が紡ぐ人間模様はまさに歴史絵巻のよう。八郎の澄んだ佇まいと、崇徳院の率直な悔悟に、鵜丸が象徴するのは運命の織り糸そのものですね。母と父、帝と臣、立場を超えた感情の交錯が見事で、次はこの短刀がどのような「物語」を生むのか楽しみでなりません。
作者からの返信
この場面は書くのが難しかったですねぇ。
細部を何度も書き直しました (^^;)
実は史実では為朝と崇徳院の邂逅の記録はこれといって残っていないんです。
たぶん保元の乱の時が初めての出会いではないでしょうか。
滝沢馬琴著「椿説弓張月」では、為朝が崇徳院の前で「今の世の弓の達人は誰か」ということで藤原信西を論破し、実技でも見事な技を披露して恥をかかせて、その結果、今後を危惧した為義から勘当されて鎮西に赴きます。
その際に崇徳院から熊野権現の守り札を貰ったことに感動して、生涯の主として敬い、最後にはそのお墓の前で切腹して果てるんですが、なんだかな~。
昔は皇室や「やんごとなき」方々に対する崇敬が今とは比べ物にならないぐらい大きかったんでしょうが、現代の我々から見るとスッキリしませんよね。
それでこんな出会いとして描いてみました。
崇徳院は今後も再々登場し、八郎を援けてくれたりして互いの繋がりを深めていきます。
実際には日本一の大怨霊として恐れられた方ですが、私はちょっと違った見方をしていて、ですから史実とも弓張月とも全然違う人物造形、運命になる予定です。
鵜丸のことも含めて、お楽しみに😊
第62話 政(まつりごと)の始まり(後編)への応援コメント
コメント失礼します。引き込まれてしまうので、読むのに凄く力が必要でして。
新しい体制、痛快な話です。昔の大河ドラマで平清盛がやたらと新しい世新しい世といいながら、する事なす事、藤原氏のモノマネだろうがと思っていた私にとっては、我が意を得たりと拳を握ってしまいます。
作者からの返信
大河の平清盛は観ていないのですが(連れ合いがテレビドラマは大好きなくせに、歴史ものは苦手なので・笑)、平家の没落の原因はそこにあったと論じる方も多いですね。
せっかく武士が政権を握ったのに、やることは朝廷の要職に就いたり、一族を国司に任命したり、娘を天皇の后にして子供を産ませ、外戚の立場を狙ったり…… 全く藤原氏のモノマネばかり。
これでは武士の支持を得られるはずがない。
でも、過渡期の政権としては仕方が無かったのかも。
なにしろ先例が無いですから。
この先もう少ししたら本作でも話が出てきますが、奥州藤原氏も租税や黄金、毛皮などの財や特産物を京に献上して、押領使や陸奥守、鎮守府将軍に任命され、蝦夷の支配を認めてもらっています。
鎌倉幕府の初期も似たようなもので、受領や荘園の権力や権利は認めた上で年貢の徴収を代行する、いわば朝廷の出先機関としての働きを認めさせることから出発しています。
平家の失敗からも学び、幕府が本当の意味で武士のための政権になるのは、もう少し時代が下ってから、承久の変や御成敗式目の成立を経て、決定的なのは元寇以来のようですね。
でも本作はフィクションですから!
八郎にはそんな姑息なやり方はしてほしくない。
だから一足飛びに、「武士のため」どころか「万民のため」の政を目指してもらうことにしました。
そうでないと面白くないでしょう?
まあこれも一つは比叡山における善弘、後の法然上人と出会った影響というべきか。
なにしろ法然上人こそは、それまで主に貴族階級のものだった仏教を、真の意味で万民のものとしたと言われる鎌倉仏教の開祖ですから。
ところでその法然上人ですが、八郎が鎮西に渡って以来、出番がありませんけれど、近々また重要な役割で登場するかもです。
お楽しみに😊
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
こんにちは。
最新話まで楽しく拝読しています。
昨年度に★を入れてしまっているので、貢献はあまりできませんが。
ということで、関係のない話で恐縮ですが。
https://kakuyomu.jp/works/16816927863355398339/episodes/16817330667752306406
上記の通り、今回のカクヨムコン10でも臨時号を作成いたします。
ぜひ、御作を紹介したいのですが、掲載許可をいただけると幸いです。
通常号で頂戴している情報で変更なしの場合は、そのまま掲載いたしますね。
もし変更点があれば、教えてください。
なお第一弾は通常号が12/27なので12/25辺りを予定しています。
作者からの返信
いつも愛読してくださってありがとうございます。
掲載の件、もちろんOKです。
こちらからお願いしたいぐらいです。
情報は以前のままで結構です。
臨時号、楽しみに待っております。
これからも宜しくお願い致します😊
第3話 懸想への応援コメント
企画から来ました。
平家物語が好きなので、とても面白く読まさせていただいております。
こちらの作品、商業用の文庫本かと思うほどです。時間はかかるとは思いますが、毎日数話ずつ読みます!
素敵な作品と巡り会えて良かったです。
作者からの返信
ありがとうございます。
平家物語がお好きなんですか。
そういう方には特に好んで頂ける作風かも。
ただ、史実や一般の伝承とはかなり異なる創作の部分が多いですけどね。
なにしろ為朝って人は一矢で軍船を沈めたとか大蛇退治とか、人間離れした伝説ばかりが多くって、信頼できる記録があまり残ってないんです。
だからこそ自由に書けるって面もありますが。
まあ、本作ではあまりに荒唐無稽な話は避けて、比較的リアルに書くようには務めております。
あ、歴史の大筋は変化させておりませんので御安心を。
ごゆっくり楽しんで頂ければ幸いです😊
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
心配していた義親さんの容体ですが、衰えはしていてもまだまだ元気で安心しました。
これなら為朝も安心して戦えますね。
次の戦いが楽しみです。
作者からの返信
気力が戻り、身体の方も一時的に回復はしましたが、歳が歳だけに、この先はどうなんでしょう。
もう80歳近く、当時としては例外的なほどの長寿ですよね。
う~ん、作者としてはどうするか悩ましい。
とにかく、そうです、次の戦いです。
鎮西の覇権を左右する、唐津の戦いにもまさる大戦!
八郎と仲間がどのような活躍を見せ、どんな結末を迎えるか、乞う御期待です。
ひょっとすると、新たな重要人物が登場するかも😊
第30話 海を渡るへの応援コメント
コメント失礼します
水軍の話、とても興味深く読みました。
勉強が、すごいですね。
貿易船と港の在り処に、ちょっと興味を唆られたことがあったので、フィクションであっても、資料の取っ掛かり的な意味でもおもしろいなと思いました。
もちろん、お話もおもしろいんですけどね
作者からの返信
勉強というか、昔からいろんなことに興味があって、ちょこちょこと調べてるうちに身に付いた知識ですけどね。
特に海賊には心惹かれるものがあって、日本だけじゃなくて、古今東西の世界中の海賊について何冊も本を読み漁ったかな。
さあ、これから鎮西に渡って、それこそ海賊衆が本格的に登場です。
お楽しみに (^_-)-☆
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
すみません、一つ確認という名の質問です。
この時代「蝦夷」と書いて「えみし」と読んでいた気がしたのですが、
この時代でも「蝦夷」と書いて「えぞ」と読むのでしたか?
