第3章:俺の辞書には相違という文字がある

第3章−[1]:地味子との再会と監視

俺は入学から昨日までの一連のことを思い出していた。

俺の高校生活は『闇に紛れて生きる大作戦』によって、温和な生活を送れることが確約されていたの筈なのだが、どうも上手くいっていない気がする。

俺が生徒会に入ることになったのは、夏川先生に乗せらたという切っ掛けこそはあるものの最後は自分で選択したことなので諦めもつく。

しかしだ、双葉先輩の襲撃事件は別だ。

双葉先輩が別に俺の知らないところで問題を起こす分には関係ないが、俺が生徒会に入った今となっては、この先も双葉先輩に巻き込まれる可能性がある。

ここは巻き込まれないよう何か対策を練らなければいけないだろう。こういうことは先手必勝なのだ。

何か、良い案はないものか………、

俺が机に突っ伏しながら対策を考えていると、俺に声を掛ける奴がいる。


「ニート、何をしているのですか!?さっさとお弁当を食べに行きますよ」


声を掛けてきたのは琴美だろう。

俺は『分かってるよ』と心の中で返事しながら顔を上げた………、


えっ?えっ?えっ?

ああーーーーーーーーー!しまったーーーーーーーーーーー!!!!


俺の身体中から汗が一気に噴き出してくる。

それもそのはずだ。クラス中の冷たい視線が此方に集まっている。

しかも口々に『なんで琴平さんがあいつに声掛けてるの?』『今、ニートって聞こえなかったか?』『そういえば先日も双葉先輩も来てたよな』などと呟いている。

琴美の毒舌が濃かった所為で忘れていたが、琴美もアイドル的存在の巣窟たる生徒会のメンバーだった。

気がつけば敵の真っ只中に突然転移していてディスられまくっている状況だ。これでは双葉先輩襲撃の時の再来だ。


これは非常にマズい!

なんとかしなければ………、そんなことを考えている間にも呟きが増していく。

今の状況では伊織先輩の救援は望めないので、自分でなんとか切り抜けるしかない。

とはいえ、切り抜ける手がないことはない。

できれば、この手はあまり使いたくはなかったのだが………、


俺は冷静さを装い直すと鞄から弁当が入った袋を取り出し、


「琴平さん、じゃあ、生徒会の昼の会議に行きましょうか」


わざと教室中の生徒に聞こえるように大きめの声でそう言うと、席から立ち上がった。

これなら先日の双葉先輩の件にしても今の琴美にしても、喋ったとしも大義名分が立つだろう。


「ニート、何を言っているのですか?昼に会議なんてありませんよ!?」


煩い!俺の最大にして最後の一手を潰すな!空気を読め!


「琴平さん、生徒会メンバーが生徒会室に集まるんだから、会議と一緒でしょ?」

「さっきからなんですか?その喋り方は?気持ち悪いですね」


煩い!煩い!煩い!喋るな!少しは黙ることを覚えろ!

しかし、周りからは『あいつ生徒会のメンバーなの?』『なんであいつが生徒会なんだ?』『生徒会って美少女揃いなんだろ?』などと聞こえてくる。

ああ、やっぱりこれでは琴美への攻撃は防げても、俺への攻撃は防げないかぁ………。

少しは期待したのだが、まぁ、ビンボーボッチだから仕方がない。

俺は琴美の言葉を無視して、落胆しながらもそそくさと歩き出し、教室を後にした。

これは、彼女達に事情を説明して、生徒会室以外では俺に話しかけないよう促すしかないな。


◇◇◇


俺は琴美との距離を少し取りながら生徒会室へ向かった。

それでも生徒会室へ向かう途中も冷たい視線を向けられてしまう。まぁ、こればかりはこれ以上、手の打ち様がない。今は耐えるしかないのだ。

やはり全員に事情を説明するしかなさそうだ。

そう思いながら、なんとか生徒会室まで耐え忍び、生徒会室の扉を開け中に入る。


「やっほー。ニート君、待ってたよ」

「あっ、え、えーと、は、はっふぉー」


いきなり『やっほー』と言われたものだから、返答を噛んでしまったぞ。

どうも、この手の挨拶は日頃ボッチの俺にはハードルが高いらしい。何これ?辛い!(泣)


「ことみんも、はっふぉー!」

「若松先輩、はっふぉーです」


ディスられた!さっそく双葉先輩と琴美に容赦なくディスられてしまった。夏川先生、やっぱり生徒会に溶け込む前に心が折れそうです。


「ニート、琴美君、おはよう」

「「伊織先輩、おはようございます」」


今度は噛まずに言えたぞ!嬉しい!

って、こんなことで喜ぶとは我ながらなんと単純なことだ。


俺は少し落ち着いたところで生徒会室を見渡すとメンバーが一人足りない。

そういえば氷の女王がいないな?

