今回も「血の香を好む魄蝶」や「水銀蜂が集めた水樒の蜂蜜」など、幻想的で心惹かれる言葉がたくさん出てきますね✨
慧玲のお母様もまた聡明で活動的な女性ですね。てっきり白澤=先帝かしらと思っていましたが、「白澤の姑娘」なのは母方の血なのでしょうか。
千年に渡る知識を収める……ってすごい能力ですね。それなのに先帝の顔を覚えていないのはなぜかが気になりますね……。
作者からの返信
松宮かさねさま お読みいただき、丁寧な言の葉を添えていただきまして、重ねて御礼申しあげます。
幻想と現実のあわいを楽しんでいただけているようで嬉しいです。
仰るとおり、薬の血筋=白澤=母親です。毒の血筋=渾沌の帝=父親となっています。慧玲は……毒となるか、薬と転ずるか。
楽しみに読み進めていただければ幸いです(*^^*)
颯爽とした背中を通じて娘に生き様を教えるお母様。これも夢見里さんの御作品でお馴染みのテーマですね。
それにしても、これほど膨大な知識を書物でなく口承で伝えるとは、まさに常人離れした能力……。それは髪も白銀に染まるというものでしょう。
(余談ですが、今の中国の二次元オタクの間では「銀髪」が人気の萌え要素だとか)
かさねさんと同じく幻想的な要素に魅了されていますが、どこまでが現実にあるもので、どこまでが実際の伝承にあるもので、どこからが本作のオリジナルなのか、敢えて調べず拝読しています。いつか本作がメディア化されて考察・解説がネットに出回る日を夢想しつつ。
作者からの返信
板野さま いつもお読みいただき、御礼申しあげます。いただくコメントにどれほどちからづけていただいているか……!
母親、父親との関係というのが、割と私の小説の基礎になっていますね( *´艸`)
白澤。万物の知識に通じるというこの聖獣の称を借りるだけはある、ということですね(*^^*)
銀髪ブームなんですか! わたしも常々「銀髪」からしか補給できない栄養素があるとおもっているので、なんだか嬉しくなっちゃいますね(*ノωノ)
蝶が死に関するものに集まる。というのは現実でも囁かれていることですね。特に血にはかなり強く惹かれるのだとか。どこまでが幻想で、どこからが現実か。ぜひともそのあわいに浸って、お楽しみいただければ幸いです。
板野さんのご期待にこたえられるよう、これからも頑張ります(*^^*)