第5章−[7]:試練は試験だけじゃない

今日から中間試験が始まった。

俺達一年生にとっては高校に入って初めての定期試験だ。その所為かクラスの中も騒がしい。其処彼処で『自信ないわ』『勉強したか?』『難しくないと良いけど』など試験に関する話題で賑わっている。


試験は3日間で11教科あり最初の2日は4教科、最後の3日目が3教科の試験が行われる。

今日の教科は現代文、古典、数1、数Aだ。


俺は彼等の会話を小耳に挟みながら、先日先生方から聞いた試験の平均点を頭の中で思い浮かべる。なにしろ俺の目的は彼等と大きく違う。彼等の目的は可能な限り高い点を取ることだが、俺は確実に平均点を取ることなのだ。


そして俺が頭の中で平均点の再確認をしていると若松先生が教室に入ってきた。


「は〜い。みなさん席に着いてください。そろそろ試験が始まりますよ」


その声で談笑していた生徒達は各自の席に移動し着席する。それと共に教室は一気に試験ムードへと切り替わる。

さすが進学校というだけある。『自信ないわ』などと言っていた生徒の眼にも緊張と意気込みが宿っている。


「それでは試験問題を配るので、後ろの席に回してね。それとベルが鳴るまで問題用紙は伏せててね。お楽しみはまだだからね。見ちゃダメだよ。見たら先生悲しむからね」


若松先生は問題用紙と答案用紙を配布しながら、最上級の可愛さを振り撒きつつそんなことを宣った。


あざとい! いきなり天然ビッチモード全開か?!

ほら、見ろ! 二人を除いて男子生徒の鼻の下が緩んだパンツのゴムになってるし!

女子生徒の眼が赤く光ってるし! 紅魔○は怖いんだぞ。エクス◯ロージョンて唱えるんだぞ!


頼むから試験直前に生徒の集中力を途切れさせないでくれ。


ちなみに、鼻の下を伸ばしてないのは速水(はやみ)と俺の二人だけだ。

やはり速水は腐女子御用達の系統なのだろうか? こいつにだけは絶対近寄らないようにしよう。

俺には心配する必要もないけど。ボッチだし! うぅ。


あっ、琴美、茅ヶ崎、南條さん、今、ちらっと俺の方を見ただろ?!

俺の変質者ぶりを確認しただろ!

ははは。残念ながら俺はこの手のことには無縁なんだ。そうそう簡単に俺の弱みを握れると思うなよ。


って、どうして試験直前に俺の心を木っ端微塵にするの?(泣)


『キーン コーン カーン コーン』


そして1時限目のベルが鳴る。


「は〜い。それじゃあみんな初めてね」


うん? 今の漢字が違ってなかったか?

何が初めてなんだ?

さっきの『天然ビッチ』発言の直前にその間違えはあらぬ方向に進まないか?

脳内妄想炸裂で試験どころじゃなくならないか?

みんな大丈夫だよね? 平均点下がらないよね?

こんなところに俺を阻むトラップが隠されているとは思わなかったわ。


と、余裕ぶっこいてる場合じゃなかった。

俺は問題用紙をひっくり返すと先ずは問題の配分を確認する。

この手の問題には必ず小問題、中問題、大問題が存在し、それによって配点が異なるのだ。

普通であれば、上から順に解いていくか配点の大きい問題から解くかのどちらかだろうが、俺の場合はそうじゃない。平均点になるように問題を選択してからその問題を解く必要がある。

例えば、1問5点の小問題が8問、1問10点の中問題が3問、1問15点の大問題が2問あったとしよう。ここで75点を取ろうとした場合、効率を考えると中問題と大問題の5問と小問題を3問解けば良いことになる。大問題1問の代わりに小問題3問を解くというのもありだ。

しかしここで問題となるのは配点が書かれていないという点だ。この辺は問題の数と配置、それと経験値から想像するしかないだろう。


そして俺は問題用紙を見て配点を予想してからその問題の解答に取り掛かる。

配点を予想するのに多少時間は要するが、その代わり全問解かなくて良いのでその分時間に余裕もある。


それから俺は程なくして必要な問題を解き終えた。

うん。出だしは好調。我ながら惚れ惚れするくらいに快調だ。

この調整でいけばモブの世界もグッと近付くこと間違いなし。ウェーイ!


「あら? 新見君、もう解けたの?」


その声で周りを見ると他の生徒達はまだ問題を必死に解いている最中だ。


えーっと、若葉ちゃん? その一言はマズいんじゃないですかね?

これどう考えても目立ってますよね? 全問解いてないのに何気に出来る子扱いになってますよね?

近付いてたモブが手を振って遠ざかりましたよ?

って、お前バカじゃないか? ねえ、バカだろ? って、バカだったわ!


