【一期完結】後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす【書籍版好評発売中】【コミカライズ決定!】

作者 夢見里 龍

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 2‐10南海の王は女の食医を軽蔑するへのコメント

    小麦アレルギーは、もしかしたらそうかなという予想のひとつでした。
    麺をわざわざ緑豆にしたところからそう思ったのですが、蜃王の身辺の状況を見ただけで気づいた慧玲ちゃんはすごいですね。

    しかし、からりと素揚げした鯛で作ったラーメンは、なんとおいしそうなのでしょう。
    警戒心の強い蜃王ですが、早く食べてみて、と言いたくなりますね。

    作者からの返信

    松宮様
    大正解でした。
    アレルギーについて調べながらどんな料理だったら食べてもらえるだろうと、慧玲と一緒にあれこれ考えて「春雨らーめん」になりました。
    これ、まだまだ問答が続くんですよ。下読みをしてくれた家族に「らーめん冷めるわ!!」といわれました。根気よくおつきあいいただければ幸いです💦

    2023年9月26日 00:24

  • 2‐9宮廷風鯛だし拉麺!?へのコメント

    鯛を直火であぶるだけでもう美味しそうですね(,,>᎑<,,)
    葱も香って、おいしそうなラーメンですね。
    麺は春雨とは……小麦粉に問題があったのでしょうか。
    おいしそうなラーメンですが、蜃王は無事に食べてくれるでしょうか……?

    作者からの返信

    松宮様
    毎度お読みいただき、ほんとうにありがとうございます。
    おおっ、さすが、よくお分かりになられましたね。ご考察のとおりです。果たして王様が食べてくれるかどうか……引き続き、楽しみにしていてください(*ノωノ)

    2023年9月26日 00:08

  • 2‐8家政婦、ならぬ女官藍星はみたへのコメント

    藍星ちゃんはかわいいですね(,,>᎑<,,)
    しかし、昔から大の苦手だった鴆が、大好きな慧玲ちゃんと恋仲(疑い)だとは……。さぞ悩んで葛藤するでしょうね。

    慧玲ちゃん、もしくは読者から見たら鴆にもいいところはあるのですが、勘の鋭い藍星ちゃんが抱いた「毒々しい」「碌な男ではない」という直感も間違いではなく……(笑) そこが鴆の魅力なのですが(*ˊᗜˋ*)
    忠誠心の強い彼女のことだから、尊敬する師には「もっと安全で誠実な男性と付き合ってほしい」と思ってそうですね。

    コミカルで微笑ましくて面白かったです✨

    作者からの返信

    松宮様
    いつも嬉しいご感想を賜りまして、ありがとうございます。
    サブヒロインに「碌な男じゃない」といわれるヒーローとはそれいかに!?ですが、それもまた鴆らしいといえば鴆らしいですよね。藍星は慧玲をふつうに花嫁さんとして幸せにしてくれるひとのところに嫁いでほしいとおもっているのだとおもいます。鴆はどちらかというと(世間基準でいえば)慧玲を不幸に、というか、いばらのみちに道連れにするタイプの男なので……そこがいいんですけどね笑
    藍星の受難はまだまだ続きそうです!

    2023年9月26日 00:04

  • 2‐7食なくして人は非ずへのコメント

    挑発ではなく言葉通りの意味とは一体……?
    蜃王の指はなぜこんなに荒れているのでしょうか。
    異常に化粧を嫌がる謎も気になります。

    作者からの返信

    松宮さま
    毎度ありがとうございます。
    さすが、伏線をすべて拾ってくださっている……答え合わせはもうちょっとあとになりますが、おつきあいいただければ幸いです!

    2023年9月14日 07:26

  • 2‐6毒の皇太子は殺意を振りまくへのコメント

    慧玲ちゃんが危ない目にあったのだから、鴆なら本気で相手を殺しかねないですね。やっちゃっていいと思いますけど、海外の要人相手に大事になってはまずいですもんね💦
    慧玲ちゃんが女帝になるという目標を立てたのは、麒麟を甦らせて天毒地毒を断つためだったのですね。
    麒麟は二頭いるのでしょうか? こちらも気になります。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもお読みいただき、ありがとうございます!
    鴆は彼女のためだったらサクサク毒殺しそうですが、いまは政もちゃんとやるときめているので、軽率なことは避けています。無難な役柄に擬態して毒を隠す能もたいへんすぐれているので、これも毒属性の特性ですね(*^^)
    天毒地毒を絶つというのがこちらの小説の一貫した目標なので、それを果たすまでふたりとも頑張ります!(作者も頑張ります!)

    2023年9月14日 07:24

  • 2‐5海からきた季節はずれの夏の嵐へのコメント

    鴆が助けに入ってきてくれてよかった。
    もし来てくれてなかったらどうなっていたことか……。
    すっかり帝族としてのふるまいを身に着けているのですね。さすがです。品があって堂々としたふるまいが堂に入っていますね。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもお読みいただき、ありがとうございます。とても励みになっております。
    鴆は毎度ちょうどいいときに助けにきてくれますよね。すっかりと毒気がなく落ちついたふんいきですが、はてさて……第六部は立場が変わったふたりの近況報告もかねているので、ゆっくりとお楽しみいただければ幸いです(*^^*)

    2023年9月8日 20:27

  • 2‐4梅の春妃の愛は散らさじへのコメント

    皇后陛下の裏で鴆が外交を行っているのですね。
    さまざまなものが変わっていって、雪梅妃や慧玲ちゃんの今後もどうなるかわかりませんが、変わらない雪梅妃の殷春への想いの一途さに安堵します。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもお読みいただき、ありがとうございます。
    いまは慧玲よりも鴆のほうが四面楚歌のなかで争っている状態ですね。一部のときとはなにもかもが変わりましたが、変わらずに春は廻り、変わらずに愛は残る。後宮食医の薬膳帖では季節感をたいせつにしたかったので、一期かけて季節が巡り、二期でまた春になったのはわたしとしても嬉しいです。

    2023年9月5日 04:07

  • 2‐3風邪を治す薬はないへのコメント

    やはり風邪に特効薬はなく、滋養を付けて睡眠をとるくらいしか対抗策がないのですね。
    でも、うがい薬もあるなんて心強いですね。
    そういえば学校に通っている頃は、しょっちゅう風邪をひいていました。人の密集している後宮でも、感冒は頻繁に流行しそうですね。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつも感想、とても励みになっております。
    風邪は免疫をたかめて追いだすのがいちばんいいようですね。後宮も密集してひとが暮らす環境なのである意味学校、会社あたりと一緒ですよね。私は山梨県の田舎に住み、電車に乗ることもまったくないので、風邪はひきにくいですが、毎日電車に乗っていたりすると、感染もしやすいだろうなとおもいます。

    2023年9月4日 21:11

  • 2‐2熱風邪には白菜と大根へのコメント

    季節の食材がお薬になるのですね。
    そう考えてから、そもそも現代日本と違って季節のもの以外は手に入りにくいのだと気づきました。
    私も藍星ちゃんのように、風邪の時にはすべて生姜で体を温めたらよい、みたいに考えていました。
    熱は防衛反応とはいえ、続くと体力を消耗してしまいますものね。
    大根と白菜のナムルが、あっさりとしてとてもおいしそうでした。自分でも作ってみたいと思ったくらいです(*´∀`*)

    作者からの返信

    松宮さま
    毎度お読みいただき、ありがとうございます。
    春はデトックスの時季ですが、この季節にとれる山菜はどれも解毒の効能があるもので冬のうちに身にたまってしまった老廃物を取りのぞいてくれるそうです。うちの母親はこの時期にたらの芽を食べると夏の胃痛が幾分かましになるといって、毎年庭にでてはたらの芽を摘んでいます(*^^*)

    でもたしかに昔は季節の旬の食材以外は手に入りにくいですね( *´艸`)
    大根と白菜のナムルはおすすめですよ。気軽につくれて、おいしいです。元気な時に食べるのならば胡麻油を垂らしたり唐がらしをいれてもよいですね。

    2023年9月4日 21:04

  • 2‐1如月に風邪きたるへのコメント

    慧玲ちゃん、本当にいまやお医者さんという感じですね。
    最初は後宮のみなに疎まれていたのに、すっかり頼りにされるようになったのが嬉しいです。
    蓮根も皮をむかないほうが栄養があるのでしょうか。
    あたたかくて体によさそうなスープですね。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつも嬉しいご感想を賜りまして、御礼申しあげます。
    連載を始めたときは妃妾たちから疎まれてばかりだったのに、すっかりと後宮の信頼をあつめ、医官さながらの働きぶりをみせていて、私としてもこの嬉しいきもちになります。

    蓮根は皮のところにこそ抗酸化作用があるそうなので、ほんとうは皮を剥かずに食べるのが〇だそうです。ただ、食感が悪くなってしまうので、こういうふうにまるごとすりおろしたり、カリッとあげたりするときにそうするとよいですね(*^^*)

    2023年9月4日 21:01

  • 2‐1如月に風邪きたるへのコメント

    今までの描写から「風邪が直ぐに治らない……だと!?」と勝手に驚愕してしまいました(笑)。
    こうした描写を見ると慧玲がお医者さん、であることがよくわかりますね。
    (私の中で今まではファンタジー感、つまりは魔法使いのようなイメージもあったのです)

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    第六部、さっそくお読みいただき、ありがとうございます。
    現実にも「風邪」をなおす薬はない、そんなものができたらノーベル賞受賞できるといわれています。白澤は医のスペシャリスト(ともすれば魔法使いレベルかも)ですが、こうした免疫でなおしていかなければならないものについては、薬膳によって患者のからだを基礎から支えるくらい、ですね。患者の回復力を信じるのもまた、医の仕事、なのでしょう(*^^*)

    2023年8月30日 04:31

  • 幕間 眠れぬ姑娘に毒の接吻をへのコメント

    濃厚なキスシーン(?) ですが、やはり毒々しいふたりの関係ですね。
    甘い口づけというよりは、毒蛇が絡みついているようなイメージがありました(,,> <,,)♡ まさに、獲物を捕らえる猛獣みたいな……。
    それでも再度の口づけを慧玲ちゃんが拒絶しないところに、ふたりの距離が縮まっているのを感じました✨

    明日の第二巻発売、楽しみですଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ♡‧₊˚
    そして、第六期のご連載の再開、おめでとうございます。慧玲ちゃんと鴆がこれから「慧玲ちゃんを皇帝に」という同じ目的に向かって進んでいくのが楽しみです!
    いま、三作品を順繰りに追わせていただいておりますが、どのお作品も今後の展開を楽しみしておりますね。

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    毎度お読みいただき、御礼申しあげます。
    もはや接吻回ともいえそうなSSではありますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです。鴆は接吻好きですよね。後宮食医の薬膳帖に接吻シーンが多いのは「互いの毒を喰らう」とか「喰らうか喰われるか」とかそうした関係もふくめて、「食べる」というのがキーワードになっているから、だったりもします。そういう意味では皇后様もまた「食べる」が最大のキーになった人物でもありますね。

    二巻の発売を楽しみにしていただき、ありがとうございます。そうですね。松宮さまには、後宮物ぜんぶを読んでいただき、感想までたまわっていて感謝の想いがつきません。
    そうした御声に支えられて、ここまで参りました。いま、あらためて投稿を始めた時のことを振りかえったり、しています。これからも書き続けていくため、これからも最大の努力を惜しまずに参ります。

    2023年8月30日 04:27

  • 幕間 眠れぬ姑娘に毒の接吻をへのコメント

    何だかんだこれも愛ですね。
    明日から二期の連載ですか、これは楽しみです。
    ところで告知最後の「明日8月25日には「後宮食医の薬膳帖2」が投稿されます。」の投稿は発売、の誤字でしょうか(もし違っていたら申し訳ありません)。

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます。
    わあい、華麗に(?)誤字でした。修正いたしました。気づいていただき、ありがとうございます。
    第二期も皆様に楽しんでいただけるよう、ちからをこめて執筆いたしました。今後とも後宮食医の薬膳帖と、おっちょこちょいな夢見里龍をよろしくお願いいたします。

    2023年8月24日 21:15

  • 幕間 薬師と毒師の小咄へのコメント

    もっと素直になれば……いや、是非このままで! 絶対このほうがいい!