ひょっとして、昨日、無視して全員帰ったから怒ってるのか?それなら少し申し訳ないことをしてしまった。

そんな思いがついつい口を突いて出てくる。


「愛澤さんがいませんが、彼女は参加しないんですか?」

「ああ、彼女ならもうすぐ来るんじゃないか?今日の朝、少し遅れると言ってたしな」

「あっ、そうですか」


どうも怒ってはいないようだ。それなら良かった。

まぁ、気分さえ害していないのなら、俺にとってはどちらでも良いのだ。

そして、丁度その時、生徒会室の扉が開いて女生徒が入ってきた。


「「「???」」」

「えっ?えっ?えっ?ええーーーーーーーーーー!」


双葉先輩、伊織先輩、琴美の3人は生徒会室に入ってきた女生徒に心当たりがないのか不思議そうな顔をしている。

そして、俺はというと、そんな彼女達とは異なり思わず驚きの声を上げてしまった。


「「「???」」」


その俺の驚きの声に、みんなは『どうした?』というような顔をして俺の方を見る。

それはそうだ。俺が驚かない訳がない。

今し方生徒会室に入ってきたのは、俺が中学時代の時、気が付けば俺の側にいた地味子だ。

髪型は三つ編みおさげで、厚縁の眼鏡を掛けている。見るからに地味な女の子だ。

色に例えるなら、薄紫掛かった灰色だろうか。

どうして彼女が此処にいる?


彼女は、そんな俺達のことなど気に留めた様子もなく、「おはようございます」と一言挨拶をすると、どんどんと生徒会室の中まで入ってきて愛澤の席に座った。


「「「「えっ?」」」」


なんで勝手に座るの?ここは生徒会室だぞ?しかもそこ、愛澤の席だぞ?

みんなが疑問に思う中、ここで口火を切ったのは伊織先輩だ。この人はこういう時にはカッコいい。


「えーっと、生徒会にどういう用件かな?申し訳ないが、そこは愛澤君という書記長の席なので……、できれば、そちらの来客用の椅子に移ってもらえるとありがたいのだが」

「? 伊織先輩、私が愛澤ですが?」

「「「「えっ?」」」」

「ですから私が愛澤です」

「「「「えっ?」」」」

「何か問題でもありますか?」


その一言と同時に、一瞬で場の空気が凍ったように静まり返る………。


「「「「………、えーーーーーーーーーー!」」」」


少しの沈黙の後、全員が驚きの声を一斉に上げた。

この場を凍らせるだけの冷たい声音と雰囲気は間違いなく愛澤のものだ。間違いない。

しかし、声音と雰囲気で同一人物だと分からせるとは、どんなスキルだよ!?


◇◇◇


「愛衣君、すまなかった」


地味子が愛澤と同一人物だと判明したことにより、伊織先輩が先程までの対応を詫びているところだ。


「いえ、自分でも別人だと思いますので、気にしないでください」

「「「「はっ、ははは……」」」」

「しかし、どうしてそんな格好をしてるんだね?」

「これは昨日、新見君が私を分からないと言っていたので、中学の頃の格好をしてみました。おかげで新見君には分かって頂けたようで嬉しいです」


厚縁眼鏡の所為で目はよく見えないのだが、愛澤は此方を向いて柔かに微笑んでいるようだ。

昨日の美女然としたクリアブルーの彼女なら決して気付くことはなかっただろうが、今の格好ならすぐにでも思い出す。

むしろ、あれだけ側にいられれば、忘れることの方が難しい。


愛澤との出会いは確か中学2年生の秋頃だった気がする。

俺とこいつは教室で席が隣同士だった。

まぁ、ここまでならボッチの俺が覚えていることはまずないのだが、あることが切っ掛けで、その後、気が付けば愛澤がいつも俺の側にいたために記憶に焼き付いている。


そのあることとは、

俺が休憩時間に教室で机に突っ伏して寝ていた時に、隣で愛澤が不良の女子生徒数人に因縁を付けられるということが起こったのだ。

まぁ、俺には関係ないことなので俺はそのまま寝ていたのだが、そのうち、その因縁を付けていた女子生徒達がエスカレートし始めた。

といっても、愛澤がなんの返答もせずにガン無視していた所為なのだが。

隣で喚かれては、俺も禄に寝ていることもできない。

そこで、俺は愛澤に「こいつら煩いから喋ってやってもらえないか?」と声を掛けたのだ。しかし、当の愛澤は俺の問い掛けにも無視を決め込み、その代わり、何故か不良の女子生徒達が俺の言葉に喰いついてきてしまった。これは予想外の展開だ。