「ああ、解けない問題が多くて解ける問題だけなので……、はは、ははは」


ああ、やっぱり俺の中間試験は波乱万丈だ。


◇◇◇


少し、いや、かなりタイムスリップしたが今日はいよいよ試験最終日。

今日の教科はというと、情報、物理、そして最後は化学となっている。


1日目と2日目は若松先生に掻き乱されながらもなんとか目的だけは達成できた。

しかし、この最終日、俺は朝から別の問題に曝されている。


う〜ん。今日一日保ってくれれば良いのだが………。


1時限目。

昨日までとは打って変わってかなり時間は掛かったがなんとかクリア!

まぁ、このおかげで若松先生に絡まれることは避けられたので良しといておこう。


2時限目。

う〜ん。かなりヤバい!


ポトッ!


「新見君、鉛筆が落ちたよ」

「ああ、南條(なんじょう)さんごめん。助かる」


俺はあろうことか持っていた鉛筆を落としてしまい、南條さんの所にまで転がってしまった。

って、わざとじゃないからな! 彼女とお近付きなりたとかそんな疾しいことじゃないからな!

分かってるから! 自分から死地に飛び込まないから! そんな危険な行為はしないから! ええ、そうですよ。分かってます、とも(泣)


それにしてもそろそろ限界のようだ。

この2時限目が終わったら一度女神様の所に行ってくるか。


そして俺はなんとか物理の試験を乗り切ると、一旦、教室を後にした。


◇◇◇


「すみません。お邪魔します」

「あら、君は先日の。どうしたの? また怪我でもしたの?」

「あっ、いえ、そのぉ………、すみませんが、薬を打ってもらえませんか?」

「え、え、えぇーーーーー! く、薬って、き、君、そんな物に手を出しちゃったの? だ、ダメだよ。そ、それだけはダメだよ!」


うん。俺の言い方が悪かったようだ。

完全に勘違いして狼狽えていらっしゃる。


「あっ、いや、そうじゃなくて痛み止めを………」

「どうしたらいいの? こういう時、教師てしてはどうしたらいいの………?」


う〜ん。女神様は俺の話が全く耳に入っていないようで勘違いしたまま何処かへ旅立っているご様子だ。さてはて何処まで行ったのかな? 冥王星ぐらい?


「ちがーーーう! 帰ってこいっ! 人の話を聞けぇーーーーー!」

「えっ、えっ、でも………」

「いや、そういうことじゃなくて、痛み止めを打って欲しかっただけですから」

「い、痛み止め?」

「はい。そうです」

「で、でも、保健室にはそんなものはないわよ」


やはり学校の保健室にそんな危険なものは置いてないか。


「じゃあ、他に即効性のある痛み止めってありますか?」

「ここは保健室だからね。そんなものは置いてないの」


そうか。それは困ってしまった。

それだと他の方法を考えないといけなくなる。


………


おっと、そうだ! 良い方法がある! 確か何かの漫画で見たことがあるやつだ。

うんうん。立ち読みはしておくものだな。


「すみません。それじゃあ、包帯を貸してもらえますか?」

「包帯? そんなものでどうするの?」

「いや、ちょっとあるものを固定したいんで」

「固定?」

「はい」


俺は女神様から包帯を受け取ると、女神様に背を向ける。

そして右手をお箸を持つ形にするとそこに鉛筆を乗せて包帯を巻き始めた。

確か何かの野球漫画でバットを包帯で手に巻き付けて固定する方法を読んだことがある。こんなところで役に立つとは漫画も満更侮れない。


「き、君! 何してるの?!」


えっ?

俺が首だけ後ろに振り向けると、此方を覗いていた女神様の顔が目の前に現れる。


「「………」」


ち、ちか! あわや不意打ちの初体験をしてもおかしくないほどの超至近距離。


「わ、わぁーーーーーー!」


えーっと、女神様? そ、その反応は………、酷い!

真っ二つですよ! 真っ二つ! 俺の心を切らないで!


「あっ、いえ、ちょっと鉛筆をですね………」

「き、君、いいからその手を見せなさい!」


一瞬で気を取り直した女神様はそう言うと、俺の右腕を掴んで自分の方に引き寄せた。


『うっ、ぎゃーーーーーーー!』


そ、それだけは勘弁してくれ! さすがの俺も耐えられないから!


しかし女神様は俺のそんな素振りなど全く気にせず俺の右手首に巻かれていた包帯を剥ぎ取ってしまった。


そしてそこには………、見事なまでの柘榴が咲いている。

まぁ、単なる肉塊だけど。


そう。俺が朝起きると先日女子生徒とぶつかった時に怪我したところが膿んで捲れ上がり柘榴のように開いていたのだ。

ここ数日で少しは引っ付いたかと思っていたのだが、自転車通学だとどうしても腕に負担が掛かってしまい傷口が閉じては開いてを繰り返していた。

そしてとうとうばい菌入ったのか朝起きるとこんな状態だったという訳だ。あっ、新見菌じゃないからな!