この「えみし」と「えぞ」の問題、小生はあやふやでして……。
作者からの返信
蝦夷を「えみし」と読む場合はこの時代では奥州(もっと以前には関東も)に住む「人々」の意ですね。
古くは神武東征紀に愛瀰詩との記述がみられ、次に毛人と表され、ともに「えみし」と読んだようです。
いっぽう蝦夷を「えぞ」と読む場合は「土地・地域」(この時代には奥州、後には北海道ですね)を表す場合が主で、11世紀以降にはその読み方が現れます。
本作の時代は12世紀半ばですから、もう既に「えぞ」という言い方が広まっていたでしょう。
また、このすぐ後の源平合戦時代を背景とする多くの作品にも奥州藤原氏が登場するのは御承知の通りですが、それらにおいても東北地方のことを「奥州」または「蝦夷(えぞ)」と表記しており、それらに倣った次第です😊
第6話 玉藻前への応援コメント
企画から来ました。
歴史関係は疎く、知識もないのであまり読む機会がなかったのですが、楽しめる上に勉強にもなってお得感を感じましたw
やっぱりこういうのを書く時は調べたりするものでしょうか?
私は調べれば調べるほど何が真実か分からなくなってしまうので学がある方が羨ましいです……
作者からの返信
「お得感」とは!
感想コメントでは初めて聞く面白い表現に笑ってしまいました😊
調べるのは、そうですねぇ……
私の場合は、今までずっと自分の中に蓄積されてきたものを基盤に置いて書きますね。
新たに「これを書こう」とか考えて、それから調べるっていうことは無いです。
にわか仕込みの知識だと、物語が不自然になったり、底の浅いウンチクばっかりになってしまうような気がするので。
でも、細部の確認は必要ですね。
昔に読んだ本を引っ張り出してきたり、NET上で検索してみたり。
何が真実かっていうのは人によって解釈が違ったり、時代によって見解が変化したりするので、突き詰めればきりがないかと。
私も自分の見解で書いてます。
特に本作は純粋な歴史ものというよりは伝奇ものですし。
為朝っていう人は、あまり記録が残っていないんですよ。
一矢で軍船を沈めたとか、大蛇を退治したとか、荒唐無稽な伝説ばかりは沢山ありますけど (^^;)
そこでいっそのこと九尾の狐・玉藻の前の息子にしちゃって、歴史の大筋は押さえながらも、大部分は創作の世界で人物造形し、大活躍をさせることにした次第です。
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
拝読致しました。
爺様、すごい覇気です!Σ(゚Д゚)
病は気から、の逆で、気合が充実して気力が充実してしまったような?
心のあり方を教えてくれる、見事なメンターとしての役割を果たしてくれていますね(^^)
作者からの返信
病人や老人が、自分の興味のある話を聞いたり、嬉しい時には元気が出るのは本当によくある話で、私もその現場を何度か目撃しました。
まともに話もできなかったような人が、急に流暢に話し出してお金の駆け引きまで始めたり (笑)
引退して少し痴呆の気味が見えてきた人が、また無理のない程度に仕事を始めたら、急にシャッキリしたりして。
このエピソードには私のそんな経験が影響していますね。
ただ、一時的に元気にはなるけれど、長期的にはどうかなあ?
義親爺の場合は…… どうしましょう (^^;)
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
今回はとても胸がすくお話ですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
八郎も胸が晴れ、原田・菊池連合軍との大戦に臨みます。
どんな戦いになり、八郎や仲間がどんな活躍をするか、どんな結末になるか、乞う御期待です。
そしてまた、新たに重要人物が登場し、勝敗の鍵を握るかも。
それは誰でしょう?
今までの仲間に関係するある人物です。
お楽しみに!(^_-)-☆
第65話 義親、大喝すへの応援コメント
奥州藤原氏すら眼中に無し、気宇壮大とはこのことか!
義親も、自分を超える後継者を得て満足でしょう。
……てっきり義親が逝って八郎がその亡骸を前に決意を新たにする、なんて展開かと思いましたが、この作品がそんなありがちなことする訳なかったですね。失礼しました。続きが待ち遠しいです!
作者からの返信
奥州は源氏にとっては因縁の土地です。
特に義親にとっては、父の義家が苦労して後三年の役を勝ち抜いたにもかかわらず、奥州藤原氏に美味しいところを全て持っていかれたのですから、思うところがあったはず。
しかも清衡、基衡、秀衡と続く藤原三代のやり方は、上手に朝廷の御機嫌を取りながら相応の自治を認めさせるという、そんな姑息なやり方を鎮西において本作の八郎や義親が選択するはずはありませんよね (笑)
ということで、このような流れにしてみました。
源家にとって因縁の、しかもこのとき繁栄を極めている奥州藤原氏も「属国」と切って捨てるような八郎の気概に、義親も気力を取り戻し、俄かに身体も回復するという、年老いた病人には往々にしてありそうな……
でも、この回復状態がずっと続くんでしょうか。
そこはまだナイショです。
何はともあれ内政モードもやっと一段落して、いよいよ原田・菊池連合軍との決戦です。
これに勝てば北九州から中九州にかけて、鎮西の大半を制覇することになる大戦!
さあ、どんな風に描こうかなあ😊
第6話 玉藻前への応援コメント
コメント失礼します。
玉藻さんへの疑いが膨れ上がり、遂に手放してしまいましたか……!
一度疑心暗鬼になるとだめですよね。
もちろん、ご自身が置かれた現在の立場もあるのでしょうが。。。
しかし齢3歳で成長っぷりも腕っぷしも凄いですね、八郎さん。
これからどんなふうに成長していくのか、怖いような楽しみなような……です。
作者からの返信
まあ、今も昔も男性にはありがちな嫉妬と疑惑、そこに御家大事という当時の考え方も相まって、更には玉藻の正体は「アレ」ですから、恐怖にも駆られて為義は玉藻を手放してしまいました。
さあ、昇殿した玉藻がこれからどう暗躍するのかが一つのお楽しみです。
それから八郎に関してですが、為朝は伝承では4歳(しかも数え年)の時に牛車をひっくり返したそうで、本作では敢えてそのエピソードは取り上げませんでしたが、なにしろ一矢で軍船を沈めたとか、人間離れしたエピソード満載のお人です。
ならば本作の八郎にも、幼くしてこのぐらいの成長ぶりは見せてもらわないと。
これからもどんどん心身共に成長しますので、お楽しみに😊
編集済
第36話 祭りの後への応援コメント
武士や軍人って、過酷な仕事ですね。物事を深掘りしない明るい性質の方が向いてる気がする。
追記: まさに! 私が今書いている長編も、「明るい」軍人が、「深掘りするタイプ」の親友を自分の上司にするために説得した話でした。明るい方の男は本能的にEvelynさまがおっしゃったことをわかっていたという。
作者からの返信
それは「明るい」と言うべきか、それとも「単純」とか「あっけらかん」と言うべきか…… 武士や軍人がそんな人ばっかりになったら危険な気もします。
あ、でも大抵の物語では為朝は典型的なそんな人、勇猛なだけの戦士として描かれてますよね。
だからこそ、この物語ではちょっと違う面を持った人物として八郎や義親爺を描いてみました😊
第1話 異形の白拍子への応援コメント
文章がとても凄いですね。古文的な、まさに歴史小説といった文章で、その上で読みやすくて情景が目に浮かぶようです。
白拍子もとても妖艶な感じが伝わってきて、引き込まれます。
作者からの返信
ありがとうございます。
実は私、英語が専門で、日本語の文章はなかば独学みたいなものなんですが、文章を褒めてくださる方が多くて、自分でもちょっと驚いているぐらいです。
まあ、翻訳は随分とやりましたから、それが影響を与えてるところがあるかな。
でも本作では、特に第1話は時代感を出すため、意図的に古文調にした部分もありますね。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです😊
第1話 異形の白拍子への応援コメント
はじめまして。
コメント失礼致します。
雅やかな雰囲気が大変素敵なお話で、言い回しと表現に惹き込まれました。
為義様の行動力が素晴らしいですね。
美しい彼女に魅せられて、と思えばラストは修羅場で……!
