エピローグ
「~~♪ ~~♪」
現代は、情報と
出生率の低下は、ひとえにセックスよりも楽しい物が溢れているからだ、なんて話まである。
子育てよりも、自身の趣味に費やす方が充実した人生になる。
そりゃあそうだろう。
でも国としては、それじゃ成り立たない。
未来を
「~~♪」
若者が
ただの娯楽としてのデスゲームならば、もう現代人は
そんなものはネットのサブスクに
だから今、令和になった現代においてデスゲームが必要とされている理由は。
しかし、その優秀さは
「あは!
人間には
命の
吊り橋効果によって『
「いつ、ママになるかなー? 恵ちゃんの子供だったら賢くて、きっと可愛いよね! ふふ!」
もう何十年も前から秘密裏に続けられた『ゲーム』の申し子だ。
彼女は、この年齢で既に多くの者の死を
しかし、普段の彼女はそんな事を欠片も表に出さない。
令和の時代に
そんな彼女は、今日もまた。
「さぁ、新しいゲームの参加者が決まったよ。次はどんな子が参加するのかなー、っと」
ラビュリントスに生贄の少年少女達を招くのだ。
怪物が棲む、その迷宮に。
運命の赤い糸で
令和に生まれたアリアドネ。それが彼女の役割。
……そして、また彼女の元で
「──ハッピー・デス・ゲーム!」
ARデスゲーム/ミノタウロスの迷宮 ~スマホの向こうは死のセカイ~ 川崎悠 @kawasakiyuu
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