「はぁ、私達が煩いってどういうこと?」


彼女達は俺を睨みつけながらそんなことを言ってきた。所謂、恫喝というやつだな。

しかし、丁度その頃、日々校舎裏に呼び出されていた俺は条件反射的に「はぁ、俺が寝てる横で煩いんだよ」と睨み返していた。

俺は自分の行動に『あっ、しまった!また火種を作ってしまった』と思い心の中で少し焦りを感じていたのだが、その不良の女子生徒達は、何故かそのまま無言でその場を去ってくれたのだ。

まぁ、結果的に愛澤を助けた形になったという訳だ。無視を決め込んでいた愛澤からすれば要らぬお節介だっかもしれないが。


しかし、今まで何故、愛澤が俺の側にいたのか分からなかったのだが、昨日、俺と琴美が揉めていた時の愛澤の態度を見て、今ようやく得心がいった。

彼女は揉め事が許せない程嫌いなのだ。その場を凍らせる程に。

だから不良の女子生徒達を恫喝した俺のことも許せなかったのだろう。そして俺の喧嘩の現場を集めて俺の立場を危うくし、それを基に俺が喧嘩できないように抑え込むつもりだったのだ。

こう考えれば、全てに納得いく。

そして、今日も俺に『私は全てを握っているのよ。琴美とまた喧嘩したら分かってるわね』という意思表示をすることを含めて、このような格好をしてきたのだ。

これで先程、愛澤が俺に微笑んだ理由にも説明がつく。

まぁ、しかし、そういうことなら残念だが何の問題もない。俺は高校に入って『闇に紛れて生きる大作戦』を決行中だ。決して中学の時のようなことは起きない。

おお、こんなところでも俺の作戦は役に立ったぞ!凄い。万能だぞ、これ!


あっ、そういえば、今の愛澤の回想で大事なことを思い出した!


「話は変わるが、琴平、すまんが教室で俺に声を掛けるのは止めてもらえないか?」

「はっ?いきなり何を言い出すかと思ったら、どういうことですか?私が声を掛けると何か問題があるような言い方ですね。失礼にも程があります!」


琴美は早速、毒を吐き出した。

いやいや。愛澤の逆鱗に触れるから今は毒を吐くな。


「いやいや。そうじゃない。むしろ逆だ」

「はぁ、逆とはどういうことですか?意味が全く分からないです。私をバカにしているのですか?!」


ダメだ。どうしても毒を吐くことを止めようとしない。仕方ない。ここは手っ取り早く説明しよう。


「いや。そうじゃない。俺がボッチだからだよ。だからここにいる見た目だけは美少女のお前達に声を掛けらると俺が困るんだ」


まぁ、俺が困る意外にも、こいつらを巻き込まない意図もあるんだがな。


「「「「美少女!」」」」


今、全員で唱和したな。でも、今更、何故唱和した?そんなに俺が『美少女』と口するのが不自然か?放っとけ!ボッチでも美少女ぐらい口にする。あっ、でも地味子、今のお前は除外だぞ。


「えっ、えっ、え〜と、美少女………」


なんだ?琴美のやつ、何をブツブツ言ってるんだ?


「こほんっ!えっ、え〜と、ニート君、わ、私達を美少女と言ってくれるのは嬉しいのだが、そ、それとニート君が困るのとどういう関係があるのだ?」


ここでブツブツ言い出した琴美に代わって、伊織先輩が質問してきた。

こいつらは何も分かっていない。たぶん、慢性的に人に見られているので、感覚が麻痺しているのだろう。美少女故の宿命みたいなものか?

しかし、それにしても伊織先輩の頬が少し赤くて話方もぎこちないが、大丈夫か?

風邪でも引いてなければ良いが。少し熱っぽい感じもするので心配だ。


「それはですね。俺はボッチで常日頃から嘲笑の目で見られている訳です。そこに皆さんみたいな目立つ存在が声を掛けてきたら、当然の如く俺がディスられる訳ですよ」

「「「「???」」」」


こいつら、まだ分からんのか?どれだけ麻痺してるんだよ。


「いや。だから、『俺みたいな奴が、何故、皆さんみたいな美少女と話してるんだ』と言われるんです。『新見のクセに生意気だ』と言われるんですよ。分かりました?」


ああ、自分で言っておいてなんだが、地味に心が折れてしまった orz


「「「「???」」」」

「い、いや。ニ、ニート君、それは少し違うんじゃ…ないか?こほんっ!スゥー!ハァー!……、い、いや、もし仮にそうだっとしてもだ、それは理不尽な謂れじゃないか。屈することはないんじゃないか?」


やっぱり伊織先輩の調子がおかしいようだ。本当に大丈夫だろうか?


