全力投球しすぎてキャッチャーになれない。

 あるいはコメントや返信がとっさにできない背景の話。


 大半の物書きは感想とかレビューとか舞い上がって大変になると思うんですよ。

 たまに「それぞれの人がそれぞれの要素をいいだの悪いだの言って混乱するから感想読めない」などの理由で苦手にしてる方もいますけど、まあ余程トラブルがない限りうれしいものかな、と。


 で、感想書く側に立ってみれば、返信うれしいじゃないですか。

 投げっぱなしジャーマン(通じるのかこれ?)よりは、反応あるといいですよね。

 書き手としてもお礼言いたいところありますし、返したいのは山々なんですよ。


 なんですけど、返せない。


 空欄にしたまま、しばし頭真っ白で固まります。


 昔、今のとは違うブログやってた時に、コメントをちょいちょいいただいたことがあったんですけど、まあその時も返すの遅れまくりまして。

 あの頃は24時間以内に返すのがマナー、みたいなところあったので、それもプレッシャーでした。

 Twitterもたまに返すの困るリプライいただいたり、ブログの感想いただいて返しに困ったりしてます。


 これ言うと「ご迷惑なら……」って深読みされやすいんですけど違いますからね!

 もらえるものはうれしいですください!

 星とか感想とかつくたびめっちゃ踊ってるから! 脳内と胸の内で!


 閑話休題。


 会話は言葉のキャッチボール、って俗に言うじゃないですか。


 キャッチボールの動きって、大きく分けて「投げる」と「受けとめる」の2つですよね。


 この2つの動きをスムーズに切り換えられるから、ボールの往復が続くわけです。


 これがピッチングマシーンだったり、9つの数字が並ぶ板だったりすると、ボールの動きは常に一方的になります。


 勘のいい人は話が読めたかな?


 そう、私はピッチング中にキャッチができない人です。


 言葉を投げてる間はそちらに投げることしかできない。

 とっさの対人対応ができなくなるのです。


 ただ、たまたま「その球なら返せる」という時はやり取りできるので、そこも誤解を呼んでる気がするんですよね……

 めっちゃ当意即妙な返しもするよ! たまにな!


 しかし基本的には、ピッチング中はボールを返すのが難しいです。


 存在には気づいても、拾い上げて投げ返すのが難しい。「投げ返すための投げ方」がわからなくなるのです。真っ白に。


 そういう訳で、コメントに返すのを待っていただくか、返さないことにするか、受け付けないことにするか……考え中です。


 重ねて言いますが、反応いただけるのは本当にありがたいです! 応援ありがとうございます!

 ただまあ、決めておかないと申し訳なさがつのるので……背景事情を知っていただければ幸いです。

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