概要
これは、俺に課せられた使命なんだ――
<あらすじ>
前作、『闇の月を巡る碧眼の旅人と赤眼の術使い』より一年後、
干支国(かんしこく)の西の都で勉学に励むテレントの許に、『家宝である生命の生る樹が火難に遭った。至急帰郷せよ』との一報が入り、帰郷の途につく。
時を同じくして紅い眼の術使い・フリトは、碧眼の青年・グドの村で言いしれない孤独感を覚えていた。
二つの物語が交じり合い、再びグド・フリト・テレント・メル・ザングの五人が集って生命の樹をめぐる新たな旅に出る。
<登場人物>
・テレント
西の都で最高学府に籍を置く、東の都の剣士で同情の跡取り。
明朗快活だが父親からの厳しい教育で自らの生き方に疑問をあまり持つことなく生きてきた。
父親の命により失われた生命の樹を巡る旅に出ることに。
・メル
テレントの家に仕える治癒系の精霊の血
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