「いえ、伊藤先輩、それは新見君の言う通りかもしれません」


ここで愛澤が俺の意見を肯定してきた。


「愛衣君、それはどういうことだ?」

「あまり人のことなので詳しくは言えないのですが、それが例え理不尽であったとしても、その謂れを買って事案を起こしてしまえば、良くて停学、悪ければ退学という事態にも成り兼ねません」

「そうか?私はいつも運動部の喧嘩を制圧しているがな?」


制圧?この人日頃何してるの?


「それは生徒会の仕事としての大義名分があるからです」

「うむ。………、なるほど。私的な事案なら話は別ということか………」

「う〜ん。でも、謂れだと証明できればいいんじゃないかな?私達が証明しようよ」

「若松先輩、それは難しいでしょうね。何しろ相手が複数人であれば証言力は向こうの方が高くなります」

「ええ〜、じゃあ、ここは生徒会の権力で!」

「若松先輩、それはダメです。それをすると生徒会自体の評価が下がります。それではいざという時に新見君を擁護できません」

「じゃあ、どうすれば良いの?」

「………、残念ですが、こればかりはどうしようもありませんね」


ふぅ、ようやく分かってくれたようだ。それにしてもさすが地味子だ。伊達に俺の喧嘩の現場の収集をしていた訳ではないようだ。

それに皆の思いには少し涙が出てくる。


「まぁ、そういうことです。ですので、すみませんが、皆さん生徒会室以外では俺に声を掛けないようにお願いします。琴平、分かったか?」

「あっ、ま、まぁ、そういうことなら仕方ないですね。ここは協力しましょう。何しろ私は美少女ですからね」


どうしたんだ?こいつも頬が少し赤いが、風邪でも流行っているのか?俺も気をつけないと、病弱の母に移したら大変だ。


そして、俺達は一通り話を済ませんると、弁当を食べ始めた。

勿論、双葉先輩と俺の弁当は交換してのことだが、しかし何故かその弁当を食べている間、愛澤が冷気を吐きまくっていた所為で、折角のおかずいっぱい弁当を味わうことができなかった。

こいつはどうも、こういった食べ物の交換も嫌いみたいだ。

自分に出されたものだけを食べるって、どこの宮廷のマナーだよ?何?こいつん家貴族なの?そんなこと言ってるとBBQも立食パーティーもできないぞ!俺はやったことないけどな。

この分だと、明日からも味わうことはできない気がする………、うぅ、寂しい(泣)


◇◇◇


弁当は味わえなかったが、琴美達に教室で声を掛けないように納得をしてもらって先程まで意気揚々としていたのだが、それも遥か過去のように感じられる。

というのも、5時限目と6時限目の間の休憩時間に、何故か、愛澤が地味子の格好のまま、俺の教室の後ろの窓側隅に無言で立ち尽くしていたのだ。

そして生徒会での業務が終わって生徒会室からこの駐輪場に来る間も少し後ろを付いてきている。

確かに今の地味子の格好であれば、目立つことはないし人目を惹くこともないだろう。

とはいえ教室に立ち尽くしていた時なんかは、地味子を見てみんな一瞬驚いていたからな。まるで突然目の前に擬態したカメレオンが現れた気分だったに違いない。

琴美は琴美で何故か見て見ぬ振りをしていたが、ひょっとして琴美も愛澤に何か情報を握られているのかもしれないな?

まぁ、今は琴美のことは置いておくとしても、愛澤はどうも高校でも俺が喧嘩をした時の情報を収集する気のようだ。

たぶん、今日の昼休みに生徒会室で話した内容から、俺が高校でも喧嘩をするかもしれないと思ったのだろう。だが、そんな事案が起これば中学と違い高校では処罰が下される。そう考えると愛澤が俺の喧嘩の情報を集める必要もないと思うのだが……。愛澤自身も昼休みに言っていただろうに。

こいつは自分で抑えないと気が済まないのか?本当に喧嘩が嫌いなようだな。


それにしても、こいつはいつまで付き纏うつもりなのだろう?

俺は今、『闇に紛れて生きる大作戦』を決行中なのだ。この作戦によって決して事案が起きるとはない。これを愛澤にも言ってやれれば無駄な努力をさせなくて済むが………、今はまだ勘弁してもらおう。すまない。

これは一刻も早く俺の作成の成果を見せてやる必要があるな。よし!ここは一つ愛澤のためにも頑張ろう!


しかし生徒会に入ることになった昨日は不安だったが、今日の話で全てが一気に解決した。これで一安心だ。

そして何より彼女達を俺のボッチに巻き込まなくて済むので気が楽になった。

今は無性にスッキリ爽快とした気分だ。俺が生徒会に関わってからこんなことは初めてではないだろうか?

やったー!ここまでいろいろあったが、結果良ければ全て良しだ!

これであとは温和な高校生活と生徒会活動を送れば良い。

うん。今日はゆっくり寝られそうだな。

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