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    ふっふっふっ、有難い御言葉です。そして、さすが、よくわかっておられますね。そう、このふたりはこれがよい距離感なのです(笑)
    ふたりのこの毒のような関係を、作者はたいへん推しております(笑)

    2023年8月21日 05:13

  • 幕間 毒なし女官のひとり歩きへのコメント

    鴆くん慧玲のこと好きすぎでしょうこれは。
    良いもの読ませていただきました。

    毒キノコは本当に見分け難しいですよね。以前国立博物館にて開催された「毒」に関する展示会に行ってきましたが、何回確認しても違いが解らず……安易に手を出さないのが正解、そう思いました。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    お読みいただき、御礼申しあげます。
    鴆と藍星はちょっとした好敵手みたいなところがあるので、ふたりの関係は書いていて楽しいです。本編ではまだ、ふたりの絡みがないので、六部以降で書いていきたいですね(鴆が皇太子になっちゃったのでまた風水師と接するのとは変わりそうですが)
    このあたりも森にたくさんの茸が生えていて、地元の御方が茸狩りをしているのですが、私は知識に自信がないので……やめておいています

    2023年8月11日 19:33

  • 105ふたりの地獄に華が咲くへのコメント

    なんとも甘美な毒ですね……♡
    二期も楽しみにしています(*^^*)
    鴆があれこれと暗躍するのでしょうか……♪

    作者からの返信

    時葉眠さま

    お読みいただきまして、ありがとうございます。
    約一年にかけて連載を続けてきましたが、書き続けることができたのは、読み続けてくださる読者さまがおられたからです。ほんとうに感謝の想いがつきません。
    鴆が今後、どのように動くのか。二期も楽しみにしていていただければ幸いです。

    2023年6月14日 23:30 編集済

  • 101皇后の誘惑は新たなる毒へのコメント

    皇后のあやしさが一貫して魅力的ですねぇ……
    ふわふわしてぞわぞわするというか……敵キャラとしてとても面白いです(笑)

    *[追記]
    なるほどひしょうが正しいのですね
    きしょうでも読んでいて違和感はあまりなくてどっちでもありなのかなーとか思ってました(^^;)
    *[追記ここまで]

    慧玲が薬であり続けるように鴆は毒であり続けるのかしら……?
    じっくり読み進めていきますね(*^^*)

    作者からの返信

    時葉眠さま
    お読みいただき、御礼申しあげます。
    ルビ……またやらかしていましたか……「ひしょう」が正しいです。ほかはすべて誤字……なのですが、すでに把握して修正するのが困難なので、時々読みかえしたときに気がついたら随時修正していくかんじにさせてください💦
    申し訳ございません(´;ω;`)

    欣華皇后はふわふわとしていて可愛らしいのに、怖いラスボス、という私の趣味をそそぎこんでいます。イメージは羊です。なので、御気に入っていただけてとても嬉しいです。

    2023年6月6日 19:40

  • 105ふたりの地獄に華が咲くへのコメント

    はえー、こういった展開になるのか(頭悪い感想で申し訳ない)!
    2期がますます楽しみになって参りました!

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    一期完結までお読みいただき、ありがとうございます。
    とんでもない、最高に嬉しい御言葉です。段々と人物たちが動いて、作者を引っ張ってくれています。
    二期は現在構想中なので、連載再開まではしばらく掛かるかもしれませんが、楽しみにお待ちいただければ幸いです。そうして待っていてくださる読者様がおられることが最大の励みになります。

    2023年6月6日 19:34 編集済

  • 100薬に呪われた姑娘と毒に呪われた男へのコメント

    心にぶわわっとくる神回ですね!

    *[追記]
    修正確認しました
    気づいたときはまた報告しますね!
    *[追記ここまで]

    何度も自分を責めたのでしょう……
    それでも薬であり続けた慧玲……とても輝いてみえます(*^^*)
    鴆の存在もとても大きいですね……♡
    書籍発売日決定おめでとうございます!

    作者からの返信

    時葉眠さま
    お読みいただき、御礼申しあげます。
    薬であり続ける慧玲と毒であることに誇りをもつ鴆の毒ラブ的な関係は私もたいへん刺さるものです。ふたりはすでに作者の手を離れて動き始めているので、今後二期でどのようなかたちになっていくのか、私も楽しみにしています。

    脱字に気づいていただき、ありがとうございます。こんな大事な場面で誤字が続くとは💦 失礼いたしました。修正完了です。また気がついたことがあれば、ご面倒ですが教えていただければ幸いです。

    2023年6月6日 19:25 編集済

  • 105ふたりの地獄に華が咲くへのコメント

    慧玲ちゃんを皇帝に……! 
    鴆が皇帝になりがるのも不自然なので、どんな思惑があるのだろうと思っていたら……。
    でも、考えてみれば慧玲ちゃんほど皇帝にふさわしいひともいない気がします。鴆はやはり賢い。
    ふたりとも皇帝の子ではあっても、町の灯りを見て地獄を連想する鴆と、民の命と生活を想像する慧玲ちゃん、ここだけ見ても彼女の方に皇帝の器を感じますね。

    これからはふたりで組んで皇后さまと対決することになるのでしょうか?
    前回までは「もしかしたらこのまま鴆と対立することにも……?」という危惧もしていたので、ふたりが手を取り合ってくれて嬉しいです。
    「ふたつの地獄が、これからはひとつになるね」というセリフが好きです。地獄の路なのは同じでも、ともに進む相手がいてくれるのなら、ただただ辛くて過酷なだけではないはずだと想像します。
    これまでも慧玲ちゃんを慕って助けてくれる人たちはいても、彼女と運命をともにできる人はいなかったので、とても心強く感じますね。

    これぞ王朝ロマンという展開でわくわくしています(n*´ω`*n)
    個人的に主従ものが大好きなので、ふたりが主従関係になったのもたいへん嬉しいです✨
    第二期も楽しみにしておりますね。
    第一期完結、まことにお疲れさまでした!

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    完結までお読みいただき、ありがとうございます。毎度丁寧なご感想を賜り、どれほど支えになったことか。こころから御礼申しあげます。
    私も主従もの大好きです!!
    ただ、たぶん、ふたりの関係はまだまだ殺し愛のままだとおもっています。これから鴆は慧玲のために動くことになりますが、彼が毒であることに違いはないので、時には薬である慧玲の邪魔をしたり隙あらば毒に落とそうとしたり、ふたりの攻防は続くはず。でも、それもまた彼と彼女の関係らしいなあとおもっています。慧玲も鴆も途中からすっかりと作者を置いてきぼりにして動きだした人物たちでした。作者は時々ちょっと道案内の看板を立てるだけで、この一期の結末はほかならぬふたりが選んだものです。
    「ふたつの地獄が、これからはひとつになるね」
    これらの言葉もまた、作者ではなく、彼らが口にしたものです。私もこの言葉があふれてきたとき、心が震えました(*^^*)
    第二期も現在構想を進めております。連載再開した時にはまたお読みいただければ幸いです。

    2023年6月6日 19:22

  • 105ふたりの地獄に華が咲くへのコメント

    一期完結おめでとうございます。
    最後までハラハラしながら拝読しました。それぞれの立場も明確になって、ラスボス討伐の始まりでしょうか!?
    リアルタイムで追うことが出来て幸せでした。

    予約しました。

    作者からの返信

    赤葉鶏頭さま
    一期完結までお読みいただき、御礼申しあげます。
    しかも、書籍のほうも予約していただいたとのこと、感激でございます。書籍版で再読していただいても、楽しんでいただけるよう、試行錯誤をしながら改稿、推敲を繰りかえしております。今後ともよろしくお願いいたします。

    2023年6月6日 18:37

  • 105ふたりの地獄に華が咲くへのコメント

    毒々しいふたりの地獄から女帝の道へ。麒麟も認めて、最高に盛り上げる展開ですね。
    二人は愛というには過激な関係性ですが、これもやっぱり愛なんでしょうか。
    二期では皇后との戦いになっていきそうで楽しみです。

    作者からの返信

    右中桂示さま
    一期完結までお読みいただき、御礼申しあげます。
    慧玲の進むべき道があきらかになったところで一期完結となりました。最大の目標は天毒地毒を終息させることです。そのためには麒麟に認められたものが皇帝となる必要がありますが、廃姫が女帝になるにはまだまだ遠い道のりを越えていかねばなりません。その道のりをまた読者さまに楽しんでいただけるよう、引き続き最高の薬と毒の下ごしらえを続けて参ります(*^^*)

    2023年6月6日 18:34

  • 104元宵祭の天燈に幸福を祈るへのコメント

    微笑ましいひとときですね(*´˘`*)
    慧玲ちゃんのこれまでの孤独が垣間見えるとともに、こういう風に歳相応の楽しい時間を一緒に過ごしてくれる人たちがいてくれて良かったなあと思いました。

    そして、雪梅嬪、「恋に落ちたのね」とズバリΣ( ºωº ) 
    おそらくまだ本人が自覚もしていないかもしれないのに、はっきりと…!
    鴆を見た瞬間、他のすべてを忘れてしまったかのような慧玲ちゃんを見ていると、きっと間違ってはいないのだろうなあと思いました(*ˊᗜˋ*)

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    一期の締めくくりにふさわしいお祭りになったとおもっています。慧玲は後宮食医として身骨を砕き、この一年頑張ってきました。彼女が患者に誠実であったぶんだけ、彼女を慕うひとがたくさんつどってきたのだとあらためて振りかえり、わたしも感慨に浸っています。

    雪梅は女の勘がさえわたっていますね(笑)
    恋は落ちるもの。慧玲が落ちたさきは地獄か、あるいは……土曜日の最終話をどうぞお楽しみに!

    2023年6月1日 20:39

  • 103ふたりきりの殯へのコメント

    欣華皇后は本当に人外だったのですね……。それもなんと、窮奇と同じ四凶の饕餮だったのですね。
    出会いのエピソードにとても心を打たれましたし、皇帝の皇后に対する思いを知りました。人の心や愛などわからない饕餮でも、ありのままの自分の姿を認めてもらえたのは、とても嬉しかったのでしょうね。
    息子や姪に対する仕打ちなど、死ぬまでいいところがないように見えた皇帝にも、こんなに素敵なエピソードが隠されていたのですね。

    皇帝は皇后に食べられることを約束していたのですね。どちらからもちかけた契約かはわかりませんが、きっと皇帝は喜んでそうしたのでしょうね。愛するものの一部になりたいという想いを感じます。
    饕餮といえば十二国記やゲームの知識くらいしかないのですが、そういえば十二国記に登場する饕餮は麒麟によって折伏されて仕えるけど、麒麟の死後はその肉を喰らうという契約があった気がします。食べることが饕餮の特徴なのでしょうか。
    もしそうなら饕餮としての本質を認めてもらえて、皇后は本当に嬉しかったでしょうね(*ˊᗜˋ*)

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    「饕餮」なんでもかんでも喰らう暴食の魔物。十二国記にも登場するのですね。十二国記を未読という不勉強な身なのですが、そんな繋がりがあるなんて、解釈の一致を感じてなんだか嬉しいです。

    皇后と皇帝のなれそめはぜったいに書きたかったので、ここで登場させることができて嬉しいです。
    「渾沌」が先帝、「窮奇」が鴆、「饕餮」が皇后ということで四凶も残すところ、あとひとつになりました。ちなみに皇帝は「蚩尤」のイメージで、饕餮に吸収されることがきまっていました。捕食というのは愛の表現のひとつだという価値観がわたしのなかにあって(もちろん、相互理解のもとでのことです)かさねさんにもそのように感じていただけて嬉しいです。(ちなみにさすがは皇帝の子というべきか、鴆にも同じ価値観(慧玲にみずからの毒を喰らってほしい)が根づいていて、血は争えないのか……と鴆の心境の書く度ひそかに苦笑しています)

    2023年5月25日 19:17

  • 103ふたりきりの殯へのコメント

    欣華の正体は饕餮だったのか、現実で伝えられているイメージとだいぶ違うので意外。でも何でも食べる(意味深)というらしいからある意味正解ですね。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    そうなんです。饕餮でした。饕餮は羊の姿をしているというので、実は欣華もふわふわとしていて羊のようなイメージで書いていたりします。貪欲で、なんでも食べる……(意味深)が、ふわふわした女の子、というのも割と性癖だったりします(笑)

    2023年5月21日 17:42

  • 102毒の皇太子きたるへのコメント

    鴆が皇太子に……そして皇帝にも……?
    慧玲ちゃんと同じ気持ちです。一体なぜなんだろう? なにか思惑があるのかなあ。
    皇后様の思惑とともに気になります。
    毒を振り撒いていても、威厳のある皇太子ぶりはさすが王族の生まれというか、堂に入っていますね。そんな振るまいも似合っていてかっこいい……。
    服装も美麗で絵で見てみたいシーンです(⁎˃ᴗ˂⁎)

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもお読みいただき、ありがとうございます。
    鴆が皇子になった後の姿もいつか絵でみたいなあとおもいつつ、書いておりましたので、そのように仰っていただけて嬉しいです。鴆は劣悪な環境で育ったわりには育ちのいいところがあるので、おそらく母親から次期皇帝になるための教育も受けていたとおもわれます。
    鴆の真意は一期の最後に明かされます。どうぞお楽しみに(*ノωノ)

    2023年5月20日 16:08

  • 101皇后の誘惑は新たなる毒へのコメント

    ここで皇后さまが鴆を皇太子になるように誘惑とか……!
    いや、実際、皇太子なのだけど……。
    彼女がなにを望んでいるのかはまだ全くわからないです。食事……?
    でも亡くなった皇帝よりはるかに恐ろしい雰囲気だけを感じます:;(∩º﹏º∩);:
    本当に人外だったりするのかな……? 
    鴆も承諾すれば利用されて危険な目にあうことは承知でしょうが、母親の言葉の呪いはまだとけていないのですね。どう判断するのでしょう……?

