とある高地(上空2)

 王国軍が高地に陣取り、それを正面から共和国軍が攻めるというわかりやすい戦場だったので、上空から味方を誤射する危険リスクは少なかった。


 輸送機の機内要員クルーは、密林ジャングルだったらこうはいかないと、機外に突き出した多銃身電動回転式ガトリング機関銃ガンを操作しながら思った。


局地制圧用攻撃機ガンシップとまではいかないが、共和国の連中、さぞかしきもを冷やしたろう」

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