編集済
生きながらその身を毒の塊と成すとは凄まじい宿業。この体になった時点で鴆も普通に人を愛することはできないわけで……なるほど、彼の愛を受け入れられる者がいるとすれば、毒をも喰らう慧玲ちゃんだけ、ということですね。
そして彼女の憎む相手とは当代の帝なのか、それとも……?
復讐だけがよすがと語る彼女からは、既存作のヒロイン達と比べても一際強い負の感情の炎を感じますが、それを成し遂げた先にどう生きるかも後々焦点になるのかな、と思っております。
作者からの返信
板野さま
読み進めていただき、御礼申しあげます。
実際に自身の身が毒だったら、様々な悩みがあるでしょうね……実はそれぞれの孤独の「独」も「毒」とかけていたりします。「毒を喰らいて薬となす」の最たるものが、今後このふたりの関係になっていくはずです。
鴆にも慧玲にもまだまだ秘密がいっぱいあり、今後ちょっとずつ明かされていきます。第二部もどうぞお楽しみに(*^^*)
人毒とは……壮絶な毒ですね。
慧玲ちゃんが毒の効かない身体だったとは。そういえば蜜酒の毒を舐めて確認した時、大丈夫かな、ごく少量ならいいのかな? などと思ったのですがあれが伏線だったのですね。
この食医と風水師の関係、やっぱりヒリヒリするような緊張感があって目が離せません……!
新たにわかったことがあった上に、また新たに謎が浮かびあがって来て面白すぎます。憎しみの相手とは……?
今回はとりわけすごく面白かったです!
作者からの返信
松宮さま
引き続き、お読みいただき、御礼申しあげます。
そうなのです、あれが伏線でした!(板野さんがズバリと伏線に気づいておられました笑)
毒と薬。という相反するふたりですが、どちらも優秀なので、うまく組んでいけば最強のバディになるはず……とおもっています! バディになるのか、恋愛になるのかは、ふたり次第なので作者もドキドキしながら眺めていますよ(*^^*)
楽しんでいただけてよかったです! まもなくはじまる第二部も頑張ります!
毒よりも恐ろしいのは人であるとつくづく実感するばかりですね。一息に終わらせることも出来たろうに生かしておくというところに恐ろしさを感じます。何処から、誰が仕掛けてくるか分からない以上は今まで以上に神経を尖らせなければなりませんね。
作者からの返信
焔コブラさま
お読みいただき、ありがとうございます。
毎度ご感想をたまわりましてたいへん嬉しいです。
毒はこわいですね。ですが毒もまた薬に転ずるものです。毒が薬に薬が毒にと一転二転する関係姓や物語を引き続き、お楽しみいただければ幸いでございます。