    夫は皇后を深く敬愛していたのに、彼女の方はあまり悲しんでいる風でもないのが、ちょっとだけ皇帝に同情してしまいますw

    作者からの返信

    松宮さま
    お読みいただき、ありがとうございます。感想、とても励みになっています。
    皇后がなにを望み、なにを考えているのか……一期ではぜんぶは明かされませんが、ヒントはこれから登場するので最後まで楽しんでいただければ嬉しいです!ついでに皇后が皇帝をどうおもっていたのかもわかります!
    考えが読めないという意味では鴆も同様ですね。果たしてどうなるのか。
    最後の最後まで波乱波乱の展開なので、こうご期待ください!

    2023年5月12日 08:40

  • 100薬に呪われた姑娘と毒に呪われた男へのコメント

    そんな理由があったのですね……。
    慧玲ちゃんがそこまで自分を憎んでいたなんてわからなかったのですが、鴆は理解していたのですね。
    頑なに薬であらなければと思っていた慧玲ちゃんにとって、鴆が「毒になれ」と言ってくれたことが救いだったのですね。
    両親それぞれが慧玲ちゃんを苦しめましたが、本人たちも自分の苦しみでいっぱいいっぱいで、どうにもならなかったのでしょうね。それを思うと、苦しみを抱えながらもその負の感情で他者を害しようとしなかった慧玲ちゃんの生きざまは、やっぱり強いなあと尊敬してしまいます。鴆もそういう慧玲ちゃんだからこそひかれたのでしょうね。

    ちょうど100話目で物語の核心に迫る大きな謎が明かされたのは、もしかして計算されてでしょうか……!?Σ( ºωº )

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    毎度お読みいただき、丁寧なご感想を御寄せいただきまして御礼申しあげます。
    毒というのは「自衛」あるいは「生存本能」の結晶である、といいます。
    なのでふたりの親が毒親になったのにもはきっとワケがあるのだろうなとおもっています。でも、だからといって我が子に毒を振りまいていいわけではなく。……慧玲はとても強い姑娘で、だからこそつらいなあとわたしも胸を締めつけられる思いでした。そんな彼女に鴆という理解者ができたこと、喜んでいいのかはまだわかりませんが、ひとまずはここまで書き進められたことにほっといたしております。

    ふふふ、よくお気づきになってくださいましたね。偶然です(笑)
    でもちょうどいい節目になったなあとおもいます(n*´ω`*n)

    2023年4月30日 22:35

  • 100薬に呪われた姑娘と毒に呪われた男へのコメント

    文字通りの薬になるという意味もあったのですね。
    母の呪いに鴆の許し、簡単には言い表せられない複雑な感情を想像して心が動かされました。

    作者からの返信

    右中桂示さま

    お読みいただき、ありがとうございます。
    鴆からの許しは慧玲にとっては最大の薬になった、とおもっています。
    禁毒もあれば、禁薬もある……この設定は書き始めたときからいつか、ぜったいに書きたかったところなので、ようやく回収できてよかったです。まだまだ伏線は残っていますが、まもなく第一期が完結いたします(n*´ω`*n)

    2023年4月30日 22:18

  • 99「怨みを喀きだせ」へのコメント

    傷ついた慧玲ちゃんに、鴆がやさしく?接してくれてよかったです。
    慧玲ちゃんが恨んでいるのは、復讐をしたかったのは、先帝でも現帝でもなく自分……。それは苦しかったでしょうね。
    どうしてそこまで自分を恨んでしまっていたのか、慧玲ちゃんの心のうちが気になります。

    作者からの返信

    松宮さま
    お読みいただき、御礼申しあげます。
    鴆は……毒なりにやさしいですよね(苦笑)
    でも彼のやさしさが慧玲にとっては最も心地よくて、理解されているという安堵感もあって……このふたりの関係は書いていてほんとうに楽しいです。

    2023年4月28日 02:21

  • 98天毒の禍きたるへのコメント

    そうか、親子対決でもあったのですね……。
    度々顔を合わせたのにも関わらず気づかないとは、皇帝がまったく息子に興味ないのが伝わってきました。
    鴆も父に愛があるわけではないのでしょうが、息子と名乗る時、なんらかの反応を期待していた様子がうかがえるのがつらい……。皇帝にとっては「毒」でしかなかったのですね。

    天からの怒りを受けたかのような怖ろしい最期ですが、皇帝のやってきたことが積もり積もって返ってきたのかなあと感じました。

    作者からの返信

    松宮様
    いつもお読みいただき、御礼申しあげます。
    母親は彼の事を「私が創りだした、最強の毒」といい、父親もまた「あの時の毒か」という。鴆はどこまでも「毒」でしかなく、「子」でも「人」ですらなかった、とあらためて突きつけられて、乾いた嗤いを洩らす鴆の心境を想うと、書きながら胸が締めつけられます。
    ここではじめて「天毒」があきらかなものとして登場しました。これまでは天毒地毒という言葉があっても「天毒」とはなんたるか、がわからなかったので。
    さて、ここからは鴆と慧玲のターンです。お楽しみに!

    2023年4月20日 19:01

  • 3  華の舞姫へのコメント

    やっと少し余裕が出来たので最初から読み直してます!
    陰陽道の相剋を元に作られた毒設定が物語に上手く活かされてますね

    作者からの返信

    大宮葉月様
    再読いただき、ありがとうございます!
    陰陽の五行思想をがっつり組みこむのはライト文芸では意外と冒険だったのですが、漢方、薬膳を語るには絶対に外せない要素だったので、そのように仰っていただけて嬉しいです。編集者様との御打合わせでは「漢方と五行思想をつかったバトル小説かも」と話もでてきたくらいです(苦笑)

    2023年4月20日 18:54

  • 95 白澤の薬の極致へのコメント

    今までの薬というのは見た瞬間にわかる料理でもあったわけですが、その究極系がこのような透明過ぎて「何もわからない」という形となったのは中々良いですね。(極めて濃厚だが純度の高い出汁、と私は想像しています)

    作者からの返信

    ラジオ・K様
    ありがとうございます。究極の薬は「無のなかの有」という想像は連載をはじめたときからずっとあったので、こうしてかたちにできて嬉しいです(n*´ω`*n)
    味はそれはもう、最高だとおもいます。
    残念ながら私には食べられないしろものなので、かわりにハマグリのおつゆを飲みながら「この深み……!」と想像をふくらませていました。

    2023年4月12日 22:28

  • 94 毒と薬の決戦へのコメント

    ニューギニアに生息するピトフーイという鳥がこの鴆の元ネタではないか、という情報がありますね(羽毛に毒を持つそう)。何かのきっかけで昔の中国にこの話が伝わり、やがて鴆の伝説になったと考えると中々ロマンがありますね(もしくはピトフーイの仲間が古代中国に生息していて現在は絶滅してしまったという説も)。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    お読みいただき、御礼申しあげます。
    まさしくです。鴆については様々な文献、資料を読みながら原稿に落としこんだので、ラジオさまのように読みこんでくださる御方がおられると報われたかんじがして嬉しいです。
    滅んでしまった種がいたのかもですね。中国の食材、漢方には謎めいたものもあり、絶滅種もいるのかなとときめいています。

    2023年4月11日 15:21

  • 97「そなたに寵を与えよう」へのコメント

    タイトルからしてすごく嫌な予感はしていたのですが、的中してしまった……。
    憎い敵から言い寄られるなんて、どんなにおぞましいことか( ;ㅿ; )
    しかも我が子を利用するつもりで子を欲していたのですね。
    忘れていたけど、慧玲ちゃんは妃妾の立場でもあるのでしたね。

    皇帝に逆らってまで助けてくれる人がいるはずもない……。
    助けられるとすれば、鴆くらい、助けて!!
    という気持ちで読んでいたので、きてくれたーーー!!となりました(*ˊᗜˋ*)
    いや、彼が安心できる味方というわけでもないのですが。でも皇帝よりはずっと良い。
    「彼女は僕のものだ」という断言、いいですねぇ。普通なら傲慢に聞こえるセリフも、これまでの二人の関係性があるから素敵で。本当に慧玲ちゃんのことを理解していた彼だから、かっこよく聞こえるんだなあと。
    皇帝に毒を向けてしまえば彼の身も心配だけど、でもとにかくこの場から慧玲ちゃんを救って欲しい……!

    作者からの返信

    松宮様 
    いつもながらお読みいただき、御礼申しあげます。
    皇帝……恋愛感情も欲望()もなく、ただ皇帝としての役割と薬のためだけにそういう発想にいたっているので、悪いやつですが、恋愛的には皇后ひと筋なんだよなあ……とおもいながら書いていました。
    鴆は毎度、いい時にさっそうと現れてくれるので、私としても胸が空きます。鴆は紛うことなく慧玲ひと筋なので。
    よくよく考えたらここは、親子対決になるわけです。
    そんなクライマックス、続きをこうご期待ください!

    2023年4月12日 22:19 編集済

  • 96 毒師の失踪に風吹く後宮へのコメント

    鴆がいなくなって、慧玲ちゃんは動揺しているみたいですね。
    でも宮中は比較的静かなのですね。毒師だということを知る人はほとんどいないですもんね……。
    いったいどこで何をしているのかが気になります。

    大活躍した藍星ちゃんに報いがあってよかった。゚(゚´ㅅ`゚)゚。

    作者からの返信

    松宮 様
    久し振りの更新でした。
    いつのまにか、慧玲にとって鴆はなくてはならない存在になり始めていますね。第一部から書き続けてきた身としてもなんだか感慨深いです。
    いよいよ第1シーズンのクライマックスがせまっているので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

    2023年4月12日 22:10

  • 95 白澤の薬の極致へのコメント

    佛跳牆の香りとともに、皇帝の目に映った自然の風景が美しいですね。
    そうしてこの食事そのものも不思議ですね。様々な味覚が調和を保って存在しているのもですし、目に見えないとても重い水のようなものというのも幻想的で、実際に体験してみたくなります。
    慧玲ちゃんが一途に薬であったため、ようやく死刑の宣告も取り消され無罪となったのですね。良かった! 長かったですね……!
    一安心しましたが、今度は鴆に動きがあった様子……。姿を消した彼が気になります。

    後半の再開を、ゆっくりと楽しみにお待ちしておりますね。
    もうひとつの後宮ものも追わせていただきたいです。
    書籍化作業に連載にとご多忙の中、お知らせをありがとうございます。
    このお話を文庫本として手に取れる日を、楽しみにしておりますね!

    作者からの返信

    松宮様

    嬉しい御言葉を賜りまして御礼申しあげます。
    佛跳牆は実際に食べられることができる料理ですが、私は食べた経験がないので、想像を膨らませて書きました(n*´ω`*n)
    死刑の宣告が取り消されるまで、がこの小説の第1クールの最大ミッションでした。しかし第五部は続きます。今後どのような展開になるのか、様々な謎と緊張の対決、胸きゅんが待ち受けていますので、引き続き、お楽しみいただければ幸いです。

    2023年3月23日 20:52

  • 94 毒と薬の決戦へのコメント

    慧玲の戦いの緊張感が伝わってきますね。
    ここに来て鴆との対峙も重なってくるのも熱いです。二人の関係もそろそろ決着がつくでしょうか。

    作者からの返信

    右中さま

    お読みいただき、ありがとうございます。最高の理解者でありながら最悪の敵で、そんなふたりの最終決戦です。もちろん、まだまだ物語は続きますので、今後とも応援していただければ幸いです。

    2023年3月15日 10:11 編集済

  • 94 毒と薬の決戦へのコメント

    とても緊迫した闘いですね……! 料理シーンで、こんなにラスボスバトルのような壮大な闘いを表現できるなんてすごいです!
    鴆の毒鳥を由来とした名前が、ここにきて大きな意味を持ってくるとは……。
    彼は、雲日の羽を見たら、慧玲ちゃんがすぐに自分との戦いだと気づくと自信をもって忍ばせたのでしょうね。
    恨んで当然の皇帝を前にして、心を完璧な中庸に保つのは非常に難しそうです。でも薬でありたいという慧玲ちゃんの強い気持も負けていないはず……!

