美しき景色生む山賊2



 この世界の紙はお粗末だ。羊皮紙のような動物の皮を加工したものの他に、和紙のような木の繊維加工したものがある。真っ白で表面が滑らかな紙というのは存在せず、どれも私が欲しい質とは合致しなかった。


 支持体は画板と呼称しているものを使う。石膏に似た白い下地剤を分厚く重ね塗りして作る。いわゆる“板絵”だ。画布を張ってキャンバスを作ることも考えたのだが、早々にやめた。

 昔からキャンバス作りは嫌いだったのだ。金もないくせに、油絵を描くときはいつも市販の張りキャンバスを買っていた。


 下地剤の元になる粉は彫刻の素材と同じで、土魔法によって生み出される。魔力のない私には、自力で用意する術がない。

 白い土魔法の粉に鶏の卵と動物の乳を混ぜ、それをよく練り合わせる。猪や豚の毛を使用した幅の広い刷毛で、これを木の板に薄く塗り、乾かす、乾いたらムラにならないように、また薄く塗る、何度も塗っては乾かし、また塗って乾かし、具合の良くなったところでようやく完成だ。

 土魔法の白い粉は重量を伴う。重いのだ。角に紐を通し、肩に掛けて描いているが、まぁ重たい。表面の不規則なザラつきも、いくら丁寧に塗装したところで解消しない。改良の余地ありだ。


 塗料もまた、土魔法の白い粉を使う。これもやはり、魔力のない私には自力で用意する術がない。

 白い粉に鶏の卵と動物の乳、植物性の油を混ぜ、顔料を入れて色を作る。ちなみに、塗料に応用できる市販の顔料は今のところたった三種類だけ。この国がいかに白い国であるのかよく分かる。

 動物の乳で粘度を調整して、良い塩梅を探す。とは言っても、こちらは未だに完成しておらず、三年もかけているのに気に入ったものが作れていない。


 土魔法を介さないものでは、炭ペンと呼ばれるものがある。炭の粉と油などを練り合わせたもので、安価に手に入る。いわゆる画用木炭のようなものだが、この国では主に字を書くなど筆記用具として用いられている。鉛筆のようなものだ。

 画用木炭とは違い精粉を固めているため枝材や幹材などの違いはない。芯を抜いたりと手間がないかわりに、硬さなどは選べない。

 メリットは安くて手軽であること。デメリットは滲みやすいこと、すぐ折れること、手が真っ黒になること。文字を書く程度であれば問題はないが、絵を描くためにずっと握っていると真っ黒になってしまう。


 だから、私の手はいつも真っ黒だ。水で洗っても簡単には落ちてくれないほど頑固。


 服装も変わった。可愛いドレスやワンピースであることは変わりないが、ほとんどのものが黒色で統一されている。だって汚れるんだもの。


「うむぅ……いつ見ても素晴らしいですなぁ」

「本当は色のついた塗料を使いたいのですけど、なかなかそうもいかなくて」

「いやいや、炭ペンひとつでここまでの濃淡を出せるのです。十分素晴らしい技術ですよ」


 神官教師、ハルクレッドとの付き合いも、もう五年になる。

 いまでは算学も歴史もただの雑談会で、まともに授業を行っているのは文語学くらいだ。ナーシャとの授業も似たようなもので、どこぞの貴族がどういった人物で、どこの領地ではこういうものが特産で、というような王国情勢の授業しか機能していない。


 私の部屋に並ぶのは作りかけの画板と、落書きのように描かれた大量のデッサン。ひとつの絵に一枚の画板を使ってしまうのがもったいなくて、一枚の中に隙間なくぎゅうぎゅうに敷き詰めて描いている。

 野菜や果物ばかりを描いたもの。机や椅子などの家具ばかりを描いたもの。ひたすら人間の手ばかり描いたもの、足ばかり描いたもの。


 そして、聖堂のタルクウィニア像。


「先生。この国はタマーラとボニートの技術革命によって、彫刻芸術が発達しています。家具やカトラリー、彫像、どれもとても繊細で美しいのに……」

「どうして絵画の技術は発達しないのか、ですかな?」

「はい」


 ふむ。と唸って顎を触る。相変わらずの好々爺は、見た目にそぐわず意外と若いのだと最近知った。この数年で老けたようにも見えないので、おそらくもっと若いときから老け顔なのだろう。こうみえて、まだ四十五歳だ。

 と言っても、この国の平均寿命は六十程度。四十五歳であれば、お年を召しているとは言わないまでもシニア世代であることは間違いない。


 その好々爺が窓をちらりと覗いて太陽の位置を確かめた。先ほど昼食を終えたばかり、太陽はいまだ真上にいる。

 魔導機工という技術で作られる時計は非常に高価で、懐中時計や腕時計などの小さな時計を持っている者は貴族でも数少ない。平民のほとんどは、太陽の位置と教会の鐘で時間を確かめる。