引き続き拝読させて頂きます。
作者からの返信
いらっしゃいませ (^_^)
第1話は時代感を出すため、特に古文調にしたところもありますね。
この時点では、本当の主人公である八郎為朝はまだ生まれてないんです。
だから、WEB小説では禁断(!)とされている導入部ですね (笑)
冒頭部分の数話では為義は狂言回し、白拍子の玉藻が仮の主役といったところかな。
そして主人公の八郎が生まれ、話は段々と劇的な方向へ……
ゆっくりと楽しんで頂けたら幸いです😊
第32話 生きていた義親への応援コメント
そっか、おじじさま、あの八幡太郎義家の子か!! 「炎立つ」の影響で、猛々しくも清々しい義家の姿が思い浮かびます。
作者からの返信
そうです!
義家の二男で、嫡男です。
「炎立つ」の義家は確か若き頃の佐藤浩市さんが演じておられましたよね。
うん、確かに清々しかった😊
第5話 頼長卿への応援コメント
こんばんは!
昔は、自分の妻や愛人が御身分の高い方に所望されたらお渡しするのが習いだし、逆に御身分の高い方がもう飽きた愛人を身分の下の者にお下がりとして妻や愛人として与えるのは普通だったから、頼長さんも何が悪いの?的なサラッと言ってるんだろうなと思いました。
玉藻さんにとっては為義さんは踏み台だった感じで、喜んで上皇様の側室に上がりそうですね。
上皇様と悪女、実に似合いますね。
作者からの返信
仰る通りなんですが、そこに思わぬ邪魔が入ったと思ったら、ある事件が起き、その事件はもしかして玉藻が…… というのが次話の流れです。
まさに為義は踏み台。
だったらなんで子供まで産んだんだ…… というのは、まだまだ先のクライマックスで明かされる秘密です (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
え、いきなり修羅場ですかw
作者からの返信
はい、いきなり修羅場というか人死にでございます(^^;)
何ででしょうね?
他にも為義と白拍子の出会いの演出はあったんでしょうけど、自分としては深く考えず、ごく当たり前にこういう流れにしちゃいました。
書いている時に、何か妖しいものが憑りついたかな?
第64話 義親のもとへへの応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
正月祝いの楽しい雰囲気が伝わってきました。
掛け合いがいいですね。目を開けて眠る技、わたしも習得したいです。
戦を控え、凶報に一人で向かった八郎が気になります。
作者からの返信
私の知り合いに目を開けたまま眠る人がおられまして、その方の癖を拝借しました。
リアルの世界でも、もうすぐお正月ですね。
皆様のお正月が楽しいものに、そして新しい年が素晴らしいものになりますように。
物語の中の八郎は新年早々大変ですが…… (^^;)
第64話 義親のもとへへの応援コメント
そこに第一の凶報が入った 第一というからには嫌な予感がしたのです。タイトルからも引っ張られるものがあったし。
作者からの返信
第一、第二の凶報と言えば、後に来る方が重要な感じがしませんか。
日本語では往々にして後にくる方が強調されるので (笑)
ということで、八郎も原田・菊池の挙兵の件は重季に任せて、何はともあれ義親のもとへ……
第29話 妻を娶る?への応援コメント
またコメントで戸惑わせてしまって申し訳ないです……
こうすると、作者から、この描写力入れたんですとか、自分のお気に入りのフレーズですって返事がくるもので……
"「あ、いや、儂はまだ独り身だが」
「はは、だったら黙っておれ。門外漢があれこれ言うな」"
すこ
作者からの返信
説明ありがとうございます。
スッキリしました😊
上記の時葉と重季のやり取りですが、本作にはめずらしいコメディ調になってしまって (笑)
まあ、私は二人の性格が出てて、好きな箇所なんですけどね。
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
ついに平清盛公登場ですね。
史実から推察するに彼は度量の大きい大政治という印象なので、この作品内でのキャラクター性には納得です。
作者からの返信
仰る通り、私も清盛は度量の大きい人物だと思いますので、このように描いてみました。
しかも海が似合う開放的なイメージがありますね。
納得して頂けたようで嬉しい限りです。
今後も重要な場面で再々登場しますので、お楽しみに😊
第36話 祭りの後への応援コメント
さすが年の功といいますか、今まさに八郎が聞きたかった言葉を見事に心へ届け、そしてきっと正しい道へ導いたと思います。
とても感慨深い話で、いつも勉強になります!!
作者からの返信
義親爺様は最初に登場させた時は豪快なばかりの人物で考えていたんです。
ところが回を経るにつれて段々と違う面が出てきて、作者自身が驚いているぐらいです。
年齢が年齢だし、当初は早めに御退場願うつもりが、今ではこの物語に欠かせない人物になってしまいました。
それは実は主人公の八郎についても同様で、いろんな伝承では豪放一辺倒なはずの為朝が、理知的なところを身につけたり、本エピソードにあるように戦のことで悩んだり。
物語を書くって不思議ですね。
話が進むにつれて、登場人物が筆者も予定しなかった成長を遂げたり、いろんな面を見せてくれたりする。
う~ん、面白い😊
編集済
第27話 勘当への応援コメント
崇徳院と信西たちの対立も、ここから始まったのか……
追記: ごめんなさい、誤解を招く書き方でしたね。このお話での崇徳院たちという意味でした!
作者からの返信
いえいえ、八郎の信西館への殴り込みは、あくまで私の創作ですから (^^;)
実際には崇徳院と信西との対立は、信西の2人目の妻が雅仁親王(後の後白河天皇)の乳母であったこと、崇徳院を疎んじていた鳥羽法皇の信任を得たことなど、諸々の事情があったようです。
為朝が勘当されたのも、史実では「京での乱暴が過ぎたから」とあるだけ。
滝沢馬琴作「椿説弓張月」では、「今の世の弓の名人は誰か」ということに関して、崇徳院の面前で為朝が信西に反論し、続いて実技でも見事な腕前を披露して信西に恥をかかせたため、それを危惧した父の為義が為朝に鎮西に行くように命じたという筋書きになっています。
どちらも面白くないので、こんな事件を設けてみた次第です。
本作は大筋においては史実に則っていますが、途中の事件に関しては殆どが私の創作ですのでお間違いのないように (笑)
なにしろ為朝っていう人は「保元物語」や「平家物語」以外にあまり記録が残っていないんですよ。
人間離れした怪しげな伝説だけは沢山残ってますけど。
だから却って自由に描けるっていう側面もありますけどね。
そもそも「九尾の狐・玉藻前の息子だった」っていう設定自体、伝承とも史実とも異なりますし😊
追記への返信)もしかしてそうかとは思いましたが、念のため書いておいた次第です。
稀に創作の箇所を史実と思われる方もおられるもので。
「ごめんなさい」なんて気を遣わせて、却って悪かったですね。
こちらこそ、ごめんなさい。
編集済
第59話 天満宮への応援コメント
菅原道真を怨霊としたのは、為政者が不幸の連鎖を断ち切るための落とし所みたいなものだと理解しています。
光孝天皇の代から天皇の系譜が変化しています。その子である宇多天皇は藤原家の後ろ盾がなく、阿衡事件で基経に痛い目に合わされて道真が仲介してくれたお陰で、懇願して自身の側近に加えて昇進させて行くんですよね。
学者でいたい道真は昇進のたびに辞退するんでが、最後は情に負けてしまっているようで。娘を親王に嫁がせたことで、まんまと謀略に嵌められてしまったのが昌泰の変。
あっさり罪を被ってしまってます。
残した歌にあるように、左遷は寧ろ都を離れられて清々していると思っています。
先の右大臣源能有は自身の生い立ちもあり、どちらにも加担しないで、むしろ自身の子等の行く末に力を置いてます。
その辺りを自分の話でしっかり纏めてみました。
作者からの返信
「自分の話」っていうのは「平安京の双璧 摂関家・清和源氏の氏祖物語」のことでしょうか?
