トーキョー・マリッジブルー

26歳の圭子は、恋人である光太郎と婚約を控えているが、半年続いているセックスフレンド・潤に別れを切り出せない。

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」なんて、ゼクシィのCMのように前向きな気持ちで結婚したいと思えない。
でも『タラレバ娘』にはなりたくない。
『あなたのことはそれほど』のようにはなりたくないし、『昼顔』も不幸。
平成から令和に、いまもうっすらと漂う結婚への圧力や、しんどさ。