「ジークレットさは彫刻工房に足を運んだことがおありかな?」

「いえ、恥ずかしながら一度も」


「では、いまから参りましょう!」


 わぉ……驚きの行動力。しかし、工房見学は嬉しい。彫像の設計図エスキースなんかも見せてもらえるかもしれない。


 平積みされた画板の角をトントンと指で触れて、やはりジークレット様はタルクウィニアの落とし子でしたなぁ、と呟いた。



〇●〇●〇●〇



 社会科見学、というものになるのだろうか。


 セルモンドの街は今日も変わらず美しい。白い石畳、白い家、赤やオレンジの屋根。アーチ状に白いレンガを組んだパン屋の窯、店先に並べられた野菜の木箱、積み上げられたワイン樽バリック、無造作にぶら下げられた肉の燻製。

 たくさんの布を抱えたご婦人とすれ違えば、荷車に大量の木材を乗せた紳士に追い抜かれる。洗礼前の少女がパンを大事そうに抱きしめ、成人前の少年がリンゴを齧りながら歩く。

 画板を脇に抱え、神官服のハルクレッドと並んで歩く私も、このセルモンドの景色のひとつだ。


 顔をあげて振り返ると街の中心に聳える教会の尖った屋根が見える。一番高い塔には黄金が輝く金が光る。セルモンドのなかでも一際美しいその建造物は、正しく職人都市の象徴だろう。


 聖堂のタルクウィニア像に恋する私にとって、背を向けるのはいささか残念な気持ちである。だが、今日の目的地は河のほとり。職人地区と呼ばれる一角こそが、セルモンドをただ美しいだけの街でなく、職人都市として発展させてきた立役者だ。


 セルモンドは元々あの教会を中心に作られた街だという。タマーラとボニートが遺した作品は生涯でただひとつだが、そのふたりに師事しようとする若い職人もまた多くいた。

 ふたりが直接弟子をとったという記録は残っていないものの、双子が教会や彫像を作り上げていく様子を間近で見て、技術を盗み学んでいったそうだ。

 生涯をかけて作品を作り上げたタマーラとボニート。その技術を学ぶために、若い職人たちが勝手に二人の周りに住み着いた。それが、セルモンドの始まり。


 職人たちが入植し、職人たちが作り上げた街。美しいのも頷ける話だ。


 教会を中心に、放射状に通された七本のメインストリート。建て増しを許さない建造物の配置。東の一角を切り取るように走るソン・ザーニャの青い河。「綺麗な街をつくるぞー!」と気合を入れて設計したことがよくわかる。上空から見たセルモンドはさぞ美しかろう。ドローン撮影ができないことが悔やまれる。


 平面ではなく立体的な美麗さは細部まで計算され尽くしており、どの角度から見てもため息が出る。セルモンド全体が彫刻師たちの作品なのだ。たぶん、なにも考えずに建て増しをしたら死刑だと思う。


 職人たちが作ったくせに、職人地区は東の川沿いに押しやられている。こういうところにもこだわりを感じて、思わずニヤけてしまいそうになった。

 彫刻工房だけでなく、服飾や鍛冶、木材加工なども沿岸部の職人地区にまとまっている。街の設計をした彼らは、おそらく騒音や排煙を嫌ったのだ。利便よりも芸術、ということだ。


 川のほとりであったほうが、作業場都賀王が良いというのもあるだろう。しかし、それを含めて計算されているのだと、私は思う。偶然良い感じになりました、などと言われても信じられない。


 川幅の広いソン・ザーニャ。セルモンドを横切るこの河は、今も昔も生活の要だ。街の中心、商業地区や居住地区とはまた違う賑やかさがある。


「この辺りは紡績工房の集まりですな。川向こうが製紙。ここからソン・ザーニャを下っていくと、木工と彫刻の集まりです。そのもっと下流に鍛冶工房」

「賑やかですね」

「活気がある、とも言いますなぁ」


 紡績工房は女の花形なのか、作業する音のなかに女たちの華やかな笑い声が混ざっていた。誰かの名前を大きな声で呼び、誰かがまた大きな声で答える。なにが面白いのか分からないが、女たちの溌剌な笑い声は絶えることがない。

 川向こうの製紙工房も、おそらく同じような活気に満ちているのだろう。ソン・ザーニャの川幅が広いせいで、目視は出来ないけれど。

 向こう側へ渡るためには、唯一のザーニャ大橋を渡るか、船を利用するほかない。しかも、製紙工房で働く者、または成人を迎えた者しか立ち入りが許されていない。さらに通行料までとられる。