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、ありがとうございます。最終決戦となる調薬の場面をどのように表現するか、考えに考えて、このようなかたちになりました。彼女にとってまず倒すべきは毒のみずから。続けて、鴆です。どちらもおなじものでもあります。
    鴆毒はぜったいに登場させたいものではありましたが、そのままだとあからさますぎるので、実際に鴆の異称とされる雲日をつかいました。鴆はすべてを見抜いてくれる慧玲を愛し、またそんな彼女だから敵と認めてもいます。慧玲もまたしかりです。
    このふたりの関係は殺し愛ですが、時々少年漫画っぽいなとおもいます(笑)

    2023年3月15日 09:59

  • 93 毒と争うのは患者へのコメント

    藍星ちゃんが大変な時ですが、久しぶりの調薬シーンに、何ができあがるのかわくわくしました。
    紅茶のゼリーとは意外でした。おいしそうですね。熱を持った毒に侵されているときは、ひやりときもちよくてのど越しもよさそうですね。
    そして、鴆は解毒のために煙草を吸っていたのですね……!

    藍星ちゃんも落ち着いてきたし、慧玲ちゃんが捕らえられることもなくてよかった……。
    慧玲ちゃんは鴆を庇ったのですね。誘拐犯として手配されるのかと思っていましたので、ホッとしてしまいました。
    「孤独に誇らしく」という一文が印象的です。庇ってしまうほどの相手でも、重ならない、相容れないところが切ないですね。

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    今週火曜日は突如休載になってしまい、申し訳ございませんでした。
    ほんとうに久し振りの調薬でした( *´艸`)
    グルメものだったんだ!とあらためて想いだしながら執筆いたしました。紅茶……(煙草葉)ですが、かおり高いイメージで表現したので、おいしそうと感じていただけて安堵です。

    慧玲も慧玲でずいぶんと鴆にこころを傾けはじめていますね(笑)
    孤独に誇らしく。を取りあげていただけて嬉しいです。孤独も一種の毒だとおもっているので、この言葉はこれからも「後宮食医の薬膳帖」のキーワードになりそうです(*^^*)

    2023年3月11日 15:45

  • 92 皇帝は金糸雀に冀うへのコメント

    欣華皇后が麒麟の亡骸を喰らって、それで皇帝は自分が死んだら同じように喰らって欲しいと言っていて……。
    あれ、もしかして、人間ではない……?:;(∩º﹏º∩);:

    ≫「奇妙なことに金糸雀を飼っているようで、吾われのほうが金糸雀に飼われているような心地になるのだ」

    この気持ち、わかる気がします。インコたちを飼っているつもりで、逆にインコのかわいさに操られているのではないかという気持ちになることがあります。
    つぶらな瞳と親しみのこもった仕草に惑わされて、お金も手間も費やして世話を焼かずにいられなくさせられているのでは? ちいさいものを保護したいという本能を利用されているのでは? それならむしろ嬉しい……なんて思うことがあります(∗ˊᵕ`∗)

    作者からの返信

    松宮かさねさま
    お読みいただきありがとうございます。
    段々と、ですが、皇后の素姓にせまりつつあります……ふふふ……

    これは「猫」もそうだなあと想いながら、書いていたので共感いただけて、嬉しいです。インコちゃんたちもそうですよね。可愛らしい愛玩動物というのは飼いぬしを飼っているもの、なのかも、です。それこそが愛。時間もこころもすべてを惜しみなく奪われ、それでいて、なにも奪われていない……皇帝も皇帝で、皇后を惜しみなく愛せて、幸せなんだろうなと想います。

    2023年3月11日 15:25

  • 91 薬の廃姫に命を捧げるへのコメント

    うわあああ。藍星ちゃんの覚悟がすごい!
    ムカデの群れに襲われて刺されまくるなんて、虫嫌いにはたまらないだけでなく、拷問みたいな痛みでしょうに……。
    でも、ここで離れたらもう二度と会えなくなる、という直観は正しいかもしれませんね。宮廷が慧玲ちゃんを捜し始めたら、鴆がいよいよ遠くへ連れ去って隠してしまうかも……。
    極度の虫嫌いという伏線がここで劇的に効いていますね。藍星ちゃんの想いがそこまで深かったとは、壮絶にかっこいい……。

    作者からの返信

    松宮様 毎度お読みいただき、ほんとうにありがとうございます。
    藍星頑張りました。藍星の頑張る姿は作者としても応援したくなるといいますか、胸が熱くなりながら執筆していたので、そのように仰っていただけて嬉しいです。
    鴆はまさか、あの藍星が蟲と格闘して、慧玲を助けにくるとは想わなかったはず( ´艸`)

    ここからいよいよ、慧玲大活躍です!

    引き続き、お楽しみいただければ幸いです!

    2023年3月2日 02:37

  • 90 藍星はあるじを捜すへのコメント

    藍星ちゃんは信じて待っていてくれるだろうと思っていたけど、捜してくれていたとは( ;ㅿ; )
    卦狼が恩があると言ってくれて、協力してくれたのもありがたいですね。
    慧玲ちゃんが隠されていた場所が、まさか霊廟の中だったとは意外でした!
    皓梟妃が「人の亡骸は収められてはいない」と言っていた、あの謎めいた廟ですね……!
    もしかしたら麒麟にまつわる秘密が眠っていたり……?などと思っていましたが、鴆だけが知る隠し部屋がこんな所にあったなんて。

    作者からの返信

    松宮様
    第五部はひとつ、物語にきりがつくところなので、慧玲が助けたひとびとに今度は慧玲が助けられていくという流れになっています。藍星もしかりですし、雪梅もまた慧玲が助けたからこそ、彼女の支えになってくれています。卦狼もまたそうですね。
    この霊廟にはめっちゃ大きな謎があるのですが……全貌が明らかになるのは、さらに後です笑

    2023年3月2日 02:16

  • 89 毒師と薬師は殺し愛うへのコメント

    鴆が慧玲ちゃんを、混沌や白澤の姑娘とは思ってなかったという告白は、ぐっときますね。
    単に皇帝の娘だという事実だけでも、皇帝の存在抜きにその子のことを考えることは困難だと思うのに。彼は因縁がある相手の一族だということよりも、ただひとりの慧玲ちゃんとして見てくれていたのですね。

    囚われの身といっても扱いは悪くなく、鴆もどこか楽しそうですし、むしろこれまでの日々よりよほどのどかにさえ見えてしまいますが、宮中の様子は気になりますね。
    慧玲ちゃんがもし皇帝の解毒を放棄した罪人とされてしまっていたら、藍星ちゃんは……。
    あと鴆の烟草葉の謎が気になります。まさか煙草にも意味があったなんて……!

    作者からの返信

    松宮様
    嬉しいご感想を賜りまして御礼申しあげます。
    すでに後宮食医の薬膳帖は登場人物が勝手に動きだすところまできているので、この台詞も鴆がきめたものですが、慧玲が最も喜ぶところをおさえている鴆はただものではないなと著者ながらおもいました。
    ほんとに鴆は楽しそうです。なんなら、ここまで機嫌のいい鴆は私もはじめてです。慧玲のことをいつまでも監禁できたら、鴆は幸せだったのだろうなとおもいます。ですが慧玲はすべてを投げだして蟲篭のなかに留まるような姑娘ではなく……(苦笑)
    引き続き、楽しんでいただければ幸いです。

    2023年2月27日 19:27

  • 88 ここが地獄の底だへのコメント

    慧玲ちゃんが薬として生きる決意をしたことで、鴆が殺しに来るのではないかと心配していましたが……。
    彼の慧玲ちゃんへの執着はとても深いみたいですね。
    ここで意識を失ってしまって、調薬はどうなるのだろう……。

    作者からの返信

    松宮様

    鴆は慧玲にべたぼれですね(苦笑)
    彼女にとても強い執着をもっています。彼女だけが同じ地獄に落ちてくれるひとだと確信し、道連れになってほしいと感じているからです。そして、もしかするとそれは慧玲にとっても同じなのかもしれません。
    引き続き、お楽しみいただければ幸いです。

    2023年2月19日 19:53

  • 87「私は毒を絶つ」へのコメント

    雪梅嬪は舞が好きなのですね。こんなふうに、自分のやりたいことをはっきりとわかっているのは強いですね。
    長年「やりたい」と思っていたことが、実は親の希望に応えるためだったり、世間の声に流されているだけだったことに気づいて愕然とした……みたいなこともありますね。
    慧玲ちゃんは、過去に救うこととなった人たちと話をすることで、あらためて誰から命じられるわけでもなく自分は「薬でありたい」のだと実感したのですね✨ よかった……!

    一人ではぐるぐるし続けてしまうことも、友達と話すことで迷いの霧が晴れていくのは素敵な展開ですね(,,>᎑<,,)

    作者からの返信

    松宮さま
    毎度お読みいただき、どれほど励みになっていることか。執筆を優先しないと締切に間にあわず、なかなかに御返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。

    私にもこうした経験があります。
    私は小説が最大の夢ですが、二十年ちかく追い続けていると何処かで惰性になったり、ほんとうに「やりたい」のかと惑うこともありました。そんなときに松宮様を含める様々な読者様の声で支えられ、進むべき道を再確認して参りました。
    雪梅嬪はいつのまにか、慧玲の友人兼お姉さんのような存在になりましたね。こうして関係が進んでいくのも連載の楽しみのひとつです。

    2023年2月19日 19:51

  • 86 薬の娘は惑うへのコメント

    慧玲ちゃんの迷いは深いですね……。
    藍星や雪梅嬪のように側にいてくれる人がいてよかった。
    母親の慧玲ちゃんに対する思いがどのようなものだったのかが気になります。
    それから雪梅嬪と慧玲ちゃんがどんな話をするのかも。

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    そろそろ、書き進めるのも胸が重たい展開になりはじめています💦 でも慧玲にはたくさん支えてくれるひとがおり、彼女自身も鉄メンタルなので、きっと乗り越えてくれることとおもいます。

    2023年2月15日 21:14

  • 85 一緒に復讐をしないかへのコメント

    ずっと薬であることを己に課してそれによって生きてきた慧玲ちゃんも、これまでになく心が揺らいでいますね。
    薬として尊敬していた母親が、最後には毒に転じてしまったことを知ってしまったこともあり……。
    そういう事情を鴆がどこまで知っているのかわかりませんが、今なら慧玲ちゃんの心を動かせそうなチャンスなのはよく理解していそうですね。すごい迫力を感じました。呪詛と毒の塊のような鴆は恐ろしくも美しい……✨
    解毒の象徴である孔雀の笄を鴆が引き抜いたのが暗喩的ですね(。>_<。)

    作者からの返信

    松宮様
    嬉しいご感想を賜りまして御礼申しあげます。
    まさに薬と毒の攻防、絡みあいをふたりの関係で表現できたかなとおもっていたので、そのように仰っていただけて、想っていたものを表現できているのだと安堵いたしました(*ノωノ)
    なんとしてでも彼女を落としたい鴆、ともいえます笑
    ここから鴆の毒愛はさらに加速していきます。果たして慧玲に持ちこたえられるのか! 私も書きながらドキドキしています

    2023年2月13日 19:16

  • 84‐2 私が創った最強の毒《鴆 回想》へのコメント

    鴆にとってあまりに壮絶な母との別れですね……。
    最後まで母親は息子に呪いをかけていったけど、でも息子を愛してもいたのだろうと感じました。
    なんというか自立した愛ではなくて、己と息子の人生を別のものとすることのできない、憎しみと表裏一体なドロドロとした愛のイメージですが……。
    よく鴆は生き延びることができたなあと思います(。>_<。)

    作者からの返信

    松宮さま
    毎度のことながら丁寧に読んで御言葉をお寄せいただき、ありがとうございます。
    ああ!私が言語化できなかったものを松宮さまが代弁してくださってる!なんて嬉しいのでしょう!感激です!

    愛がなければ、きっと毒にもならなかったのに、なまじ愛があったから毒と転じてしまったのかなとおもいます。
    さて、ここから物語は現在の時間軸にもどります!

