概要
もしも、科学が魔術の名で呼ばれ続けていたとしたら…という並行世界のお話
〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉
そこは科学が〝魔術〟という名で呼ばれるまま現代へ到った世界……聖暦20XX年5月のある夜、秘密環境保護結社〝母なるガイア騎士団〟の少女工作員アテナは、豊洲の研究施設から米帝軍と日本皇国が秘密裏に共同開発していた世界初の〝賢者の石機関(※核融合炉)〟搭載ゴーレム(※人型機動兵器)・XLPG‐1を奪取するが、逃走の際、肝心の賢石機関が故障してしまう。
一方、上司との確執で東京皇大を追われ、昌平坂高校でしがない錬金術(※物理学)教師をやっていた土御門晴美は、同僚からその事件の噂を聞く。そんな噂は信じない彼だったが、なんと当事者のアテナによって拉致されてしまう。人材に欠く彼女達は、錬金術の博士号を持つ土御門に修理させようと考えたのだ。つまらぬ日常
そこは科学が〝魔術〟という名で呼ばれるまま現代へ到った世界……聖暦20XX年5月のある夜、秘密環境保護結社〝母なるガイア騎士団〟の少女工作員アテナは、豊洲の研究施設から米帝軍と日本皇国が秘密裏に共同開発していた世界初の〝賢者の石機関(※核融合炉)〟搭載ゴーレム(※人型機動兵器)・XLPG‐1を奪取するが、逃走の際、肝心の賢石機関が故障してしまう。
一方、上司との確執で東京皇大を追われ、昌平坂高校でしがない錬金術(※物理学)教師をやっていた土御門晴美は、同僚からその事件の噂を聞く。そんな噂は信じない彼だったが、なんと当事者のアテナによって拉致されてしまう。人材に欠く彼女達は、錬金術の博士号を持つ土御門に修理させようと考えたのだ。つまらぬ日常
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!「現代東京のパラレルワールド」の中心地を選ぶセンス
この作品の舞台は現代東京のパラレルワールドです。
ただ、一口に「東京」といってもそれ相応に広いわけですから、主人公ないしそれに準ずるキャラクターの「本拠地」を東京のどこにするか……という問題が生じます。
特に取り柄のない書き手であれば、新宿や渋谷、池袋を選ぶものです。
ところが、この作品に出てくる土地は豊洲だったり昌平坂だったりで、なかなか味のある地域を舞台にしています。しかも、ちゃんと地理の位置関係を描写してるんですよね。これは評価すべき点です。
で、ちゃんと昌平坂の歴史を把握し、実際に書き表しているというのもなかなかのものです。
高評価に値する点はもうひとつ。設定や背景、専門用…続きを読む