ラビット

　ウサギに似た草食動物。繁殖能力が高く、一つの家族で5～8匹の子供を育てる。オスとメスで特徴が異なり、オスは餌を集めるために頬袋が大きく発達しており、メスは子供を守るために大柄で額に固い角を有する。基本的に家族単位の群れで行動し、子供が十分に育つころに親は寿命を迎える。オスは逃げ足が速いため罠を使った狩猟が推奨される。メスは家族を守るために角を使って突進してくるが、左右に跳んで逃げるという動作が苦手であるため猟師見習いの初めての獲物になることが多い。低木の木の実を好んで食べる習性があるので低い場所の木の実だけ食べられている状態がよく見られる場所に潜んでいることが多い。肉は臭みがなく柔らかいため身分問わず広く愛されている。ジークの初めての獲物。

ウォートホッグ

　森に住む雑食性の動物。主に植物を食料とするが小型動物も食べるため、肉には若干クセや臭みがある。大きい動物であり一頭仕留めれば村一つ養えるほどの食料となるため、地方の村々の狩人はウォートホッグを仕留めることが出来て初めて一人前という風習がある。突進による攻撃を得意としているためか、頭蓋骨は卵型をしており、前方からの圧力に強い。しかし側面からの打撃にはそこまでの強度を発揮できないため、横合いからの攻撃で仕留めることが推奨されている。狩猟する際は複数人で仕掛けると良い。家畜化されたものはホッグと呼ばれ、ており、穀類や豆のみを食べさせて飼育するため臭みや癖は少ない。