妃妾たちが花よりも宴よりも心待ちにしているらしい美貌の風水師✨ いいなあ🎵
謎めいていて気になる存在ですね。
毒は慧玲ちゃんを殺したいと思っている人物が仕込んだもの、鴆はそれを知っている……だとしたら、彼を雇っている人かそれに近い人間が黒幕なのかな……?
柱の逆木に言及したときの彼は嬉しそうに見えますね。目的はともかく、慧玲ちゃんの敏さが個人的には気に入ったのかな?
しかし、敵とも味方ともつかないあやしさが素敵ですね。
「また、逢えたらいいね」の台詞の後に(もしその時まで君が生きていたらね)と言われた気になりました。
≫鴆は嬉しそうに瞳をゆがめた。水鏡に毒をひと雫、落とすように瞳の表に紫が滲む。
≫されど蛇の牙が喉に喰いこんでいるように身が竦すくみ、声もあげられなくなる。
この表現が、映像がありありと脳裏に浮かんできて、綺麗で、とても好きです(∩ˊᵕˋ∩)・*
作者からの返信
松宮かさねさま
後宮といえば、華の妃嬪はもちろんのこと……やっぱり美男子!だとおもっています(*^^*)
鴆は慧玲のことを割と気にいりましたね。危ういほどに敏い娘は、彼の琴線に触れたとおもいます。今後どのようにかかわってくるのか、彼の正体は如何に! 楽しみにしていただければ嬉しいです(タグの段階でもはやバレバレですか)
あのあたりの描写、わたしも気にいっているので、取りあげていただき、幸甚です(n*´ω`*n)
編集済
続きを読ませていただきました。慧玲は相変わらずのアウェーですが、本人が食材にうっとりしてるので救われますね。王宮の大御馳走なんて、庶民は見たこともないものがたくさん並んでいそうです。
でも慧玲、いきなりそれを飲んでしまうなんて大胆な……何か大丈夫という保証はあるのか、香だけでよほど自信があったのでしょうか。妃に命をかける、と啖呵を切る姿には清々しいものを感じました。
そして早速件のイケメンと再会……ですが、全然甘い話をするような雰囲気ではないですねー。しかも、慧玲の敵のような発言もしてますし。でも、わざわざ教えてくれたというのは何か含みがあるのかな。皇帝と后の暗殺という大事を止めることができるのか、続きが楽しみです。
作者からの返信
刀綱一實さま
引き続き、読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。
毒のある酒を味見した慧玲――実はそこに大きな伏線が隠されています。この「水樒」というのは架空の植物なのですが「樒」という植物は現実にあって「八角」と似ている野で誤植されやすいのもほんとうです。ちなみに「水樒」という架空の植物にしたのは現実の「樒」そのものが華瓶という仏具に水をいれ、そこに挿してお供えするから、だったりします。そうすることで、神様やご先祖様にお供えしたお水を清浄な状態に保つことができるそうです。
鴆は妖しい奴で、今後も敵になるか味方になるのか、微妙なところではありますが、慧玲とはただならぬ関係になりますのでどうかお楽しみいただければ幸甚です。