王国首都郊外の農場(敷地内2)
ルトギエルは反撃の機会をうかがっていたが、急に周囲が静かになり敵の気配を感じた。
顔を上げてみると、思いのほか敵は近くにいて
ところが、
まるで、糸の切れた
ルトギエルは頭上をかすめて行った9ミリ弾に首をすくめつつ、味方らしき銃声は遅れて来たが、遠距離からか……と頭の
そして、拳銃を構え直そうと不自由な姿勢で
「お
「レティスか? なんて無茶を!!」
ルトギエルは
レティシアを追った銃弾が地面を
「〈
レティシアは
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