さすが御作に繋がる一件だけあって、よく調べておられますね。
概ね仰る通りだと思います。
ただ「為政者が不幸の連鎖を断ち切るための落とし所」っていう言い方にはちょっと引っ掛かります。
平安初期の早良親王の一件以来、当時の公家衆が抱いて来た死者の祟りに対する恐怖は相当のものがあり、だからこそ保元の乱に至るまで、少なくとも表向きは「死刑」が廃止されるんですよね。
ならば道真の怨霊に対する恐れも多大なものではなかったでしょうか。
本文に書いたように事件、犠牲者が相次いでいるんですから。
「落とし所」と言ってしまうと、当時の為政者が無神論的、即物的に現代人のように割り切って民心の安定を図ったような印象がありますね。
むしろ純粋に怨霊に対する恐れがあり、それを神として祀ることで、これ以上の事件の連鎖をくい止めようとしたのではないかと。
仰っているのは、もしかしてそういうことですか?
左遷された道真の境遇も相当に悲惨なものだったようです。
俸給や従者も与えられず、政務にあたることも禁じられ、刑死ではないものの、衣食住もままならず窮死に追い込まれ、緩慢な死罪に等しかった、と言われています。
大宰府時代に残した詩にも、政敵の時平一派に対する憤り、かつて天皇へ忠誠を誓ったことへの後悔、捏造された罪状が家族・親戚まで累が及ぶことと、過去の功績の抹殺に対しての痛恨と悲憤を綴っており、これでは怨霊になるのも仕方がないと思わせます。
ならばそう仕向けた公卿たち、そして大衆が、道真死後の一連の事件を怨霊の仕業と考えて恐れたのは自然ではないかと。
決して「落とし所」といったような生易しいものではないのでは?
当時の日本って、本当に「怨霊信仰」と「言霊信仰」に支配された国ですよね。
長文失礼しました (^^;)
第19話 鬼若への応援コメント
確かにこの状況で、彼らが塩やまして味噌を持っているはずもないですね。
あまりにもひどい状況、なのにたくましく生きている(あるいはたくましい子しか生き延びられない)ことに複雑な気持ちになりつつも、時葉や鬼若らがとても魅力的です。
そして、鬼若、牛若丸のお兄さん? でも世代違うし……と調べてしまったら、あの人でしたか!
作者からの返信
そう、あの人です (^_^)
生年不詳なんですが、いろんな状況から考えて為朝と同年配とも考えられるので、御登場頂きました。
吾妻鏡とかの信頼できる史書には殆ど記録が無くて、今に伝わる伝承は全て「義経記」などの物語文学に基づくものばかりなんです。
だから自由に描いていいかなと (^^;)
もともと比叡山で修行していたのが乱暴が過ぎて追い出されたと言われてるんですね。
それで山麓に住む浮浪児の仲間に入ったことにしちゃいました。
実は時葉も牛若丸と関係の深いある女性です。
それが誰なのかは、もう少し先のエピソードで明らかになります😊
第1話 異形の白拍子への応援コメント
美人さんに会いに馬でおでかけする行動力がすごい。
舞いに抜刀、文章なのに、映像や音として伝わってきました。
長らく読んでいなかった文体なので、スイッチ入るまで時間がかかりました。
もの凄い語彙力なので国語と思いきや、英語の先生なのですね。
作者からの返信
頭の中にまず映像や音があって、それを文章にしているので、そう感じられたのかもしれませんね。
それと、そう、私、英語が専門で、アメリカにも10年ばかり住んでいたので、今はある学校で英語を教えることを職業にしてるんです。
応援コメントに対する返信を御覧になったのですね。
まあ、でも、英語も国語も、言葉に関する教科ということでは一緒ですし、英文学部出身の作家さんも多いですよね。
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
白河法皇、鳥羽院、崇徳院、後白河天皇……この時代はあまりに混沌すぎて、いつも時系列がこんがらがってしまいます。
ちなみに玉藻は、美福門院的なポジションなのでしょうか。
作者からの返信
極めてざっくりとまとめると、白河法皇は実質的に院政を始めた方で、鳥羽院はその孫になります。そして白河法皇の死後、治天の君としてその院政を引き継いだ方です。
崇徳院は鳥羽院の息子ですが、その出生に関して鳥羽院に疑われ、異母弟である幼い近衛天皇に譲位を余儀無くされた方。
その辺の事情は本作ではもう少し先、「崇徳院」のエピソードで述べる通りです。
ところがこの近衛天皇が若くして亡くなり、鳥羽院は崇徳院の息子である重仁親王ではなく、崇徳院の同母弟である雅仁を帝位に就けるんですね。これが後白河天皇です。
それが原因で保元の乱が起るんですが、それについてはこれから執筆予定の第三部で描くことになると思います。
玉藻は美福門院的なポジションというか、伝承、物語などにある「玉藻前」のモデルが美福門院なんです。
近衛天皇の母親であり、そのことから保元の乱、平治の乱の一因を作り世を乱した悪女として考えられたんでしょう。
で、この美福門院がちょうど為朝の母親ぐらいの年齢なんです(ちなみに近衛天皇と為朝は同年です)
それで、じゃあ「玉藻前=九尾の狐」を人間離れした逸話の多い為朝の母親にしたら…… と思いついたのが、この物語を書き始めたきっかけです😊
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
確かに、清盛はこのくらい懐が深そうですね。
作者からの返信
はい、仰る通り清盛公は懐の深い方だと思います。
大輪田泊に港を開いて日宋貿易に乗り出すような、当時の武士では考えられない開明的なところもあるし、自分の部下の極めて身分の低い者に対しても思いやりがあったという逸話もあるし。
典型的な「悪人」のイメージが強いのは、あれは「平家物語」や「吾妻鏡」の影響が大きいようです。
でも「平家物語」は物語文学なので、仏教でいう「因果応報」を強調するために実際以上に清盛を悪く描いてますし、「吾妻鏡」はいわば鎌倉幕府の公式歴史書なので、その意図は推して知るべしですね。
ということで、清盛好きの私としては、この後も重要な場面で清盛を登場させますので、乞う御期待です😊
第14話 功徳院への応援コメント
八郎の強い意志と善弘の深い学識が、比叡山の静寂な修行生活に美しく調和し、歴史と仏教の融合が魅力的で、比叡山での八郎と皇円阿闍梨、そして善弘の出会いには、運命的な引力を感じます。
作者からの返信
史実では為朝は比叡山には送られてませんけどね (笑)
善弘つまり後の法然上人は為朝の6歳上で、実際にこの当時、功徳院で修行をされてます。
本来は接点の無い二人ですが、私としてはどうしてもこの若き法然上人と八郎を会わせたかった。
それによって伝承にあるような豪放一辺倒の為朝像ではなくて、理知的な面も兼ね備えた新しい八郎為朝像が生まれるきっかけになると思いまして。
実はこの先、比叡山において八郎はこの物語における重要人物何人かと出会います。
それらの人々は、やはり史実では為朝と接点のない著名な人物の若き日の姿だったりします。
お楽しみに。
ちょっとネタバレでした (^^;)
第52話 弁慶、時葉、奮戦すへの応援コメント
集団戦の描写のディティールが凄くて、毎回ながら感心します。読むだけで両陣営の様子や思惑が伝わってくる描き方でお手本になります。
作者からの返信
ありがとうございます。
でも、お手本だなんてとんでもない。
まだまだ新米でございます😓
編集済
第63話 凶報への応援コメント
ぼくの住む宮崎にも西米良村という菊池一族にゆかりのある土地があります。
どうも敵になりそうな雰囲気ですが、続きを楽しみにしてます!!