 いわゆる吉原のようなものが存在しているらしい。


 はっきりと教えてもらったわけではないが、情報を繋ぎ合わせればわかる。ジークレット様にはご縁のない地区ですよ、というナーシャの一言で確信した。

 隠されると見たくなるのが人間というもので、成人したらこっそり見学しに行こうと思っている。


「ふはは!川向こうが気になりますかな?」


 わぉ……視線でバレた。ハルクレッドが言うが製紙工房群でないことは明白だ。

 小学生だって保健体育という授業があるのだ。堂々と聞いたところできっと罰は当たらない。


「色街、でしょうか」

「おー!はっはっはっ!そうです、その通りです。ナーシャ殿に隠されていたのではなかったかな?」

「……なんとなく、そうなのだろうなと」


 やはりこれは社会科見学だ。ナーシャが私に隠そうとした春を売る職業。やはりこの世界でも一般的には忌避されるものなのか。


「なにが……気になりますかな?」


 ここで保健体育の内容を訪ねれば、まぁ気まずいだろう。ハルクレッドの言葉に見えた微妙な躊躇いはここにある気がする。ねぇ、せんせー、赤ちゃんはどこから来るのー?のアレである。

 孫のように思われているのは確かだが、孫に生事情を問われたらなんとも言えない気分にもなるだろう。


「ナーシャが私に隠そうとしたのなら、それは一般的に忌避されているからだと思います。しかし、忌避されると言っても、その職業に就く人間が実際にはいる。そして、それが成立するのは、金を出す人間がいるから。需要があっても、忌避されたその職業に就く人間が少なければ、売り出される“モノ”の値段は自然と高騰していく……」


 私が知りたいのはセルモンドの色街がいかに華やかな世界であるのか、なのだが、いかんせん「色街いきたーい!」などと、おおっぴらに言える立場にない。

 そもそも見たこともないのに、花を売る世界が華やかであることを知っているのは不自然だ。


 これは知的好奇心なのだよ、ハルクレッド君、と、長々と言い訳をしているだけである。


「モノの値段が高ければ、それを求める者は富裕層が多くなるでしょう、もちろん世の中には悪人もおりますから、口車に乗せられて二束三文で大事なモノを手放してしまう方もいるでしょうけど」


 ふむふむ、と頷くハルクレッドの目は、相変わらずキラキラしている。この人はどうにも、私が子どもらしからぬことを口にするのが楽しいらしく、しょっちゅうこうして目を輝かせている。

 そう、これは好奇心なのだよ、ハルクレッド君。断じて綺麗な娼婦さんを見てみたいわけではない。そんな不埒な理由ではないのである!


「資金が潤沢な方の心を掴むため、花を売る商売人たちも商品に磨きをかけ、価値をあげようとする。それ故に、忌避される職業でありながら、色街は絢爛な雰囲気を持つのではないか……私の知るセルモンドとは違う世界が広がっているのだろうなと思ったのです」

「まさに、まさに。えぇ、その通りでございます。相変わらず、まるでその目で見てきたかのような推察をなさる。製紙工房のむさくるしい男どもが目隠しになっておりますが、そのもっと向こうはこの世のものとは思えないほどに眩しく、煌びやかな世界であります」


 その煌びやかさに目を奪われると、あっという間に足元をすくわれ、お先真っ暗……なーんてこともよくある、恐ろしい世界でもありますなぁ!ふはははは!

 だ、そうだ。ホストに入れ込んで借金地獄に落ちた知り合いが、そういえば前世でもいた。華やかな世界のすぐ下には地獄が口をあけて待っているというわけだ。


「いつかこの目で見てみたいものです」

「ナーシャ殿が真っ青になりそうですな!」

「では、私と先生の秘密ですね」


 綺麗な娼婦さんを紹介してくれたまえよ、ハルクレッド君。



 ソン・ザーニャは穏やかである。

 その清らかな水で職人たちの仕事を手伝い、その流れに乗せて各地から物資を運ぶ。大きくとも穏やかなソン・ザーニャには、水害の記録がほとんどない。


 川面に反射する日の光と、河岸にならぶ工房の賑やかさ。調和する光景を楽しみながら歩いていると、ふと辺りの雰囲気が変わった。


「ここから先が彫刻工房です」


 かしましい女の笑い声から一転、そこかしこから男の野太い怒鳴り声や、ハリのある返事が聞こえる。紡績工房に引き続き、こちらもまた、いかにもという雰囲気があった。


「事前に連絡もせずに押し掛けて、ご迷惑にはならないでしょうか……」


 私は怒られたり叱られたりするのが嫌いなのだ。邪魔すんな小娘!とか怒鳴られたら泣いてしまう。


 すでに怖い。


「ふはは!構いませんよ!彫刻を手習いにしている程度のご令嬢であれば追い返されるでしょうが、ジークレット様であればなんの問題もございませんとも」


 大ありなんだが、問題。

 私は彫刻などド素人もいいところだし、小学校の図工で彫刻刀をチョロっと扱ったくらいしか記憶にない。

 見学の理由も、発達した彫刻技術と比べて、なぜ絵画は発展しないのか、という疑問解決のためである。私が工房の職人であったら、こんな小娘は二秒で追い返す。


「ささ、あちらです。さて……すぅぅぅ……出てこいダルドぉぉぉぉぉ!」


 ビックリした!なに突然!

