神の選定を恐れず、かつての千年女王は幸せな未来を掴む

かつて千年、国を治めた王がいた。その名は睡蓮。
彼女は千年の節目に自害したが、その後200年を経て転生した――普通の人間「花鈴」として。

話のかけあいがテンポ良く、センスも光っていて最後まで面白かったです。

キャッチコピーの通り、紫苑か蛍火か、花鈴がどちらを選ぶのか気になって……
大事に少しずつ拝読しようと思っていたののに、後半は一気読みに近かったです。

起承転結がしっかりしていて、読者としては盛り上がるべきところで乗り遅れずに済みましたし、
テーマとして国政と恋愛のバランスも女子好みで嬉しかったです。

とても楽しませていただきました。
今後も執筆がんばってください。応援しております!