作者からの返信
南北朝期までは九州でも有数の大豪族だった菊池氏が戦国期には次第に衰え、豊後の大友氏に滅ぼされます。
その子孫が逃れた先が今の西米良村で、それから米良氏を名乗ったと聞いています。
明治になってからは菊池姓に戻し、男爵に叙された名家ですよね。
史実でも為朝は原田氏や菊池氏との合戦を繰り返しているようです。
まあ、敵ではありますが、宗頼のような悪党に描くつもりはないので御安心ください。
それに、この時点で菊池一族が滅びてしまったら、この後の歴史と大筋で食い違ってしまいますものね。
本作ではどのような顛末になるか、乞う御期待です😊
第2話 斬撃の後への応援コメント
さすがは源氏の重宝、よい切れ味ですな。
京都観光の折に、見に行ったものです。
それに、渡辺の荘とはまた、懐かしい名詞……。
渡辺の津といえば、瀬戸内と旧淀川、京へと結ぶ要所、だったかな……?
ちょっとうろ覚えです笑
作者からの返信
おお、髭切、別名鬼切を実際に御覧になったのですか!
北野天満宮ですよね。
いいなあ。
私は写真ばっかりで、まだ実物は見たことがありません。
渡辺津ですが、仰る通りです。
瀬戸内と淀川、京を結ぶ要所であり、摂津源氏の治める地。
髭切を振るって茨木童子の腕を斬ったという渡辺綱の子孫、瀬戸内の海賊衆である渡辺党の本拠地でもありますね。
当時の畿内では第一の港ですが、平家が大輪田泊を造って日宋貿易を独占しようとし、更には都を京から福原に移したので、それでは渡辺津の価値が無くなると、ここを治めていた源三位頼政と不和になり、ついには頼政は以仁王と挙兵に至ったという説も……
いろいろと源氏に因縁のある場所です。
第1話 異形の白拍子への応援コメント
自主企画から来ました!歴史ものは普段あまり読まないのですが、テンポの良い文章のおかげでスッと内容が入ってきました。
続きも読まさせて頂きます♪
作者からの返信
いらっしゃいませ。
文章にはテンポは大事ですよね。
平安最末期という、WEB小説ではあまり馴染みのない時代背景ですが、スッと理解して頂けたなら幸いです。
ごゆっくりお楽しみください😊
第6話 玉藻前への応援コメント
疑わしいことばかりで人生ままならんって感じですね。
重厚なのに読みやすくて夢中になりました。
そして、★1000越えおめでとうございます!!
作者からの返信
まあ、権謀術数渦巻くような平安末期ですし、為義の相手は玉藻、そして玉藻の正体は「あらすじ」で書いたようにアレですから。
そりゃあ「ままならん」でしょうね (笑)
「読みやすい」と言ってくださる方が多くて嬉しい限りです。
複雑な内容でも分かりやすく伝えるのが優れた文章だと、ずっと信じておりますので。
★1000超の件ですが、ありがとうございます。
これも全て、愛読、応援、激励して支えてくださる皆さんのおかげです (^_^)
第5話 頼長卿への応援コメント
為義さん、赴いた先で略奪とか色々やっちゃってたのかしら(;´д`)
それは身から出た……。
玉藻さんからの恨みも、そのあたりで買っていたり??
とにかく、八郎は父(仮)の手を完全に離れた怪童として、三歳にして歩みだしたんですね。末恐ろしい((( ;゚Д゚)))
作者からの返信
そうです。いろんな乱暴狼藉をやらかしてます。
一般には為朝や義朝との対比上、地味だけれど好人物として描かれることの多い為義ですが、実像は全く違うようです。
身から出た…… 全くその通りです。
玉藻は関係ありませんけどね。
なにしろ彼女の正体は「アレ」ですから。
八郎はねえ…… まあ、これから事件続出です。
特に大きな事件が早速次のエピソードで起こります (^_^)
第63話 凶報への応援コメント
拝読致しました。
まさか為朝さん、法の番人になるとは!Σ( ̄□ ̄|||)
ですけど、荒くれたちを裁くならば、法理で押し切るだけではなく、ちゃんと相手が納得できるように情理を考えないと叛乱置きますよね、この時代(^-^;)
想像以上に大変そうな役職です。
そして、過去には商人から税を取っていなかったとか。
難しいのでしょうね、どれくらい儲けたかを把握するのって。
江戸時代になっても、入り口の間口の大きさで税を決めたせいで長屋が増えたなんて話があるくらいですから。
ここから本格的に税金を鳥、貨幣経済制を敷いて行くのなら、当時としてはめっちゃ斬新な政治システムになりそう。
さて、九州をどんな国にまとめてゆくのか……!
作者からの返信
法とはいってもそれまでの律令ではなくて、武士や民の実情に合致した「道理」で、訴えた側と訴えられた側の双方を納得させなくてはいけないので大変です。
さてさて、どうなることやら (^^;)
商人に対する税に関しては本文に述べた通りで、税を徴収し始めるのが室町期、一般化するのは安土桃山期からなんです。
信長や秀吉は、それまでの重農主義から転換して重商主義的政策を取り入れた人なのでそうなったようです。
この時代では誰も考えなかったことでしょうね。
そこで自身が商人である王昇夫妻に発案して頂きました。
この2つだけでも大変な大仕事なのに、そこに原田・菊池連合軍の決起と義親の不例が重なって大変です。
さあ八郎がこれらにどう対処していくのか、乞う御期待です😊
第63話 凶報への応援コメント
新展開、首を長くして待っていました! 危機に際してどう立ち向かうかが英雄譚の醍醐味ですので、続きを楽しみにしています。
それと、あと☆3つでついに☆1000到達ですね。この作品がどこまで☆を付けられるのか、そちらも楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
原田・菊池連合軍と襲来と義親爺の不例、同時に起こったこの二つの事態に八郎がどう対処するのか、乞う御期待です😊
それと、★の件。
仰る通り、あと3つで1000の大台なんですよ。
歴史・時代・伝奇なんてマイナーなジャンルで、転生とかもなし、時代背景も人気の戦国時代とかじゃなくて馴染みの薄い平安最末期、「天下統一」なんてものにも主人公は興味がない。
それでよくここまで来たなあ~なんて感慨しきりです。
ちょっと快挙なんじゃないかと。
これもみんな、愛読・応援してくださる皆様のおかげです。
本当に、感謝感激雨あられです😂
第1話 異形の白拍子への応援コメント
「ぽーん」鼓の音の表現として、これ以上ない表現ですね。
頭の中で、完全に鼓の音が響きました。何気ない描写なのに、あぁ上手いなぁと。
今様を謡い舞うシーンも躍動感があって、一挙手一投足が目に浮かびました。天晴れです。
驕れる人も久しからず、盛者必衰の理であるとはいえど。
平家は上り調子で、源氏にはまだまだ苦しいこの時代。
先が楽しみです。
ちなみにまだ1話までしか読めていないので、あらすじやキャッチの情報を読んだだけの感想ですが。
狐とは『来つ寝』。
まさに、白拍子や遊女といった浮かれ女の暗喩だったともいいますね。
ナイスな設定だと思います。
ゆっくり読ませていただきますね。
作者からの返信
ありがとうございます。
擬音語や擬態語を使いすぎると文章の品が落ちるっていう意見がありまして、私はそれに賛成なんですが、ここはどうしても「『ぽーん』と一つ、鼓の音が」でないと、その音感が表現できない気がして、そうした次第です。
鼓の音にしろ、舞のシーンにしろ、褒めて頂いて恐縮しきりです。
「来つ寝」に関しては日本霊異記に「狐」の語源だという話がありますね。異論もあるようですが。
白拍子や遊女は確かに「来つ寝」、それに男を手玉に取るから「狐」って印象にぴったり。
まあ、白拍子や遊女の暗喩から「九尾の狐」に結び付けた訳でもありませんけど、頭の隅に狐顔の美女が男を翻弄するイメージはありました。
どうも私、長身で狐顔の美しい悪女に対する憧れを潜在的に持ってるみたいです (^^;)
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
第1話 異形の白拍子への応援コメント
白拍子の美しさに、為義目線で魅入った感覚でワクワクと想像させられました!