    2023年2月5日 07:42

  • 84‐1 彼が毒になるまで《鴆 回想》へのコメント

    これは壮絶な鴆の子供時代ですね……。皇帝を憎むようにと鴆の母親は仕向けていますが、こんなことを幼い子に吹き込む母親こそが一番の毒な気がします。
    ここまで壮絶な人生ではなくても、こういういびつな関係性の親子は現代日本でもいくらでもいる気もしてきて、それがまたリアルに恐ろしく感じられました。
    しかも父親も彼のことを気遣ってくれないとは……悲しすぎますね。
    鴆の母は、こんな風になってしまった自分が、妾腹とはいえ新皇帝の妃になれると信じているのかな……利用するつもりが利用される未来しか見えないのに;

    言葉がいつもながらに美しくて、揺篭歌(こもりうた)みたいな素敵な表記は、どうやって思いつかれるんだろうと感動しました(∩ˊᵕˋ∩)・*

    作者からの返信

    松宮さま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    みずからの望みをかなえるために子どもに夢を託す、というよりは望みを押しつける親は意外といますよね。鴆の母親はもとが恵まれていただけあって、とても不幸な御方で、だからこそおなじ不幸のなかで苦しんでくれる息子に依存していたところがあったのかなとおもっています。
    俗にいう毒親ですね。

    揺篭歌は中国語なのです(*^^*)
    後宮食医の薬膳帖では中国語をベースにルビを振って、世界観を表現しているので、そうしたところも楽しんでいただけると嬉しいです(n*´ω`*n)

    2023年2月3日 23:21

  • 84‐1 彼が毒になるまで《鴆 回想》へのコメント

    これはあれですね、読者に想像させることで成立する描写ですね。
    呪詛からの狂気は凄まじい……。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    いきなり鴆の回想からだったので、戸惑わせてしまったのではないでしょうか💦
    ひとつひとつ、母親が毒を施していく描写は確実に落としこみたいところだったので、作者も呪詛をこめて言葉を紡ぎました。鴆と慧玲は同じように地獄を渡ってきた仲です(*^^*)

    2023年2月3日 18:47

  • 81 四八珍の薬へのコメント

    知らないものが幾つかあったので色々と調べてみました。

    ・紅燕(キシャ)
    →漢字では「 紅燕鷗 Sterna dougallii 」、ベニアジサシという鳥がヒット。見た目からどう見てもフクロウではないし、しかも分類的にはチドリ目カモメ科。
    →カタカナではカガミガイの方言であるとヒット。愛知県一色町(現在の西尾市南西部)で採集されたとのこと。
    →文中にある別名、鬼車で検索すると同名の怪鳥がヒット。「正字通」では「鶬虞(そうぐ)」の名で記され、文中の生態と合致する。これが元ネタか。

    ・紅頭鷹(ヒッポウ)
    →漢字では「清代八珍」の満漢全席「四八珍」 、その中の禽八珍の1つにあった。読み方は記されておらず。
    →カタカナでは「畢方」がヒット。山海経に登場する妖鳥。この鳥が現れると天下に怪しい火事が起こると恐れられているとか。これが元ネタか?

    ・彩雀(ラン)
    →漢字では「彩雀鸟 Saltatricula multicolor」、何故か学名検索で日本語はヒットせず。
    中国語のサイトによるとフィンチの仲間で、南米に生息するとのこと。カカオは中南米原産なので、方向は合っている。
    →カタカナでは「鸞」がヒット。 中国での想像上の鳥。形は鶏に似て、羽の色は赤色に種々の色をまじえ、声は五音にあたるとのこと。文中の描写から元ネタはこれ?

    ・四八珍(しはっちん)
    →検索すればすぐにヒットする。周代より伝わる八珍、その最終バージョン? 満漢全席「四八珍」 とある。清代のもので、現在の感性では「???」なものがあったり、何のことかわからないものがいくつかある。「驢窩菌」とか。
    こういったものを元ネタとして作者様がこねくり回し完成したのが、作中の「四八珍」ではないか、と推測する。

    ところで、最後に麒麟の骨のくだりはぞっとしました。真相が楽しみです。

    調べたものは私の主観とネット情報が主ですので、どこまで正しいかわからないと、ここに記します。長文失礼しました。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま

    ……さすがです。全部正解です。
    現在では素性が不明になってしまっているもの(特に禽八珍)は、中国の「山海経」からふさわしい禽を捜しました。現在では絶滅してしまった動植物が昔の書には記録されていて、現在は妖怪として伝承されていていてもおかしくはないとおもいましたので。
    驢窩菌は「驢馬=飼いならされた」というところから「コウジカビ」に結びつけました。
    これだけ読み解いていただけるなんて、作家冥利につきます。ほんとうにありがとうございます。

    引き続き、楽しんでいただけるよう、いろんな知識を稼働させて頑張ります(n*´ω`*n)

    2023年1月12日 00:25

  • 83 毒の嵐は吹き荒ぶへのコメント

    えええええええええ!?おおおおおお!? 
    まさか鴆が!?Σ( °ω° )
    え、じゃあ、ふたりはいとこ同士だった……?

    現帝が先帝に毒を盛ったのでは?とは何度か考えて、違うかなと思っていたのです。
    身分の低い母から生まれた兄というのは動機としては十分だけど、そんな人ではないらしいし……と。
    その「そんなことをする人ではない」は慧玲ちゃんから見た伯父像で、彼女も本当は疑いつつも信じていたかったのですね……。
    蜂蜜酒が出てきたときに、「こういう風にして毒を盛って人格を変えたのかな」と思ったりはしてました。でもそうだとしたらあまりに慧玲ちゃんにとって残酷だし、違っていて欲しいと思って排除していたようです。
    人間は、信じたくないものは可能性から除外してしまうものなのですね( >﹏<。)

    しかし、衝撃は鴆です。まさか現帝の嫡嗣だったなんて……。
    玉佩を持っていた時点で考えられたことでしたが、なんとなく、盗んだのかなとしか……(失礼)
    どんな地獄の過去があったのか……聞くのが怖いですが、でもすごく聞きたいです(笑)

    作者からの返信

    松宮さま

    お読みいただき、ありがとうございます。
    半年前に書きだした時から、この展開に決めていたので、無事に回収できてよかったです。昔だと従兄弟とか叔父と姪とかだと普通に結婚しちゃうので、ふたりが結ばれるための障害にはならないとおもっていますが……なかなかに大変な血縁関係です。鴆と皇帝は割と似ているところがあって、執筆中にそんなところをみつける度にくすくすしていました( ´艸`)

    ここから鴆の過去篇になります。ちょっとばかり御待たせしてしまいますが、よい原稿を書きあげますので、引き続き、お楽しみいただければ幸いです。

    2023年1月12日 00:20

  • 82 盤古経を紐解くへのコメント

    麒麟と鳳凰は同じ魂を持つもの。
    鳳と孔雀の翼はよく似ている。

    麒麟に触れてから《毒を喰らう毒》は孔雀の刺青として表れる。

    鳳の文様だったのでは?

    なるほど……! 皓梟妃にもっと詳しく教えていただきたいですね。

    麒麟がいないということは、慧玲ちゃんやこの国の人々にとって、とても寄る辺なく悲しいことなのですね。

    作者からの返信

    松宮さま
    おお、こんなに丁寧に伏線を憶えていてくださって御礼申しあげます。
    陰陽をなすものでありながら、ふたつはひとつであり、天に現れれば鳳凰、地にいれば麒麟。中国の聖獣は勇ましくも神々しく、美しいものばかりなので、書いてとても楽しいです。
    もっと麒麟についても語りたいのですが、なかなか物語を進めていくのと設定の説明のバランスが難しいです~(><ゞ

    2023年1月11日 23:55

  • 81 四八珍の薬へのコメント

    珍しい薬の材料となる生き物たち、聞いているだけでわくわくしますね(*ˊᗜˋ*)
    最後がまさか麒麟の骨だとは……!
    でもそんなもの、なかなか手に入らないだろう……と思っていましたら、皇后さまがお持ちだと……!?
    昨年骨となったばかりのように……。慧玲ちゃんの出会った麒麟が思い出されますね。
    皇后さまが関わっていたと……?

    作者からの返信

    松宮さま
    資料と睨めっこしながら、幻想と現実の中間をとれるように考えたので、そのように仰っていただけて大変嬉しいです。ありがとうございます。
    なぜ、麒麟の骨を皇后がもっていたのか。第五部は様々な人物が大幅に動きますので、引き続き、お楽しみに!

    2023年1月11日 23:32

  • 80 皇帝倒れるへのコメント

    鴆は相手の心にもじわじわと毒を広げるのがうまいのですね。
    慧玲ちゃん、お母さんのことを疑うのは苦しいでしょうね。
    土の毒というのは最も強い毒なのですね。現帝の毒も誰かに盛られたのか、それとも他の原因があるのか……。

    作者からの返信

    松宮さま
    毎度細やかな感想を賜りまして、御礼申しあげます。
    卦狼と喋っていたときもそうですが、鴆はなかなかにいやらしいというか……人の心を掻き乱すのが得意ですよね。慧玲は母親のことを敬愛していますが、さて、どうなっていくのか……こっそりというと、この度の小説の裏の題材のひとつが「毒親」でもあるのです……なのでちょっと苦しい展開になるとおもいます💦

    2023年1月11日 23:30

  • 79 回想…先帝と現帝 いかにして渾沌…へのコメント

    「ああ、……そうか、お前だったのか」
    この先帝のセリフがすごく気になります……! 兄に何を見たのでしょうか……。
    そうして、倒れた現帝が見たものは……? こちらもすごく気になります!

    作者からの返信

    松宮さま

    いつもお読みいただき、御礼申しあげます。
    先帝が最後に何を想ったのか。現帝がなにを視たのか。様々な謎が絡まりあって、作者でもそろそろ年表やらなんやらが必要になってきています笑
    なにげにはじめて皇帝と先帝の名前が登場しました。執筆を始めたときから決めてあったのですが、なかなか登場の機会がなく……ようやく書けてよかったです。

    2023年1月11日 23:23 編集済

  • 83 毒の嵐は吹き荒ぶへのコメント

    驚きの伏線回収ですね。
    しかしまた二人は一段と複雑な関係になりましたね。どう転んでいくか楽しみです。

    作者からの返信

    右中桂示さま
    お読みいただき、ありがとうございます。とんでもない真実が明らかになりました。ここから鴆の過去話に突入する予定なのですが、連載再開は1月末になります。手塩に掛けて原稿の準備を進めておりますので、御待ちいただければ幸いです(*^^*)

    2023年1月11日 23:20

  • 幕間 毒師の独りごと 其の二へのコメント

    このお話、はやく拝読しなきゃと思っていたので、こちらに上げてくださって良かったです。
    突然蜘蛛の味の話をしだす慧玲ちゃんには、鴆と一緒に呆気にとられましたが……でも、ひとたびこの人しか居ないと心に決めると、どんなことでも愛しく思えるのでしょうね。

    >寄りそうほどに孤独になるのに離れられない。
    この、「デレてるワーイ」で終われない、切なさを伴った読後感こそ、二人の関係の魅力なのだと思います。

    作者からの返信

    板野さま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    デレたらデレたで切ないのが夢見里の恋愛なのです(*´∀`)
    しかし鴆はなんだかんだいいつつ、愛するひとに喰われたい側なんだなあと書きながら想いました(笑)
    シヤンは喰いたい側だったので、同じくヒロインを翻ろうする悪いイケメンでも実はそういうところは真逆という……書いていてたのしいです

    2023年1月11日 09:31

  • 11 慧玲の調薬へのコメント

    大学時代にアジア史(北東アジア)を専攻していた時のワクワク感を思い出しながら読んでいます!!

    歴史書の行間を読むワクワク感。最高です!!

    作者からの返信

    Dさま
    ご感想を賜りまして、御礼申しあげます。
    こうして読者様からいただける御言葉がどれほど執筆のちからになることか!

    わわっ、専門の御勉強をなさっていたのですね! 私は浅学なので、緊張しちゃいます! もし気になるところなどありましたら、どんどんご教授いただければ幸いです!💦

    2023年1月3日 23:28

  • 2  鱗の生えた妃妾 へのコメント

    この話の冒頭部分を読んだだけでワクワクが止まりません!!

    作者からの返信

    Dさま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    ワクワクしていただけたとのこと、とても励みになる御言葉です。ここからなにが始まるのだろうとおもわせるような冒頭を目指していたので、引き続き御楽しみいただければ幸いでございます

    2023年1月3日 23:26

  • 79 回想…先帝と現帝 いかにして渾沌…へのコメント

    一体何を見たのだろう……咆哮だから……???
    次回も楽しみにしています。
    今年もお疲れ様でした<m(__)m>
    よいお年を。

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    ふふ、いったい、なにをみたのでしょうか……あれやこれやと伏線を張りまくっているのですが、後々ちゃんと回収を頑張りますので、よろしくお願いいたします。
    ラジオさまにとってよき御年となりますように!

