神様の花盗人

隣国の侵略を受け、砦の建造が急がれていた。
だが普請中に大事故が発生し、神の怒りを鎮めるために人柱を立てることになる。
人柱は「神への花嫁」とされ、若い女性を出すのが通例になっていたが、誰も自分の娘を出したくなかった。
村長の娘であったため、メラニーの妹が選ばれてしまう。
メラニーと幼馴染みの騎士は、何とか妹を助けようとするも失敗……。
そこでメラニーは入れ替わりを試みる。
騎士と花嫁の逃亡劇。