概要
射撃の名手である少年と類い希なるセンスを持つ航空機操縦士の少女の物語。
〈杜(もり)の民〉で射撃の名手である〈狩人(かりゅうど)〉のアウィス・シルワウィリデは、〈杜の民〉と友好関係にある王国首都に招集される。そこで待っていたのは、男爵家の令嬢で父親譲りの操縦センスを持つレティシア・ヴァルシュタット王国空軍少尉。そして、後にその愛機となる可変前進翼機アトロファネウラだった。男爵家の長男で、レティシアの兄でもある王国空軍中佐のルトギエル・ヴァルシュタットは、共和国の大型制空巡航機セラフィムに対する切り札としてアトロファネウラ・プロジェクトを推進。アウィスは、その銃手に指名されたのだったが……。
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