慧玲ちゃんを皇帝に……!
鴆が皇帝になりがるのも不自然なので、どんな思惑があるのだろうと思っていたら……。
でも、考えてみれば慧玲ちゃんほど皇帝にふさわしいひともいない気がします。鴆はやはり賢い。
ふたりとも皇帝の子ではあっても、町の灯りを見て地獄を連想する鴆と、民の命と生活を想像する慧玲ちゃん、ここだけ見ても彼女の方に皇帝の器を感じますね。
これからはふたりで組んで皇后さまと対決することになるのでしょうか?
前回までは「もしかしたらこのまま鴆と対立することにも……?」という危惧もしていたので、ふたりが手を取り合ってくれて嬉しいです。
「ふたつの地獄が、これからはひとつになるね」というセリフが好きです。地獄の路なのは同じでも、ともに進む相手がいてくれるのなら、ただただ辛くて過酷なだけではないはずだと想像します。
これまでも慧玲ちゃんを慕って助けてくれる人たちはいても、彼女と運命をともにできる人はいなかったので、とても心強く感じますね。
これぞ王朝ロマンという展開でわくわくしています(n*´ω`*n)
個人的に主従ものが大好きなので、ふたりが主従関係になったのもたいへん嬉しいです✨
第二期も楽しみにしておりますね。
第一期完結、まことにお疲れさまでした!
作者からの返信
松宮かさねさま
完結までお読みいただき、ありがとうございます。毎度丁寧なご感想を賜り、どれほど支えになったことか。こころから御礼申しあげます。
私も主従もの大好きです!!
ただ、たぶん、ふたりの関係はまだまだ殺し愛のままだとおもっています。これから鴆は慧玲のために動くことになりますが、彼が毒であることに違いはないので、時には薬である慧玲の邪魔をしたり隙あらば毒に落とそうとしたり、ふたりの攻防は続くはず。でも、それもまた彼と彼女の関係らしいなあとおもっています。慧玲も鴆も途中からすっかりと作者を置いてきぼりにして動きだした人物たちでした。作者は時々ちょっと道案内の看板を立てるだけで、この一期の結末はほかならぬふたりが選んだものです。
「ふたつの地獄が、これからはひとつになるね」
これらの言葉もまた、作者ではなく、彼らが口にしたものです。私もこの言葉があふれてきたとき、心が震えました(*^^*)
第二期も現在構想を進めております。連載再開した時にはまたお読みいただければ幸いです。
毒々しいふたりの地獄から女帝の道へ。麒麟も認めて、最高に盛り上げる展開ですね。
二人は愛というには過激な関係性ですが、これもやっぱり愛なんでしょうか。
二期では皇后との戦いになっていきそうで楽しみです。
作者からの返信
右中桂示さま
一期完結までお読みいただき、御礼申しあげます。
慧玲の進むべき道があきらかになったところで一期完結となりました。最大の目標は天毒地毒を終息させることです。そのためには麒麟に認められたものが皇帝となる必要がありますが、廃姫が女帝になるにはまだまだ遠い道のりを越えていかねばなりません。その道のりをまた読者さまに楽しんでいただけるよう、引き続き最高の薬と毒の下ごしらえを続けて参ります(*^^*)
なんとも甘美な毒ですね……♡
二期も楽しみにしています(*^^*)
鴆があれこれと暗躍するのでしょうか……♪
作者からの返信
時葉眠さま
お読みいただきまして、ありがとうございます。
約一年にかけて連載を続けてきましたが、書き続けることができたのは、読み続けてくださる読者さまがおられたからです。ほんとうに感謝の想いがつきません。
鴆が今後、どのように動くのか。二期も楽しみにしていていただければ幸いです。