このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(39文字)
ストーリー設定に整合性があり、無理をしていない。登場人物や背景に現実味もあって、自然に感情移入もできる。文章は、感情描写と情景描写が諄くない。それでいて十分に読み手に伝わる。まさに、こういうのを待ってました。とても好感が持てます。あとは、他の恋愛小説にはない、イベント・行動・セリフなど、この小説唯一の描写を期待してます。
心の底から人を愛することの難しさそして大切さが沁みてくる作品です。涙が止まらない⋯
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(139文字)
結構、グッときます。想像していたよりもずっと、ドスンと、来ます。
タイトルは砕けてますが真摯な恋愛小説として非常に良作。もう元の関係には戻れないほどに二人の関係が離れてしまった時文化祭の催しである「銀河鉄道の夜」の世界観を通して自身の罪にケジメをつけようとするヒロインの悲壮な覚悟に強く胸を打たれました。
とにかく切ないしでも面白い
よくあるギャルと陰キャくんの話と思っちゃいました?人と人が出会うことで変わってゆく、ギャルのビルドゥングスロマンなんですよ。入りやすい入口かと思ったら、予想もしなかった深刻な迷路にはいりこんでしまいます。モチーフで使われてる宮沢賢治の作品でいえば、作品自体が「注文の多い料理店」のような構造になっているラブコメなんです。うまく説明できないくらいの斬新さを持っているので、是非、その目で確かめてください!
軽い気持ちで読むととんでもないグーパンチが飛んできて感情をボコボコにされます。
ぜったい連載やめないで。楽しみにしてます
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