概要
転生した彼女を捕まえるのは、かつての側近か、隣国の王か
【書籍:『千年王国の華 転生女王は二度目の生で恋い願う』と改題し角川ビーンズ文庫様より発売】※書籍化の際の改稿によりこちらのWeb版とは一部内容が異なります
昔、『千年王国』と言われる、一人の王の治世が千年も続いた伝説がある国があった。女王の名を睡蓮(すいれん)。彼女の時代の幕切れは自害だと言われている。
その王が倒れ、二百年経ち、一人の少女が平民としてその国に生を受けた。名を花鈴(かりん)。
花鈴は、十七才の年、母の死をきっかけに、連れていかれてしまった弟の様子を見に行く決意をする。
目指すは──宮殿!
しかし決意をしたばかりの道端で。
「人違いです」
千年の付き合いだった神子に見つかるし、遊びに行っていた国の王とも再会するし……転生の意味が感じられなくなってくる始末……?
千年
昔、『千年王国』と言われる、一人の王の治世が千年も続いた伝説がある国があった。女王の名を睡蓮(すいれん)。彼女の時代の幕切れは自害だと言われている。
その王が倒れ、二百年経ち、一人の少女が平民としてその国に生を受けた。名を花鈴(かりん)。
花鈴は、十七才の年、母の死をきっかけに、連れていかれてしまった弟の様子を見に行く決意をする。
目指すは──宮殿!
しかし決意をしたばかりの道端で。
「人違いです」
千年の付き合いだった神子に見つかるし、遊びに行っていた国の王とも再会するし……転生の意味が感じられなくなってくる始末……?
千年
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神の選定を恐れず、かつての千年女王は幸せな未来を掴む
かつて千年、国を治めた王がいた。その名は睡蓮。
彼女は千年の節目に自害したが、その後200年を経て転生した――普通の人間「花鈴」として。
話のかけあいがテンポ良く、センスも光っていて最後まで面白かったです。
キャッチコピーの通り、紫苑か蛍火か、花鈴がどちらを選ぶのか気になって……
大事に少しずつ拝読しようと思っていたののに、後半は一気読みに近かったです。
起承転結がしっかりしていて、読者としては盛り上がるべきところで乗り遅れずに済みましたし、
テーマとして国政と恋愛のバランスも女子好みで嬉しかったです。
とても楽しませていただきました。
今後も執筆がんばってください。応援しております!