彼女がどんな言葉で話すのか、楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
序盤は為義が狂言回し、白拍子の玉藻が主人公といった構成です。
真の主人公である八郎為朝は、まだ生まれておりません (笑)
WEB小説で、物語のスタート時点で主人公が生まれてもいない作品は珍しいかと (^^;)
その代わり玉藻の妖しさ全開です。
楽しんで頂ければ幸いです。
第4話 八郎誕生への応援コメント
こんばんは!
第一話のみゃーの感想に頂きましたお返事がジワジワと現実の物に…
為義さんのイメージ、確かに変わりました
(^~^;)
お返事を噛み締めながら拝読しました。
為義さんの玉藻さんへの感情は、非常に興味深いですね。
愛とか信頼とか言う感じでは無く、でも、昔の高貴な身分の男性は本妻の他に沢山の側室がいたでしょうから、高貴な身分の男性の側室への感情はこういうものだったと思いますし、為義さんの玉藻さんの囲い方や感情は凄く歴史文学として現実味があり凄く納得しました。
作者からの返信
この時点で為義は40過ぎ、玉藻はまだ20歳前ですからね。
しかも為義の玉藻に対する気持ちは「愛情」とは程遠い「恋慕」ですし、玉藻は白拍子のうえに正体は「アレ」だし。
そこに更に「家」の問題が絡んでくるから複雑です。
平安の昔を背景とした物語なので、当時の男性はこうだったろうな~、なんて思いながら為義の心理を描写しましたが、あらためて考えると、こういう男性って、現代でも居そうですよね (^^;)
編集済
第35話 舜天丸への応援コメント
朝の時間にここまで読ませていただきました!
八郎がかっこよくて面白かったです!
あと、Evelyn様の文体と知識がとにかくすごい。
自分は読者選考すらも怪しいですが、かわりにこの小説が編集者様の目にとまるよう、レビューを書かせていただきます(自主企画からは外れておきました)。
作者による評価は、ランキングにそれほど影響しない? らしいですが、少しでもこの小説を押し上げれたら嬉しいです。
本当に応援しております。
作者からの返信
ここまで一気に読んで下さったのですね。感激です。
「文章と知識がすごい」なんて…… いえいえ、まだまだ勉強中でございます。
レビュー拝見しました。
素敵なお勧めの言葉、ありがとうございます。
まあ、カクヨムコンはともあれ、この作品が少しでも質の高いものになるよう、これからも頑張ります😊
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
うーん、めっちゃ面白い!
文章はすごくビシっとしてるのにグイグイ読めてしまう。
一文ごとのリズムがいいからでしょうね、羨ましいセンス!
清盛公はカッコよくて松山ケンイチ味もあって魅力的です。
作者からの返信
ありがとうございます。
文章のリズムは、ある程度は意識してるかな。
私、音楽好きなので、その影響があるかもしれませんね。
清盛公は一般的には悪人のイメージですが、私はちょっと違った印象を持ってるので、こんな風に描いてみました。
松山ケンイチさんの大河ドラマは見てないんですが(連れ合いが、テレビドラマ大好きの癖に歴史ものには興味がないので・笑)写真は何枚か目にしたことがあって、その雰囲気が頭に残っていたかもですね。
とにかく気に入って頂けたなら嬉しい限りです😊
第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画から参りました。
難しい言葉が沢山用いられているのにも関わらず状況がわかりやすく、Evelynさんが表現を学んでこの話を手がけたのが伝わってきます。続きが気になる構成ですね!
作者からの返信
いやいや、別に表現を「学んだ」っていうことはありませんが、私、実は英語が専門で、それを学校で生徒に教える仕事をしているので、普段から言葉については考える機会が多いんです。
その影響はあるかもしれませんね。
とにかく、ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
第33話 瀬戸内水軍襲来への応援コメント
伊豆で傷ついた腕でも舟を沈める矢を射ることができたんだからね…
作者からの返信
為朝の物語といえば、一矢で船を沈める場面は必須でしょう (^_^)
本作では伊豆大島ではなくて、鎮西での海戦での出来事に設定しましたけどね。
そういえば、八郎は本作では保元の乱で敗れて伊豆に流されるのかな~、どうかな~
たぶん、史実や有名な「椿説弓張月」、その他の物語のようにはならないと思いますよ。
どうなるかは…… あはは、やっぱりまだナイショです😄
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
崇徳院と後白河天皇の権力争いで後に戦うことになる兄弟…
作者からの返信
そうです。義朝と為朝は本作の終盤、保元の乱で史実通り戦うことになります。
ただ、あの乱は単純な崇徳院と後白河天皇の権力争いと言えるかどうか。
私はちょっと違うんじゃないかと思っています。
その辺のところは本作で描く予定ですが、そう、このエピソードから少し先で八郎は崇徳院に出会うことになりますよ。
そこで崇徳院に関するお話と性格描写が……
第3話 懸想への応援コメント
この時代だと白面金毛九尾狐の伝承が日本にはないのか…まさか殷を滅ぼした妲己だとは思うまい
作者からの返信
九尾の狐・玉藻前のモデルは鳥羽上皇の后であった美福門院と言われています。
保元、平治の乱の一因を作った女性ですね。
ですが、妲己や褒姒が九尾の狐と結び付けられるのは玉藻前の物語の成立した室町前期以降で、一般的に知られるようになるのは、御伽草子の「玉藻の草子」、能の「殺生石」からです。
ですから、この時代よりはずっと後のことになります。
そもそも、物語のこの時点では保元の乱も平治の乱も、まだ起きておりませんし、だから九尾の狐のことは誰も知りません (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
ワクワク感のある古い言葉使い…そういえば源氏って源頼光の弟に怪異丑御前がいたり妖怪と縁深い家系だったな
作者からの返信
まあ平家にせよ、古い家系には妖怪談が付き物ですが、頼光の酒呑童子退治を始めとして、源氏は特にそうですね。
でもそれは、後に源氏が最終的な勝者となったせいかも。
だってほら、天皇家だって怪異談には事欠きませんものね (^^;)
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
八郎の初めて見る海への感動や、清盛の圧倒的な存在感と八郎の堂々たる態度が対照的で、また広大な海と大陸への夢が八郎の心に刻まれる様子は、未来への伏線としても魅力的です。おかげで物語のスケールが広がりました。
これぞ、大河ドラマ!て感じで胸熱です‼︎
作者からの返信
ありがとうございます。
意識した訳ではないんですが、確かに大河的ですね。
八郎為朝の誕生から半生を描く物語なので、自然にそうなっちゃうのかなあ。
広大な海と大陸への夢が未来への伏線とは!