    2023年1月3日 23:12

  • 70 毒師と毒師は剣をまじえるへのコメント

    同じ一族の宿命を背負いながら、一人の女性に救いを見出せた卦狼と、未だ復讐を誓う鴆の対比が熱いですね。
    それにしても鴆くん、物理でも強い。普段見られない一面が垣間見えて、彼のファンにはたまらないシーンでしょう。

    作者からの返信

    板野かもさま

    鴆の戦闘描写は作者もノリノリで書いておりましたので、そのように仰っていただけれて嬉しいです。とはいえ、webにおいては戦闘描写があまり長いと読者様としては退屈かなとおもったので、かなり端折りました(苦笑)
    これからも読者様に楽しんでいただけるよう、頑張ります(n*´ω`*n)

    2023年1月3日 23:08

  • 69 その華は愛を秘めるへのコメント

    先に最新話まで拝読してしまいましたが……
    初登場の時点では憎まれ役かと思われた卦狼が、口は悪くてもしっかり李紗様を愛し慕っているのが見えていいですね。家柄や立場ではなく自分自身を見てくれるのは彼だけ……という点で、この二人もまた互いにとっての無くてはならない関係だったのですね。

    雪梅嬪が慧玲ちゃんに掛けた言葉……いつか宿命から解き放たれて、等身大の貴女を愛してくれる人と幸せになれたらいいね、というのは、夢見里さんの作品のヒロインにファンがいつも思っていることですが(笑)、でもそれは同時に物語が終わる時でもあり……。それも寂しいなと思うくらいに、彼女の旅路に惹き込まれています。

    作者からの返信

    板野かもさま

    続々お読みいただき、ありがとうございます。
    すでに最新話まで読んでくださっているなんて、感激でございます。
    卦狼は普段私はあまり書かないタイプの男性ですが、登場するほどにいい味をだしてくれて……すでにお気に入りの人物になっています。第四部の後もまた時々登場するとおもいますので、そのときはよろしくお願いいたします(*^^*)

    〉それも寂しいなと思うくらいに、彼女の旅路に惹き込まれています。

    作家としてなによりも嬉しい御言葉をいただき、ありがとうございます。
    慧玲と鴆の関係はまだまだ複雑化していきそうですが、いつか御互いに好意を自覚することがあっても、薬と毒であるかぎり、立場や状況が整わないはずなので、幸せになるまでの道のりは遠そうです(^^ゞ
    でもきっと、互いにとって、互い以上の存在はいないとおもうので、あらゆる障害を乗り越えて最後は結ばれてほしいと作者ながらおもっています。

    2023年1月3日 23:07

  • 68 女を縛る血の鎖へのコメント

    この小鈴さんのエピソードは、本当に身につまされる話で……。
    昔は「女は三従」なんて言ったそうですが、実家と嫁ぎ先に雁字搦めにされ、子を産むことだけを存在意義として求められる時代が……何も高貴な人に限った話でもなく、ほんの少し前まで普通にあったのですよね。
    陛下の気紛れな(?)御渡りで、それまで抱くことのなかった望みが湧き上がってしまったというのも、なんとも残酷な話で。想像懐妊に至るほどの重圧に苛まれていた小鈴さん、やったことは過ちでも、幾許かの同情を禁じえません。
    それでも、雪梅嬪の気風の良さに救われましたね。その雪梅嬪とて、慧玲ちゃんに救われた経験がなければこうも優しい対応にはならなかったかもしれず。慧玲ちゃんの行いが着実に周囲の人を変えている物語、やはり熱いです。

    作者からの返信

    板野かもさま

    「女は三従」儒教の言葉ですね。仏教だと「女は三界に家なし」というのもありますね。後宮の飾り物であった女たちが今後どのようにかわっていくのか、というのも今後も課題にしたいなあとおもっております。
    皇帝陛下は……すでに後宮のほとんどの妃妾に手をつけて、今度は女官めぐりまではじめているかんじですね(苦笑) かといって皇帝陛下は別に女遊びが御好きというわけではないので、よけいに誰も幸せになっていないかんじがあります。
    慧玲との係わりも雪梅嬪によい影響を与えているのでしょうね(*^^*) 
    慧玲そのものが後宮の薬になっていけばいいなあとおもっております

    2023年1月3日 23:03

  • 67 春の命に祝福をへのコメント

    なるほど、杏林大学とか杏林堂薬局とかの「杏」の字はそうした由来でしたか……勉強になりました。

    知識は豊富でも人間的にはまだ若い慧玲ちゃんが、赤子を抱いて命の重みを感じるの、いいシーンですね。好きな描写です。

    作者からの返信

    板野さま

    「杏」そうなんですよね。やたらと医薬関係に多い「杏」にはどのような理由があるのかとあれこれ調べていたのですが、なるほどとおもいました。慧玲に杏という名前がつく可能性もあったくらいには医薬に関係のある漢字で……ちなみに慧玲の「慧」は白澤が叡智の一族であり、慧眼の持ちぬしである、というところからきています。

    抱っこするときの描写は想いをこめて書き綴りましたので、お褒めに預かり、嬉しいです。食も薬も「命」のためにあるもの。「命」の描写はこれからも丁寧にしていきたいものですね。

    2023年1月3日 20:45

  • 66 冬の妃と麒麟の死骸へのコメント

    冬の季妃様はまた一段と気品に満ちた方ですね。妃の中でも古株なのでしょうか、宮中の裏事情にも詳しそうで、今後のキーパーソンになりそうですね。
    くだんの霊廟にはやはり麒麟の亡骸が……?

    作者からの返信

    板野さま
    毎度細やかにお読みいただき、御礼申しあげます。
    皓梟はなんだかんだで先帝の頃から後宮にいる謎の人物だったりします(*^^*) 学者肌の賢者なので、慧玲の力にもなってくれるはずです。……が、敵になるとこわい御方でもあるので今後に期待してください(*^^*)
    霊廟は麒麟とはまた別の伏線になります、かならず全部回収するので、楽しみにしていていただければ嬉しいです!

    2023年1月3日 20:39

  • 65 根の深い木へのコメント

    鴆は窮奇の一族だったのですね、ふむふむ。
    「清水に魚棲まず」は彼の好悪感情の根幹をなしていそうで……慧玲ちゃんに対しても、毒に染まったところに惹かれる一方で、それでも澄んだ心を持ち続けていることは無性に小憎たらしく感じているのかな、なんて思いました。

    皇后も底が知れないお人で、いつ慧玲ちゃんの敵に回ってもおかしくなさそうな怖さがありますが、どうなることか……。この方も常人ではなく何かの末裔の匂いがしますね……。

    作者からの返信

    板野さま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    「清水に魚棲まず」は仰るとおり、鴆の価値観の骨子となっているとおもいます。彼自身がけがれている、とおもっているからこそ、同じような地獄にいるはずの慧玲がけがれていないことにたいする嫉妬と憧憬と、寂しさを感じていますね。

    皇后さまは……第五部以降に段々と本領を発揮していくとおもいます(笑)

    2023年1月3日 20:37 編集済

  • 64 皇帝の御子へのコメント

    お世継ぎを産むことを常に求められる妃の立場の辛さを実感しつつ、陛下の優しさにまずはホッとします。
    雪梅嬪、まずはお疲れ様ですね。お子様が健康に育ってくれますように……。

    作者からの返信

    板野さま いつもお読みいただき、ありがとうございます。
    後宮は難しいところだなあとおもいます。華の宮ではありますが、愛とか恋とか、そうしたものが咲き誇る春の宮ではないのですよね……御子は今後も物語に絡む……はずなので、よろしくお願いいたします(*^^*)

    2022年12月31日 16:45

  • 63 水の毒は巧克力で弾けるへのコメント

    フォンダンショコラトルは本当に美味しそう……。辣椒との組み合わせも味わってみたいですね。
    雪梅嬪が治ってよかった……と同時に、出産に立ち会ってほしがるほど慧玲を頼りにしてくれているのも嬉しいですね。

    作者からの返信

    板野さま
    毎度細やかな感想を賜りまして恐縮です!
    雪梅嬪がまさかここまでレギュラーになるとは作者も想っていませんでしたが、慧玲のお姉さんみたいなかんじになってきていて、わたしも非常に嬉しいです。無事に御子が産まれて安堵いたしました。が、まだまだ犯人捜しはここからです!

    2022年12月29日 09:55

  • 62 巧克力の薬へのコメント

    密かに楽しみにしていた巧克力のお話!
    ほんと、藍星ちゃんがこれ以上におかしなムードにならなくてよかったですね(笑)
    慧玲ちゃんの味方も徐々に増えていて、ほっとします。

    作者からの返信

    板野さま
    わあい!楽しみにしていただきありがとうございます!
    チョコレートは割と読者さまにも好評でして! こういう薬膳もありなんだと私も革命でした! 
    今後はこういう楽しい薬膳も増やしたいですね!

    2022年12月29日 09:49

  • 61 彼ほど強い毒はいないへのコメント

    「言葉の剣戟」という表現がクールですね。交わした刃を通じて相手の剣圧が直に伝わってくるようで。
    慧玲と鴆の「仲」は、簡単に名前を付けて定義できるようなものではないのでしょうが……既存の表現に収まらない関係だからこそ、何者にも代えがたいのでしょうね。

    作者からの返信

    板野さん
    いつもお読みいただき、ありがとうございます!
    理解者でありながら、敵であるという関係はずっと書きたかったものなので、このふたりの関係を書くのは作者としても非常に楽しいです。実際に剣をかわして争うことはないふたりですが、時に命を懸け、言葉と言葉、毒と薬をぶつけあっています。第五部ではさらにその争いが苛烈さをますので、どうぞお楽しみに!(現在頑張って執筆中です!💦)

    2022年12月29日 09:47

  • 63 水の毒は巧克力で弾けるへのコメント

    雪梅嬢のまったく揺るがない様に胸をうたれました。驚きです。自分はこういうシーン、人間が好きだったんだなあと目からウロコ。素晴らしい描写に感服いたしました<(_ _)>
    雪梅御子、こちらの世界にようこそ!(この世界、毒が渦巻いてるけどきっといいところよ笑)

    作者からの返信

    枢様

    お読みいただき、ありがとうございます。
    そのように仰っていただけて嬉しいです。どのようなときにも誇りたかく、揺るぎない雪梅嬪は私もとても想い入れのある人物のひとりとなりましたので、読者様に、特に枢様にも気にいっていただけたとなれば、胸を張れます。
    雪梅嬪の御子は、毒やら薬やらに揉まれながらもすくすくと健やかに育っていくことでしょう笑

    2022年12月14日 18:14

  • 78 日を喰らう蟲へのコメント

    なんと、皇帝が……!
    「愛が毒に転ずるもの」という言葉がとても気になります。 
    慧玲ちゃんの両親が亡くなった理由と関係するのでしょうか……?
    皇后様は皇帝を愛していると言っていましたが、もしかして現皇帝が毒に倒れたのも……??

    慧玲ちゃんと鴆のやり取りも毒々しいもので、行く先に不穏なものが漂っていますね。
    李紗妃と卦狼が平穏なしあわせを噛みしめているようで、それだけは救いです( ; ᴗ ; )

    第四章もおもしろかったです✨ 続きを楽しみにしておりますね。

    作者からの返信

    松宮様

    いよいよに長い連載になって参りましたが、追い掛けてくださり、さらには毎度丁寧なご感想をいただきまして御礼申しあげます。
    ついに今度が第五部です。ふたりの関係にも決着がつくとおもいますので、どうぞお楽しみに。
    李紗と卦狼は幸せそうで、作者ながらよかったなあとおもいます(n*´ω`*n) 物語がひと段落したときに細やかでも、ちゃんと幸せにしてあげられるのが著者の喜びのひとつでもあるとおもっておりますので(*^^*)

    連載再開は一月頃ですが、その時までよろしくお願いいたします。

    2022年12月14日 17:58

  • 78 日を喰らう蟲へのコメント

    これは続きが楽しみだ!

    作者からの返信

    ラジオ・Kさま
    これだけの連載を追いかけてくださっているだけでも嬉しいのに、励みになる御言葉、ありがとうございます!