 出てこいやァ!じゃあるまいし、ビックリした!ハルクレッドがこんなに大きな声を出すところを始めてみた。

 そこら辺にいる職人らしきお兄さんたちに呼んでもらえばいいものを、なぜ……みんなこっち見てるし……


「親父ぃぃぃぃぃ!」


 山賊!!


「ダルド!元気そうだなぁ!」

「久しぶりなだ親父!老けたか?」


 息子!!!


 衝撃が大渋滞!

 ハルクレッドに息子がいたことも驚きだが、そのビジュアルも驚きである。

 筋骨隆々の大男、スキンヘッドに口髭、左目に何故か刀傷のような傷跡、そして上半身ハダカ。


 意味が分からない。


「ジークレット様、こちらは私のひとり息子でダルドという者です、若輩ながら、それなり工房を預かる自慢の息子ですよ!ふはははは!」

「オウ!ダルド・ソルマトと申します。親父の息子で、ソルマト木工房の親方です」

「……ジークレット・デ・ヴァイオと申します。よろしくお願いいたします、ダルド様」


 簡易的なカーテシーで挨拶を返して、ダルドを見上げる。山賊っぽい、デカい。好々爺ハルクレッドの息子と言われても、にわかに信じがたい。しかし、強面を崩して笑っているその表情は、ハルクレッドに似ていなくもない。ような気も、しないではない。


「いやはや、体格も顔も母親似でしてなぁ。あまり私には似ていないのですよ」

「あ、お袋も元気そうだぞ。さっきすげぇ声で弟子を怒鳴りつけてたな!わはははは!」


 ハルクレッドの奥さんが気になりすぎる。山賊ダルドに似てるってどういうこと?体格も顔も?想像してもゴリラにしかならない。気になりすぎる。


「で、なんの用だ?お嬢さんがなんか注文すんのかい?家具か?小物か?それともプレゼントかい?木工なら俺だが、石ならお袋だな」

「まてまて、落ち着けダルド。今日は」


「あ、あの!では、匙を……プレゼントで」


 ハルクレッドの驚いた顔が見えた。そんなに驚くようなこともない。ハルクレッドの息子が山賊的なビジュアルだったことのほうがずっと驚きである。本当に、なんで上半身ハダカなのだろう。

 私はビビりで重度の八方美人なのだ。お店に入ったくせに冷やかして帰るとか、試食だけ食べて買わずに去るとか、そういうのが心底苦手だった。金がないくせに払いたがり、いらぬところで散在するのは私の得意技。

 ふたりの雰囲気を見るに、見学だけさせてもらうことはたしかに可能だろう。とはいえ、タダで見せてもらうより、払えるのなら金を払ったほうがいい。ダルドを気遣っているとか、常識的に考えてとか、そういう問題ではない。私の精神衛生上の問題だ。


 それにほら、商売神マリピエーロも言っている。技術には金を払うべし。今世の私には金があるのだ。グッバイ借金!

 ついでに言えば、職人に直接注文ができるのなら、デザインの相談も出来るだろう。


「良いのですか?特注品となりますと、それなりのお値段になりますが」

「はい、金額に関しては別に。あの、ダルド様」

「オウ!可愛いお嬢さんの使命とあっちゃ、やる気がでるな!」


 私と目を合わせるために、ドカっと地面に座り込む。上から見下ろされるよりも、威圧感が無くて嬉しい。

 なんでも言え、と言うようにこちらを見る瞳はハルクレッドと同じ色をしていた。凶暴なのは見た目のインパクトだけ、中身は存外“良い人”なのだろう。


「匙をふたつ。デザインは相談にのっていただけますか?」

「おう、なんか案があんのかい?イチからのデザインとなると、ちょっくら高ぇが。カワイイやつか、カッケーやつか……サンプルを持ってきてやろうか」

「あ、はい。それも見せて頂きたいのですが……」


 私の言葉にじっと耳を傾けたあと、ダルドは見た目にそぐわない爽やかさで、いいぜ!と返事をくれた。その人の良さそうな笑顔に少し気まずくなって、河を眺めるフリをして目をそらした。



 カワイイやつか、カッケーやつか。この国に生まれ育って十年、可愛いデザインも格好いいデザインも、見た覚えがないのですよ……


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