鋭いですねえ (^^;)
そこは最後のお楽しみということで。
それまでにあれもこれも、とんでもない事件が多々起こります。
ちなみに最新話では鎮西を京都の朝廷の支配から逃れた独立国にするべく奮戦中です。
ごゆっくりお楽しみ頂けたら幸いです😊
第14話 功徳院への応援コメント
現代日本は宗教に無関心な人が多いですが、この時代は仏教が政治にも関与していたのでしょうね
作者からの返信
それは宗派と僧によりけりでしょう。
「鎮護国家の仏教」と言われたように、日本では仏教の導入以来、国家の経営と仏教は密接に結び付いていて、奈良の東大寺の建設は、その代表的な例ですね。
この時代でも特に比叡山は政治との結び付きが強いのではないでしょうか。
親王や摂関家出身の人間が天台座主になったり、僧が有力な政治家の顧問のようなことをやったりしてますから。
朝廷が決めたことに不満があると強訴を起こしたりね。
ただ、本文に登場する皇円僧正は、その学識で知られた人で、政治との繋がりはそれほど強くはなかったようです。
宗派によっては政治にあまり関わらないところもあったでしょう。
実際、この少し後の鎌倉仏教の時代になると、親鸞や道元など、敢えて政治と関係することを避ける人も出てきます。
ただ、親鸞の浄土真宗の場合は、後の蓮如の時代からどんどん巨大化して、戦国期に入ると政治との関わりも大変なことになりますけど (^^;)
第61話 政(まつりごと)の始まり(前編)への応援コメント
小生はいつも10万字を過ぎてからレヴューをお書きしているのですが、
今回はランキングが表示されてからお書きしようと思います。
もちろん、レヴューを書いた後も拝読させていただきます。
作者からの返信
あらまあ、レビューを書くことを前もってお知らせくださるとは、御丁寧にありがとうございます(^_^)
これからも愛読して頂くなんて、有難い限りです<m(__)m>
編集済
第59話 天満宮への応援コメント
太宰府天満宮、お参りに行ったことがあります!
梅の季節ではなかったのが残念でしたが。
(´・ω・`)
遠いので、太宰府天満宮は一度きりのお参りになりましたが、近くの天満宮にお参りして、撫で牛をなでなでして帰ってきます。
(*^^*)
お参りすると、なぜか必ず嬉しくなって、気分
よく帰宅します。
微力ながら応援しています!!
作者からの返信
私も1度しか行ったことがありません(笑)
神社の壮大さもですが、その盛況ぶりにビックリしました。
今でも年々参拝者が増えているそうです。
お正月の三が日だけでも200万人(!)の初詣客が来るそうです。
さすが代表的な学問の神様だけありますね。
でも本来は作品に書いたように祟り神です。
日本の神社の面白いところは、祟り神に何か役割を与えて善神にしちゃうんですね。
道真公に匹敵するぐらいに学問のできた人は他にもいたでしょうが、無念の死を遂げて祟り神になっちゃったから、今度は「学問ができた」ことに目を付けて学問の神様にしちゃう。
何か役割があると、そっちで忙しくて祟りを為さないと考えるんでしょうか。
ちなみに本作にも登場する崇徳上皇は、日本第一の大怨霊だった筈が、今では和歌が得意だったから「芸術」の神様、蹴鞠が得意だったから「サッカー」の神様だそうです(爆笑)
Jリーグの選手もよくお参りに行くそうですよ。
交通安全の御札もよく売れるそうで、何故かというと、なにしろ大怨霊だから向こうが怖がって衝突して来ないからだそうです(またまた爆笑)(^_^)
菅原道真公は牛に御縁があるそうで、生まれたのは丑年、亡くなったのが丑の日、そして本エピソードに書いた牛車を引いた牛の件ですね。
牛の像を撫でてあげると健康になるとか頭が良くなるって言われてますよね。
あまりの行列だったので、残念ながら私は撫でてあげるのを諦めましたが😓
第62話 政(まつりごと)の始まり(後編)への応援コメント
そうですよね。革命を起こしたり専制国家から独立を果たしたりしてもなかなか後がうまくいかないのは、旧態依然とした政治体制を引き継いでしまうからなんですよね……。
八郎達の理想は実現出来るのか??
現代においても難しい課題だと思いますが、彼らの奮闘の行く末を見守りたいです。
作者からの返信
仰る通り、新しい国造りのためには、ただ旧体制を破壊するだけではダメで、新しい理念に基づく新たな政治機構の構築が不可欠ですよね。
それができなくて崩壊していったケースのなんと多いことか。
世界史的に言えば、フランス革命の直後の混乱からナポレオンの没落に至るまでの経緯なんかは典型的な失敗の例で、逆にアメリカの独立戦争なんかは「独立宣言」の理念に基づいた国の創造に比較的成功した例になるのかなあ。
今のフランスやアメリカがどんな国かっていうのとは別次元の話ですけど
既得権益を守りたい輩と新しい理想の衝突は、いつの時代でも現実に起こる難しい課題です。
そして新たな理想が敗北するケースの方が圧倒的に多い。
でも、そこはフィクションの強み!(笑)
せめて物語の中だけでも八郎たちには理想を存分に追求させ、なんとか成功させてやりたいと思います。
その一方で、これからすぐ、また大きな戦いが待っているんですけどね (^^;)
第62話 政(まつりごと)の始まり(後編)への応援コメント
お待ちしておりました。おかえりなさい。古い縛りに囚われない八郎君、いいですね。こういうのが読みたいのです。
作者からの返信
ありがとうございます。
平将門の乱は実情に合わない不条理な政治体制に対して堂々と挑戦したという意味で、日本史上それまでにない快挙だと思います。
でも、残念なことに、関東を制圧しただけで、その後の統治のビジョンが全く無かった。
それじゃあ短期間で崩壊するのは当然ですよね。
ということで、本作のこのあたりでは新しい政治の理想と、そのための機構の構築を話に盛り込んでみました。
気に入って頂けたようで嬉しいです😊
第62話 政(まつりごと)の始まり(後編)への応援コメント
拝読致しました。
いきなり概念ごと柵をぶちこわして立て直す――言葉にすることはできても、実際にそれを為すのはあまりに遠い。
けれど、なるほど中国やその向こうにある国々を参考に出来たなら、それらを知悉する不遇の人材を仲間にできたなら、従来の概念とは異なる政治体制を構築できる、というロジックですね(^^)
そりゃ、坂東では無理ですが、この博多ならあるいは。
旧体制に巣食う妖狐と、新体制を生み出す若武者と。
そんな構図が見えて来るようです。
作者からの返信
いえいえ、坂東でもこの時代のちょっと後に鎌倉幕府がやっておりますよ。
あれは立派な旧体制の破壊と新秩序の構築でしょう。
ただ、独立国を宣言せず、朝廷から「征夷大将軍」に任命されて政治を委託されました、それで「幕府」を開きました、なんていう風に体裁を繕ったのが「いやらしいなあ、姑息だなあ」とは思いますけど。
「旧体制に巣食う妖狐と、新体制を生み出す若武者」の構図は言われてみれば確かにそうですね。
書いている本人も意識した訳じゃないけど、自然にそうなっちゃいました。
面白いですね。
物語の中のキャラクターとその行動を突き詰めていくと、いつの間にか必然の対立構造までが出来上がっていくなんて。
そういう意味でも八郎と玉藻は互いの生死と国家の浮沈をかけて戦う運命にあるんでしょうね。
第62話 政(まつりごと)の始まり(後編)への応援コメント
単なる理想の国家像ではなく、平将門の乱の失敗を踏まえた新しい国造りという意味での「政」ですね。これだから本作を読むのは止められません。
あとカクコン10、頑張ってください!