    2022年12月14日 04:21

  • 77 壁に耳あり障子に目ありへのコメント

    藍星ちゃんは元気な子犬のようでかわいいですね(˃▿˂๑)
    そして、皇后さま……。慧玲ちゃんが皇后さまに呼び出されるたびに、何か悪いことが起こるのではと緊張してしまいます。
    欣華皇后の帝に対する愛は本物なのですね。後宮では、なかなか普通の夫婦や恋人のように1:1の関係でいられることはないので、愛が深いほど苦しい思いをしがちではないのかなあと邪推をしてしまいます。
    その愛ゆえの恐ろしいことが起きないとよいのですが……。

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもお読みいただき、御礼申しあげます。皇后が皇帝にむける愛が本物なのか、皇帝が皇后にむける愛が本物なのか……このふたりの関係についても第五部で語れればよいとおもっております。
    愛はときに毒になる。というのはこの小説で書きたかったもののひとつでもあり、今後もフェイリンの両親について語る際には切っても離せない言葉になるとおもいます。

    2022年12月10日 08:22

  • 76 道連れにさせてへのコメント

    うーんなるほど、男女関係でこういうのも「アリ」なのか……色々と勉強になりますね…………ふむ…………(何かの扉が開く音)

    作者からの返信

    ラジオ・K様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    ふふ、私の性癖に刺さる関係をぎゅぎゅっとつめこんでおります。(他ではあまりこういう関係は見掛けないので、自産自消でもあります(笑))新たな扉を開く一助となったのであれば幸いです。

    2022年12月8日 20:49

  • 76 道連れにさせてへのコメント

    いつも気を張り詰めている二人の、ほんのいっときの安らぎの時……よいですねぇ(*´∀`*)
    しかし、鴆の最後の言葉が不穏ですね……。かわいそうな藍星ちゃんを排除してまでなにをするつもりなんだろう。少しだけ一緒にいたかっただけという可能性もありますが、それにしては「道連れ」という物騒な言葉が気にかかります。

    普段はまったく弱みを見せないふてぶてしいともいえる鴆が、なんだか心身ともに弱って、まるでなつこい子猫のように慧玲ちゃんとの触れ合いを求めている様子は萌えますね(*´꒳`*) 実に性癖にいいです✨(笑)

    作者からの返信

    松宮さま
    いつもありがとうございます。いただく言葉のひとつひとつがどれほど励みになっていることか!

    性癖にいい!いただきました!嬉しいです!

    鴆はまだ動きだしませんが、第五部ではフェイリンを道連れにするべく容赦なく動いてくるはずです。このときはただ、毒と薬でもなく、一緒にいたかっただけですね(藍星は災難でした(笑)

    2022年12月5日 08:22 編集済

  • 75 毒が、彼の愛だったから(性被害描…へのコメント

    春妃が死んでほしいと思うことも彼女の立場としては当然でしょうし、雪梅嬪のことも望んだだけ……。命令したようなものではあるけど、厳密にはそうではなかった。
    手を汚すのはすべて卦狼が自分だけの責任として行い、李紗妃はそれを彼の愛だと思って受け取っていたのですね。

    李紗妃は卦狼が好きなのに、帝と雪梅嬪のことも気になるんだ……。と不思議でしたが、「好き」だけでは生きていけないですしね。
    卦狼が命を落としかけたことで、彼が側にいてくれるだけで一番だと気づいたのですね。

    これは、私にも誰が悪いとは裁けないですが、ただただ卦狼のような愛の形はたとえ正しくなくてもとても好きだなあと思います。

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、御礼申しあげます。

    愛と権力(地位)は別……というのが哀しむべくかな、後宮という場所だとおもっています。ほんとうに皇帝を愛していた妃嬪というのはひと握りなのでは。そう考えると皇帝もまた悲しいですね。
    李紗の一族は李紗が皇帝の寵愛を享けることに期待を寄せているでしょうし、……「愛があればいい」と言葉にするのにも非常に強く重い覚悟が必要だったとおもいます。

    私も性癖に刺さりながら書いていたので、嬉しいです(n*´ω`*n)

    2022年12月2日 18:12

  • 60 造られた毒へのコメント

    犯人は女官の誰か……? と思わせて何か裏がありそうな……。
    鴆に助力を求める展開……! 見返りに何を要求されるのやら楽しみです(笑)

    (全然関係ないんですが、今たまたま横で付けているテレビで、ゴールデンカムイのアニメをやっていて、ちょうど毒の話が出てきました。フグ毒とトリカブトを同時に摂取すると互いの毒を打ち消し合うんですって。慧玲ちゃんが使いこなしそう!)

    作者からの返信

    板野様

    お読みいただき、ありがとうございます。
    ニガテな推理を頑張っております(笑)

    教えていただき、ありがとうございます。
    フグ毒とトリカブトの組みあわせは実際の事件でもかなり難解なトリックにつかわれていて、参考になるなあとおもっていたところでした(現実にはトリカブトの毒に遅延がでるだけで結局は死にいたるみたいでした。配分などにもよるのかもしれません)毒は奥が深くて楽しいです

    2022年12月2日 17:54 編集済

  • 59 華の舞姫に水の毒へのコメント

    水袖を検索して見てみました。なるほどこれは美しい……。美麗なるものに体を蝕まれていくのは花の話から共通していますね。

    雪梅嬪も、慧玲ちゃん自身も、何かと嫌われがちな身の上だけに、数少ない心許せる相手の存在は有難いでしょうね。二人が信頼しあえる仲になっていて良かったです。無事に助かりますように……。

    作者からの返信

    板野様
    丁寧なご感想を賜り、御礼申しあげます。とても励みになります。

    創作の裏の話で申し訳ないのですが、どんな毒にするのかは毎度頭をなやましておりまして、特に綺麗で残酷な毒というところにはこだわりがあるので、そのように仰っていただけると非常に嬉しいです。
    第一部が花の毒だったので、解けたら今度はどんな毒にしようかと考えていました。鱗の毒は第一話でやってしまったので、同じ水の毒でもまったく表れの違ったものにしたいとおもい、水袖のかたちに……雪梅嬪は舞姫なので、舞姫の要素も取り入れたかったので、しっくりくるかたちにできてよかったです。

    2022年12月2日 17:51

  • 58 毒の瞳にあばかれるへのコメント

    鴆に褒められて嬉しかったのをちゃんと自覚している慧玲ちゃん。毒以上に本当は愛に飢えているのでは……?なんて思ったりもしますが。
    先帝は何に飢えていたんでしょうね。今回の事件を通じてまた一つ過去の真相も明かされるでしょうか。

    作者からの返信

    板野様
    おおっ、いいところをつかれますね。さすがです。
    仰るとおり、慧玲も、そして鴆も、愛に飢えているところがあります。先帝は……それとはまた違った"あるもの"に飢えていて、それがこの物語の鍵でもあります。食を題材とした後宮ものを書くときめた時にこうした心の"飢え"についてもそれとなく触れられる物語にしたいなあと考えておりました。

    2022年12月2日 17:43

  • 57 可乐とひと匙のやさしさへのコメント

    虫に関しては私は断然、藍星ちゃん派です。。。
    妃妾たちのバタバタぶりがコメディタッチで面白いですね。慧玲ちゃんはたまったものじゃないでしょうが(笑)

    しれっと可乐を欲しがる鴆も和みますが、慧玲ちゃんも、せっかく作った可乐を誰も喜んでくれなかったところに、鴆が旨いと言ってくれて嬉しかったんでしょうね。もう完全に惚れてしまっている……。

  • 56 冬宮の願掛け桜は咲き誇るへのコメント

    如才なく鴆に敬語モードを使い分ける慧玲ちゃん、今回の萌えポイントですね(笑)

    美しい花に毒がある話はよく聞きますが、愛憎渦巻く願いの札はまさに毒ですね……。欲望を吸いあげ咲き誇るという表現にゾクリときます。

    間が空いてしまいましたが、本章も楽しみに拝読させていただきます!

    作者からの返信

    板野様

    おいそがしいなか、お読みいただき、御礼申しあげます。
    欲望を吸って毒になった願掛けのなにか、というのはずっと書きたかったモチーフだったので、ひとつ、かたちにできて嬉しかったです。
    第四部は割と長めなので、ゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

    2022年12月2日 17:23

  • 74 その愛は毒となるか薬となるかへのコメント

    毒と薬の制作を通じて、慧玲ちゃんと鴆が対決するのは熱い展開ですね!
    鴆の人となりを知ったことが解毒にも役立っているのですね。
    蜜穴熊や火蠑の蛻など、薬の材料が独特で心をくすぐる響きのものばかりですね。
    雪梅嬪と御子の毒殺未遂が卦狼の単独でやったことなら、彼が毒によって命を奪われるのも仕方のないことだったのかもですが……。でも自分の欲のためにやったのではなく、誰かの幸せを願ってのことだったと思うと、どうにか薬を飲み下して助かってほしいと願ってしまいました(・_・、)

    作者からの返信

    松宮様

    慧玲と鴆は理解者でありながら、どこまでも好敵手なのだなあというのが際だつ展開ですよね。第四部は割と鴆が悪者というか、悪人然として動いてくれているので、悪い青年が好きな私はワクワクしながら書き進めております。

    蜜穴熊はそのまま「ラーテル」でして、コブラ系の蛇の神経毒に強い耐性をもち、獰猛な蜂の巣まで食い荒らす、という話からこの度の薬にいれました(*^^*) 火蠑の蛻は完璧ファンタジーで、第一部から変わらずに幻想と現実の丁度中間を心掛けています。

    仰るとおり、卦狼は悪人でありません。いつか、この時の恩で慧玲のために動いてくれるときがくるかも、です(n*´ω`*n)

    2022年12月1日 17:55

  • 19 毒の暗殺者は嗤うへのコメント

    第一部、楽しく読みました。
    慧玲も鴆もとても魅力的で、この二人がこの先どうなっていくのか、楽しみです。
    まだいろいろと潜んでいる毒がありそうですし……。
    第二部以降も楽しみに読み進めてまいりますね。

    作者からの返信

    くれは様
    お読みいただき、御礼申しあげます。なんて嬉しい御言葉でしょうか。
    ふたりの縁が毒になるか、薬になるかというのがこの物語の要なので、その部分に期待を寄せていただけると励みになります。
    今後ともくれは様にお楽しみいただけることを祈っております。

    2022年11月29日 21:30

  • 73 怒りは薬にならないへのコメント

    李紗妃と卦狼が互いを想うあう心は、とても強いようですね。
    それなのに、どうして雪梅嬪(というか杏如?)を殺さねばならないと思ったのか……。なにがあったのでしょうか。李紗妃の地位の安泰にかかわることとか……?
    これまでに登場した、後宮で毒をもって誰かの命を奪おうとした人たちは、決して性悪だったり残忍だったりするわけではなかったですもんね……。彼らにもよほどの理由があったのだろうかと気になります。

    被害にあった当人である雪梅嬪は、許せる人なのですね。すごいなあ……。
    慧玲ちゃんと同じく、非常に理知的な面も持ち合わせているのでしょうね。
    私なら、鴆と同じことを言ってしまいそう(;・∀・)

    そういえば、鴆が玉佩を持っていたのはなぜなのでしょうね。これも気になります。

    作者からの返信

    松宮さま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    人の心程、毒にも薬にもなるものはないとおもっております。誰もが根からの毒ではなく、時に毒とならざるを得ない事情がある……でもそれは慧玲もまた同様で。いつか、慧玲自身が毒となってしまうこともあるのかもしれません。
    雪梅嬪は優しくて強い御方です。もはや慧玲の姉御みたいな立ち位置になりはじめています(笑)
    第四部もなかなかに緊迫感のある物語が続きますが、第五部はさらに波乱になりそうです。今需要のある「ノンストレス」には程遠い小説ですが、、今後も寛大な御心でご愛読いただければ嬉しいです。

    2022年11月29日 21:20 編集済

  • 55 簪を貴女にへのコメント

    謎が明かされるごとにまた新たな謎が増えてぐいぐい引き込まれますね。恨みと復讐心の深さがよく描かれています。
    それにしても毒で繋がった二人の特殊な恋愛も楽しく、見守りたくなりますね。

    作者からの返信

    右中桂示様
    毎度丁寧にお読みくださり、またご感想まで賜りまして、御礼申しあげます。
    今後も様々な謎に怨嗟という人の毒が絡まり、ますますに緊迫感のある物語になって参りますので、楽しんでいただければ幸いでございます。
    慧玲と鴆の関係は、ほんとうに特異なもので、私も楽しみながら書き綴っているので、そのように仰っていただけると非常に嬉しいです(n*´ω`*n)