「あ、あなた………、こ、これは………」

「ええ、丁度熟れてて食べごろですね」

「そ、そんな冗談言っている場合じゃないでしょ! ちょ、ちょっと待てなさい!」


そう言うと女神様は猛ダッシュで保健室を飛び出していった。


う〜ん。これはどうしたものか?

そろそろ教室に戻らないと最後の試験に間に合わないしな。

仕方ない。もう一度包帯を巻き直して固定したら教室に戻るか。


しかし世の中そうそう上手くはいかないようにできている。

俺が左手でなんとか包帯を書き直し保健室を出ようと扉を開けたところでその人物と鉢合わせてしまった。

その人物は全身赤色のジャージに身を包んだいつもの赤鬼さんだ。

ああ、俺はやっぱり運がない。


「に・い・み〜!」


うん。赤鬼さんはかなりお怒りのご様子だ。

これほど怖い赤鬼さんは今まで見たことがない。本当に食べられないように注意しないと。


◇◇◇


夏川先生は俺の襟首の後ろを掴むと強引に保健室に連れ戻し椅子に座らせた。

そして俺の手と手首に巻かれた包帯を取ると、


「新見、今すぐ私に付いて来い」


そう言って歩き出した。


「あ、いや。まだ最後の試験が残ってますから」


夏川先生は俺のその返答が気に食わなかったようで、椅子に座ったままの俺の方に向き直った彼女の顔には表情というものがなくなっている。

人間真剣に怒るとこんなにも表情がなくなるものなのか。


しかしその顔から感じるものは怒りだけではない。


「新見、『何かあったら私のところに来い』と言ったよな。頼むから私にこれ以上悲しい思いをさせないでくれ」


絶望と悲しみ。そして油断すると縋り付きたくなってしまいそうになる、そんな包み込まれるような優しさを感じてしまう。


「夏川先生、すみません。私があの時ちゃんと診ていればこんなことにはならなかったのに。養護教諭として失格です」


最初に夏川先生の言葉に反応したのは俺ではなく女神様だった。

女神様は夏川先生に向かって深々と頭を下げている。


「三上(みかみ)先生の所為ではないですよ。このバカが悪いんです」


この女神様は三上というのか。めがみ様というのもあながち間違いではないようだ。

それにしてもバカはないんじゃないですかね?


「しかし………、私が診ていれば………」

「三上先生、気になさらないでください。これは私の所為です」

「えっ? でも………」


「こいつは誰かが見ていないとこんなことばかりする。なのに私は怪我をしているのを分かっていながら見逃してしまいました。こいつを誰よりも分かっているつもりで、分かってやるつもりでいたんですけどね………」


ああ、これはダメなやつだ。さすがの俺でも分かる。

逆らうとかそういう次元の話ではない。

離してはいけない。離れてはいけない。そんな想いが突き上げてくる。


「すみませんでした」


気が付けば俺は頭を下げて謝っていた。


「ああ、それじゃあ行こうか」

「はい。ただ………」


さすがにこれで病院に行かないわけにもいかないだろう。

それは仕方ないとして………、


「ただ、どうしたんだ?」

「今は持ち合わせがなくて、家に取りに帰っていいですか?」


病院代ほどの大金を使うとなると母に相談しないといけない。

それに、当分の間の晩御飯のことも相談をする必要がある。


「???」

「いや、だから、今持ってるお金が30円しかなくてですね。病院代が払えないんですよ」

「はぁ? 何を言っているだ? 病院代なら学校で負担する」

「えっ?」


こいつはまた嘘をつくのか?


「正確には校内で怪我をした場合は学校が入っている保険から出るんだがな。説明されただろ」

「えっ?」

「??? 新見、お前、ひょっとして病院代を気にして怪我を黙ってたのか?!」

「あ、いや、っていうか、それ本当ですか? 嘘ついてないですか?」

「新見君、本当よ」


ボカッ!


「いってぇーーー! どうして殴るんですか? しかも不意打ちって汚い!」

「入学式の日にホームルームで説明されただろ。お前が聞いてない所為でこんなことになってるんだ。それぐらい我慢しろ!」


えぇ? 若葉の奴、絶対説明してなかったと思うんだがなぁ?

