概要
血によって術師の力を継承して来た二つの一族が、対立して争ってるお話
高校二年生の神木織斗はある日、封印されていた神木家の力を解放して、術力を手に入れる。
術力は織斗と同じ血が流れる神木一族の者なら誰でも有するが、一般術師は[当主である織斗の血]がないと術が使えない。その制約を無視できるのが[ナンバーズ]と呼ばれる存在。織斗と同年代から成るその者達は当主の血がなくても、印だけで術を発動出来る。
自身を従者だと名乗り、戦いをサポートしてくれる手のひらサイズの和装少女、姫未とともに毎朝襲いかかってくる敵と戦う織斗。
だが、敵の正体は織斗の幼なじみで親友である緋真広だった。神木家と緋真家は先祖代々から敵対し、争ってきたという。普通の生活をしてほしいとの両親の遺言で何も知らずに育った織斗と、敵だと知りながら偽りの友人関係を築いていた広。
織斗は広と仲違いす
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