    2022年11月25日 22:04

  • 72 化蛇の毒へのコメント

    え、えええ!? そうだったのですか。
    李紗妃を疑ったけど、やっぱり違いそう……と思った矢先に……。
    理由がとても気になります。
    でも李紗妃が卦狼を大切にする想いはかなりのもののようですね。
    なんで雪梅嬪に毒をもったのだろう……。

    作者からの返信

    松宮様
    いつもお読みいただき、ありがとうございます。
    李紗が……正確には卦狼が雪梅嬪に毒を盛ったのは、御子が生まれると李紗の妃の座が危うくなるかも、と考えたから、だとおもっています。後宮で御子が生まれるというのはなかなかに大きなことだとおもいますので(*^^*)
    でもどちらも悪人ではないので……引き続き、見守ってくださると嬉しいです(n*´ω`*n)

    2022年11月25日 21:51

  • 14 薬膳の宴 其の弐へのコメント

    毒と薬を巧みに使った見事な食事でした。
    誰にとっても薬になるように、計算し尽くして用意したんでしょうね。

    そして最後の舞がとても美しく華やかでした。
    梅の花をこぼしながら舞うのはさぞかし綺麗でしょうね。

    宴は無事に終わっても、まだあれこれと解決しなければならないことがありそうですが……続きもゆっくりになってしまいますが、楽しみに読んでいきます。

    作者からの返信

    くれはさま
    お読みいただき、大変に嬉しいです。
    毒と薬。中華物ということで、宮廷料理の美味しさをギュギュっと詰めこみたかったのですが、割と耳慣れない食材が多かったので、おいしさが読者様に伝わりやすいように頑張りました。楽しんでいただけたようで嬉しいです。
    「美しい」とお褒めの言葉を賜り、感謝です。どんな分野を書くにしても、「美しさ」は私の骨なので、表現できるよう努めたいとおもっております。
    また御時間のあるときのご訪問いただければ幸甚です。

    2022年11月22日 20:02

  • 71 怨みは血に融けるへのコメント

    卦狼は李紗妃に恩があったから、鴆の誘いにのろうとしなかったのですね。
    李紗妃をも疑って申し訳なかったなあ……彼女は、幼い時から今も心の優しい人だったのですね(´;ω;`)
    鴆の幼い時にも、憎しみを植え付けるのではなく優しさをくれる人が側にいたら、その後の人生がもっと平穏なものに変わっていたかもですね……。
    彼が何を落としたのか気になります。鴆や慧玲ちゃんがピンチにならないといいけど……。
    有翼の毒蛇って恐ろしくていいですね✨ こういうクリーチャー好きです🎵 翼は鳥ではなく蝙蝠タイプだと予想しています(*´∀`*)

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    鴆が非常に悪者をしてくれて(おまえはやはり敵側の人間……!)となりました( *´艸`)
    李紗妃は……ふふ、どうでしょうね(*^^*)
    私の小説……特にこの小説においては、毒は薬にもなり、薬は毒にもなるというのが物語の軸となっていて、「優しい人」=「悪事をなさない」とは繋がらないのがなかなかに難しいところだとおもっております。どれだけ誰にとって優しい人でも、時に毒になる。でもだからこそ薬となる。

    化蛇。可愛いですよね。こういう毒のクリーチャーもどんどん登場させたいなと想いつつ、現実と幻想のバランスを絶えず考えています(笑)

    いつも細やかなコメントをいただき、連載の励みになっております。今後とも頑張りますね!

    2022年11月22日 19:35

  • 36 ふたりを結ぶは天毒の縁へのコメント

    恨みの苛烈さに引き込まれた章でした。彼女らに自分を重ねる慧玲にも負けない強い思いがあって物語がどう展開するのか気になりますね。
    恋愛なのかシリアスなのかハッキリしない鴆とのやりとりも味わい深いです。

    作者からの返信

    引き続き、お読みいただき、御礼申しあげます。
    怨みとは毒。よって「怨嗟」がこの小説の裏の題材でもございます。いかなる薬をもっても解毒できぬ人の心の毒にたいして、薬たる慧玲はどう争うのか。見届けていただければ幸いでございます。
    鴆との関係にも触れていただき、重ねて感謝致します。あのふたりの関係は絶えず緊迫したものになりますが、互いの理解者が互いであることは間違いないので……まさに毒となるか、薬と転ずるか。お楽しみに(*^^*)

    2022年11月19日 00:53

  • 70 毒師と毒師は剣をまじえるへのコメント

    卦狼は鴆と同じ窮奇の一族だったのですね……!
    では雪梅嬪に毒をもったのはもしかして……? それとも彼の独断でしょうか。
    鴆へ毒殺の依頼をしているのは、皇后なのか、先帝も絡んでいるのか、わかってはいないのですね。
    鴆の過去のこと、それに絡んだ復讐のことも気になります。先帝がいなくなった今、鴆の復讐の対象は帝の一族となったのでしょうか……。

    作者からの返信

    松宮様

    いよいよに事の裏側まで明らかになりつつあります。
    ですがそれぞれがそれぞれの視野でみているので、どれが真実かはあきらかではありません。このあたりを作者が解らなくならないように整理しながら書き進めております。(めっちゃショックだったのがメモしていた年表を紛失したことです……)
    まだまだ緊張感のある場面が続きますが、楽しんでいただけますように。

    2022年11月12日 21:42

  • 69 その華は愛を秘めるへのコメント

    李紗妃と卦狼という宦官は相思相愛なのかしら……?
    以前の「御子は春の宮の帝姫だと思いみなで愛しんで育てましょう」という言葉の真意が、ただの善意なのか、何が裏があるのかと気になっていました。
    雪梅嬪が子供を心の中でだけ、殷春との子だと思って育てるという決意が切ないですね。
    慧玲ちゃんの「胸の底にある潤んだ傷」とは一体どんな傷なのでしょうね……。

    作者からの返信

    松宮かさね様

    いつもお読みいただき、ご丁寧なご感想を賜りまして感謝申しあげます。
    李紗と卦狼は相思相愛です。雪梅嬪と殷春も川の隔たりはあれども御互いに想いあっているので、慧玲と鴆にはもっと頑張ってほしいところですね(笑)
    慧玲の心の傷については段々と明らかになっていきます。第四部はもちろんのこと、第五部も楽しんでいただけるものになっているとおもうので(現在執筆中)今後ともお読みいただければ嬉しいです(n*´ω`*n)

    2022年11月12日 21:10

  • 19 毒の暗殺者は嗤うへのコメント

    第一部楽しませてもらいました。
    慧玲をはじめとして魅力的なキャラクターの活躍、美しい描写や毒と薬の理論も素晴らしいです。
    今後も期待して読みたいと思います。

    作者からの返信

    右中桂示さま
    お読みいただき、ありがとうございます。
    とても嬉しい御言葉を賜りまして、重ねて御礼申しあげます。美しい描写は勿論の事、毒と薬のロジックは特にこだわっていたところだったので、とても励みになります。今後読者様に楽しんでいただけるよう、努めて参りますので、よろしくお願いいたします(*^^*)

    2022年11月9日 07:20

  • 68 女を縛る血の鎖へのコメント

    雪梅嬪……。信じていた女官に毒を盛られていたなんてショックでしょうね。
    でも小鈴も酷い環境で育ってきたので同情してしまいます……。家族から出世の道具として使われるのが嫌だったのに、我が子を道具とみなしてしまっていたというのが、虐待の連鎖という感じでいたましいです。
    この時代の貧しい家の女性が人生を変えようと思ったら、玉の輿に乗るくらいしか方法がないのだと思うと切ないですね……。

    毒の主は誰なのでしょうね。やたらと皇后さまを疑ってしまっていますが💦、貴宮の女官の筆跡ではなさそうなのですね。

    作者からの返信

    松宮かさねさま

    小鈴は第一部から登場していて、いつかは彼女の経緯も書きたいなあとおもっていたので、こうして綴れて嬉しかったです。後宮というものがあった、というだけでも、女が女だという理由で侮られ、物として扱われていた時代ですものね……雪梅嬪も段々と姉御化していて、私としては嬉しいです。
    誰が毒を盛らせた首謀者なのか……まもなく明かされますよ(n*´ω`*n)

    2022年11月9日 07:18

  • 67 春の命に祝福をへのコメント

    卦狼という仮面の宦官にはなにかありそうですね……。
    帝はとても情の厚い方なのですね。冒頭の、慧玲ちゃんが処刑寸前だったシーンのインパクトから怖いイメージもあったのですが、本当は利用するためだけでなく、姪を想ってくれていたかもしれないのですね。
    毒を盛たのは誰なんだろう……?

    作者からの返信

    松宮かさね様
    お読みいただき、ほんとうにありがとうございます。感想もとても励みになっております。
    皇帝はなにを想い、なにを望んでいるのか……このあたりから事の真相に迫り始めます。鴆の経緯についても明らかになっていきますよ。(こういう伏線の回収と情報の開示の順番がもう毎度緊張します💦)
    これから細部にまで神経を張りめぐらせて頑張りますね!

    2022年11月9日 07:11

  • 66 冬の妃と麒麟の死骸へのコメント

    皓梟妃は威厳があってはきはきとモノを言う面白い方ですね。
    麒麟の死骸の謎も気になっていました。慧玲ちゃんの身体に何かよからぬものをもたらした原因みたいなので……。でも当時のことは、本人もほとんど記憶にないのですね。
    皓梟妃は本当に麒麟が生きていると思っているのかな……? 廟の謎を調べているそうですが、彼女自身は大丈夫かな……? 見つかったりしませんように。
    廟の中には何があるんだろう? 麒麟と関係のあるもの……?

    作者からの返信

    松宮かさねさま

    皓梟妃はひそかにお気に入りの人物だったので、ようやっと登場させられて嬉しかったです。それぞれの季節に季妃を、と想っています(秋の妃は存在感が薄いという設定なのでわざと登場させていません、漫画だったら背景にちらりといたかもです)
    ここにきて謎が増え始めています。それだけ核心にせまっているということでもありますよ(n*´ω`*n)

    麒麟はこの小説の鍵なので、引き続き御注目ください(n*´ω`*n)

    2022年11月3日 04:13

  • 65 根の深い木へのコメント

    先帝は鴆の一族を焼き討ちした。慧玲ちゃんは鴆の仇の娘だったと……。
    最初は深い憎しみがあったりしたのかな……? 今も好意と共に憎しみがあるのかしら……。
    鴆は窮奇の(称を戴いた)一族だったのですね。白澤や窮奇や渾沌などは、ゲームや小説や漫画などで馴染みの深い存在なので、個人的にイメージがしやすいです。聖獣白澤の慧玲ちゃんと四凶窮奇の鴆(*ˊᗜˋ*)

    それにしても欣華皇后はやはりとっても怖いですね。
    毒を自在に扱い人の命を絶つ鴆だって十分怖ろしい存在のはずですが、皇后さまの怖さはそれとも全然違っていて異質ですね。
    鴆のように恨みから相手を殺したいと思うことは心情として理解できるのですが、皇后さまの行動原理がよくわからなくて、それで恐ろしく感じるのかもです。
    花……というと真っ先に慧玲ちゃんが思い浮かぶのですが……どうなのでしょうね(。>﹏<)

    作者からの返信

    松宮かさね さま
    お読みいただき、ありがとうございます。鴆の謎も徐々に明らかになってきております。窮奇の一族、四凶からの設定だと瞬時に理解していただけて嬉しいです。誤解をおそれずにいえば、こういう知識は割とマイナー寄りの創作者ならでは通じるものだとおもっているので、非常に嬉しいです。
    実は後もうひとつ、饕餮をモデルとした人物も登場させるつもりでおります。

    窮奇はその概要が書物によって違い、なやみましたが、四凶のなかで毒があると明記されているのが窮奇だけであること、「窮奇は広莫風(こうばくふう)を吹き起こす」ということで鳥の類として認識し、鴆と結びつけました。

    皇后は得体の知れない御方です……ふふふふ( ´艸`)

    2022年11月3日 04:10

  • 64 皇帝の御子へのコメント

    健康に産まれたみたいでおめでたいです✨ 女の子だったのですね🎵
    皇帝が、お世継ぎとなる男児でないのを知って、不快な顔をしたりしなくてホッとしました。
    でも、出産直後からこんなことで気を使わないといけないなんて、やはり後宮というのは大変気苦労の多いところですね。

    作者からの返信

    松宮様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    皇帝は寛大です。しかし……なかなかに嫡嗣が産まれないので、内心ではやはり気をもんでおられるはずです。
    この度は短めの御話でしたが、実はまだまだ四部の序盤なので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

    2022年11月1日 22:25