ボッチの俺には確認のしようもないけど。


「って、そんなの横暴だぁぁぁぁぁあああ!」

「煩い! さっさと行くぞ!」

「うぅ」


◇◇◇


俺の目の前の窓ガラスの向こうを街並みが過ぎてゆく。

季節も春というよりは夏に近付きすっかり暖かくなったにも関わらず、俺にはその過ぎてゆく景色が寒々としたものに見えてしまう。


俺は今、夏川先生が運転する車の助手席に座って病院に向かっている最中だ。

それは同時に俺の参戦しない中間試験が終わったことを意味する。


「新見、随分と落ち込んでいるようだな」

「………、落ち込んでなんかいませんよ」

「無理をするな。で、後悔した気分はどうだ?」

「………」


後悔? この感情を後悔というのだろうか?


「どうした? 私は間違ったことを言ったか?」

「………、後悔ってなんなんですかね?」

「また君らしい質問だな」

「そうですね。捻くれててすみませんね」


そう。これを後悔と呼ぶべきなのか俺には分からない。

俺の存在はあらゆる人を傷付ける。

俺が隠さず力を出せば妬み恨みを買うことになる。それは俺には無価値なものなのに、人にはそうでないがために、それを欲しいと思っている人を傷付ける。

しかし、俺が力を隠せばそれはそれで人を悲しませ傷付けることになる。


そうであるならば………、やはり俺は人と関わってはいけないのだ。

密かに計画を実行し人と関わらないことだけが俺に許された選択肢なのだ。


そして………、俺は生徒会からいなくなるべきだ。

これは後悔ではなく、みんなが前に進むための糧となる筈だ。


「新見、君は強い。その強さは悪いものではない。しかし、その強さは君を傷付ける」

「………、俺は傷付きませんよ………。それが俺の居場所ですから」

「仮に君が納得していたとしても、君の心は何かを無くしていく。それは紛れもない事実だ」

「………、元々俺には、何もない、ですからね」

「相変わらず減らず口ばかりだな」

「すみませんね」

「ああ。しかしな。何も傷付くのは君だけじゃない」

「………、どういう意味ですか?」

「君に好意を寄せた人間も傷付ける」

「………、そんな奴がいたらですけどね」

「私はその一人のつもりだがな………。君には分からんか?」

「………、いつも怒られてばかりですからね」

「あはは。そうだな。そして………、彼女達もそうだ。彼女達も悲しみ傷付く」


夏川先生が言っているのは生徒会メンバーのことだろう。

あれが好意ならばだが………。


「………、もしそうだとしても、直ぐに忘れますよ」


人間は出会いと別れを繰り返す。

そしていつしかそれを忘れていく。

だからこそ人と関われる。

ましてや俺がいたことなど出会いの一つにも数えられることはない。


「………、忘れんさ。忘れられんさ。私がそうであるようにな………。そして君もそういう人間だ」


その言葉に俺が窓の外から夏川先生の方に視線を向けると、夏川先生はどこか遠くの方を眺め何かに想いを馳せるような、そんな哀しい表情を浮かべていた。


「なあ、新見、好意から目を背けるな。受け止めてやってくれ」

「………、俺にはできませんよ。俺にはそれが………分かりません、から………」


俺には好意かどうかが分からない。

好意は人に喜ばれる何かを与えた者のみが向けられる感情だ。

しかし俺には人に与えられるものなど何もない。そんな俺が好意を向けられることなどあり得ない。俺はそれを誰よりも知っている。

だから俺には分からない。

そしてそれは、もし仮に好意を向けてくれた人がいたならば、その想いを踏み躙る。


「大丈夫だ。君ならできる」

「………、勝手な言い分ですね」

「ああ、そうかもな。正直私にも何が正しいのか分からないのだよ。あの時も、私の想いは………伝わらなかった、からな………」

「?………」

「でも、できて欲しい………。これ以上誰も、君自身も傷付かないために………。そして………」

「………」


「彼女達に、私と………同じ思いをさせないでやって、くれないか?」


夏川先生がその言葉と共に俺に向けてきた微笑みには儚く哀し気でありながらそれでも力強い優しさが込められていた。


この先生にはどんな過去があるのだろう?

これ程までに彼女を苦しめ縛り付けている過去とはいったいどういうものだろう?


もしそれが俺と同じような人間によって成されたものならば、その人を羨ましくも思ってしまう。彼女にここまで想わせた人を妬ましくも思う。


俺に何ができるかなんて想像もできない。その人もそうだったのだろうか? だから彼女は今も忘れられずに苦しんでいるのだろうか? なら、俺は同じことをしないために何をするべきなのだろうか? でも、俺にいったい何ができるのだろう?

やはり今の俺には分からない。

それでも………もし、分かることができたなら、それで欲しいものが手に入るなら………、俺は、


俺は、分かりたい。


しかし………、


中間試験は終わっている………。

それと共に切っ掛けは既に俺の手の中から零れ落ちた。

それは決して戻ることはない。いくら悔いても許されることはない。もう手を伸ばしても届かない。

結局、俺は何もできずに終わってしまった………。終わらせてしまった。


これを、後悔と言うのかもしれない………。

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