作者からの返信
いつも応援・激励、ありがとうございます。
平将門の乱は後の「幕府」のような「朝廷から政治を委託された」なんて姑息な体裁を繕わず、堂々と独立を宣言したという意味で日本史上の快挙ですね。
でも、残念なことに後の統治のビジョンが無かった。
だから打ち上げ花火みたいに短期間で挫折してしまったんだと思います。
そのビジョンの欠落の内容は本文で述べた通りです。
八郎たちにはそのようになって欲しくない。
そんな気持ちでこのエピソードを書きました。
なんだか最近、作品や作中人物への没入感が我ながら凄くって……
自分の子供の幸福を祈る親みたいな気持ちです。
変でしょう? (^^;)
そんな訳で、八郎の物語のクオリティーを上げることに全力を尽くしたいと思います。
カクコン10に参加したことが、その後押しになってくれればいいんですけど (^_^)
第13話 処断への応援コメント
わたしのどんなコメントにも長文で返信してくださり感謝します。きっと真面目な方なのでしょうね
作者からの返信
さあ、真面目かどうかは対象次第、相手次第じゃないでしょうか (笑)
以前、ある読者さんのコメントで知ったんですが、応援コメントを好んで読まれる方も多いとか。
そういう方の参考になればと思って質問疑問にはなるべく詳細に、具体的に答えるようにはしています😊
追記)そういえば、もう随分と以前になりますが、応援コメント欄なのに、あまりに自分の浅いウンチクばかりを語り、物語の先を勝手に予想しては、それが外れると「そっちの方が面白いと思ったのに」なんて書かれる方が居られました。
さすがに私も最後にはキレちゃって、激しく反論、注意したことがありましたね (笑)
第12話 源太が産着への応援コメント
太刀の切れ味って、じっさいにはどれほどのものなのでしょうね。戦闘で使うと刃こぼれしてしまうと聞いたことがあります
作者からの返信
それはやはり使う人と太刀の質によりけりでしょうね。
本文でも描いたように、力の方向と刃の向きが一致すれば相当の切れ味になる。
しかも手に伝わる衝撃は殆ど無い。
ほら、ゴルフでも野球でもスイートスポットに当たった場合は手に殆ど衝撃が無く振り抜けて、打球は遥か遠くに飛んで行くじゃないですか。
逆に下手な打ち方をすれば手は痺れて打球は飛ばない。
あれと一緒では?
兜や鎧を切ったとか、敵の太刀を折ったとかいう話は多々あります。
ただし、実際の戦闘の場では、そんな理想の斬撃は難しいかも。
八郎の場合は敵と斬り結んだ訳ではない、静物を斬る、いわゆる据物斬りですから、腕と太刀の質によっては甲冑を両断することも十分に可能ではないでしょうか。
第3話 懸想への応援コメント
為義さん、恋情が叶い良かったですねと言って差し上げたいんですが、
このまま仲睦まじく安穏とはいかないのかも知れないですね
(• ▽ •;)
玉藻さんが本当はお年がおいくつなのか凄く気になりますが、今は女性の姿なので、女性にお年を聞くのは憚られますね
(;^ω^)
これからもこの御作を応援しております
(๑•̀ㅂ•́)و✧
作者からの返信
仰る通り、このままスムーズにはいかないでしょうね。
そうなるとこの物語が成立しませんから (笑)
玉藻の年齢は、肉体の年齢は本文にある通り17~18ですが、精神年齢は……
まあ、あらすじやキャッチコピーにある通り本体が「アレ」ですから、御想像にお任せしますっていうことで (^^;)
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
義朝って、あの源頼朝ですか?
有名人登場ですね!
作者からの返信
義朝は父で、頼朝はその三男です
ですから八郎為朝は頼朝の叔父にあたります。
でも義朝と為朝は16歳(!)も歳が離れてるから、叔父と甥とはいえ歳は近いですね。
為朝は1139年生まれ、頼朝は確か1147年生まれだったかな。
だから、この時点では「もうすぐ生まれる」ところです。
そして義朝の妻のひとり、つまり頼朝の母が、本作のこのエピソードでも少し触れている熱田大宮司の娘です (^_^)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画参加ありがとうございます!
古典風から繰り出させれる文書は見事で且つ斬新さを出していますね〜!
文才に圧倒!
作者からの返信
第1話は時代感を出すために特に古文風にしたところもありますね。
とにかく、「見事」「斬新」「文才」と、お褒めの言葉ありがとうございます (^_^)
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
海!天竺!西遊記……のストーリーはこの時代にも伝わっていたのでしょうか
作者からの返信
西遊記は唐の時代を背景にしていますから、本作よりずっと昔のことになりますが、物語の成立自体は明代と言われているので、この時代の日本に伝わっていた筈はないですね。
ただ、天竺(インド)という国の名は様々な中国の文献や商人などの話で日本に伝わっていたと考えられます。
中国の商人は後漢の時代には既に様々な国々と交易を行い、遠くローマ帝国にまで出向いて商いを行っていたと言われている程ですから。
実際、奈良の正倉院にはシルクロードを経て伝わったと判断されるペルシャの壺などが残っています。
また、吉備真備など、遣唐使として唐に渡り、その後に帰国した人々も多いですから、それらの人々がある程度は世界の地理に関する知識をもたらしたでしょう。
中国の近国である天竺のことぐらいは、日本でも多少の知識階級ならば当然に知っていたでしょうね。
追記)迂闊にも仏教のことを失念していました。
様々な仏典において開祖である釈迦如来が天竺の生まれであることは明らかです。
ならば多くの人々が、もしかすると民衆の一部でさえ天竺の名は知っていたのではないでしょうか。
ほら、この時代の僅か後になりますが、「因果応報」という仏教の思想を根底とすると言われる「平家物語」の冒頭にも「祇園精舎の鐘の声」ってあるじゃないですか。
この「祇園精舎」とは古代インドのコーサラ国にあったと言われていますから。
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
清盛様がとてもカッコよくて素敵ですね、私もとても嬉しくなりました。
この辺りの時代には疎いのですが楽しく読ませていただいております^^
作者からの返信
ありがとうございます。
私も清盛さんは大好きです。
世間一般では悪人のイメージで語られていますが、知れば知る程、あれには「平家物語」の物語としての構成上とか、その後に天下を取った鎌倉幕府の情報操作とか、いろんな事情があるようです。
逆に開明的な政治家であるとか目下の者にも優しい人物であったとかいう近年の評価もありますよね。
楽しんで頂けているなら作者として嬉しい限りです (^_^)
第40話 砂丘の葬送への応援コメント
コメント失礼します
死者を弔い、往生をねがって安堵する八郎に、ほっとしました。
読みはじめ、この子は一体どうなるんだろう?と怖かったんですけど……人々の安寧を祈る姿によくなったなと思いました。
作者からの返信
作者もどうなるかと思っていたら、こうなりました (笑)
生まれが生まれで親が「アレ」ですから、最初はただの我儘乱暴お子ちゃまでしたが、いろんな人と出会って、いろんな経験をしましたからね。
生まれ持った性質というのも重要ですが、それ以上に、人間っていうのは環境によって変化、成長することのできる生物ですから。
その成長の過程が読者の皆さんを納得させることができるように自然に描けてればいいんですけど (^^;)