王国首都郊外の農場付近(農道1)
「なんだありゃあ?」
マンハイム王国陸軍技師長が
「
アウィスはそう言って、やはりドア側に座るのが基本だなと思いながら、輸送車が停車するとドアを開き、トンと足を
手には愛銃がある。このところ活躍の場がなかったが、許される限り
狙撃銃の
「こんなところでドンパチかよ。首都の目と鼻の先じゃねぇか」
「ヴァルシュタット中佐が
運転席側のドアを開いた兵士が、体を乗り出して
「なんだってまた、中佐どのがこんなところへ? 〈
ここからの距離では人間は
アウィスは一瞬考えてから、マンハイム技師長と無線機を持った兵士を見た。
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