概要
名探偵だけど先生は影が薄いので、助手の僕がメインで事件の調査を行います
〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉
高校生の安倍晴美は影の薄い名探偵・賀茂真憲の助手をしている。ある日、大企業グループの会長・花小路翁から「ある屋敷で起こった事件の真相を解明してほしい」と依頼されるが、その夜、花小路翁は亡くなってしまう。
翌日、執事・藤崎の車で古い屋敷を訪れる賀茂と安倍。だが、出迎えた同じ〝藤崎〟という名の執事とは話が噛み合わない。そこは確かに花小路家の屋敷だが、依頼の件はおろか死んだ花小路翁のことも知らないというのだ。さらに花小路柾樹という青年が現れ、自分が本当の依頼主だと告げる。
柾樹の話によると、叔父の本木茂が密室で青酸カリを飲んで自死したが、家族は身内の犯行ではないかと疑い合っており、その死の真相を明らかにしてほしいというのだ。だが、柾樹は当主の幹
高校生の安倍晴美は影の薄い名探偵・賀茂真憲の助手をしている。ある日、大企業グループの会長・花小路翁から「ある屋敷で起こった事件の真相を解明してほしい」と依頼されるが、その夜、花小路翁は亡くなってしまう。
翌日、執事・藤崎の車で古い屋敷を訪れる賀茂と安倍。だが、出迎えた同じ〝藤崎〟という名の執事とは話が噛み合わない。そこは確かに花小路家の屋敷だが、依頼の件はおろか死んだ花小路翁のことも知らないというのだ。さらに花小路柾樹という青年が現れ、自分が本当の依頼主だと告げる。
柾樹の話によると、叔父の本木茂が密室で青酸カリを飲んで自死したが、家族は身内の犯行ではないかと疑い合っており、その死の真相を明らかにしてほしいというのだ。だが、柾樹は当主の幹