概要
人生に脇役なんていないんです。
交通事故(笑)で死んだと思った高校生の「僕」は、マッドな校長の気まぐれで戦隊ヒーローの「黄色」に改造されてしまった。校長曰く、インドの英雄マハトマ・ガンジーの遺品等々を体内に埋め込んだら、戦隊ヒーローの「黄色」になったらしい。
将来どころか進路もまだ未定だったのに、カレー好きでしか目立てない、一番マイナーな脇役「黄色」となった「僕」。その運命に凹みつつも、職業「黄色」を回避するために、ただただ身体が頑丈という地味な能力を駆使して、同じ町内にいるという他の仲間探しに奔走する。
将来どころか進路もまだ未定だったのに、カレー好きでしか目立てない、一番マイナーな脇役「黄色」となった「僕」。その運命に凹みつつも、職業「黄色」を回避するために、ただただ身体が頑丈という地味な能力を駆使して、同じ町内にいるという他の仲間探しに奔走する。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!黄色は辛いよ! 戦隊ヒーローになりましたが戦闘力はありません
猫をかばってトラックに轢かれた男子高校生が、改造手術で戦隊ヒーローの黄色として蘇り、悪の手先から自分の身を守るために仲間探しに奔走するという、なんともやるせないストーリーが面白い。
主人公の家路君は、勉強も運動も平凡で、いつもエロい妄想ばかりしているけど気になる女の子の前では挙動不審でまともに喋れない。まあ、非モテで地味な陰キャはこんなもんだよねというキャラクター像が、悲しいかな共感してしまう。
戦隊ヒーローの黄色といっても、防御特化型で戦闘力のない彼は悪の手下に襲われても手も足も出ず、世界の平和よりもまずは自分の身を守るために仲間を探し、見つけたかと思えば脳筋な赤色のフォローに回りと、…続きを読む