行くか死ぬかなら死ぬ方を選ぶ。
【業務連絡】コメントに返信する余力がないので返せてません。読んでます。ありがとうございます。
本題。しんどい人にはしんどい話。
どうしても行かなくてはいけない、という状況がある。
大学の講義とか、病院の予約とか、終了時刻が決まっている必須のもの。
それのために出る時間を決めておくとする。
うっかりその時間を過ぎた途端、私の中で「行くか死ぬか問題」が発生する。
比喩ではない。ガチの方だ。
まずズルリと疲労感が襲う。気の重さで常よりマシマシ、横にならずにいられなくなる。
するとやって来るのが「行くくらいなら死んでやる!」宣言だ。
こいつの強さは容赦ない。何せ、他のことを考えられなくなるほど脳みそできんきんと叫び続けるくせに、聞こえもしないし文字として捉えもできないのだ。
体感的には「そうだ、飛び降りに行こう」と、お出かけ感覚で自殺しようとする衝動に飲み込まれている状態である。
おそらく大多数の人にとっては、多少遅れても出かけた方がいいと考えることだろう。
それが自殺の衝動に結びついたり、ましてや死ぬ方が楽だと積極的に選びたがったりするなんて、想像もつかないかもしれない。
けれど私にとっては、そうして何でもないこととして処理できる多数の人々の方が、とても信じられない存在なんだ。
一瞬で抑うつ状態になり、自殺の必要に納得できてしまう(錯覚なんだけど)くらい、「遅れ」のストレスは強烈だ。
それが先送りしていた用事であったり、気まずさを感じる行き先だったりするとなおさらで。
部屋を出るより靴を履くより、窓から落ちる方が「楽」になる、そういう精神状態があるのだ。本当に。
その中で私が生き延びてきたのは、単純に血と怪我と高いところが苦手だからにすぎない。
誰かが怪我した、というツイートを見るだけで全力逃走するほどだ。
あと、脳みそが信用できないときを、知識や体験として知っているのもある。
他人に愛されないとか自分に価値がないとか、そういう重苦しい事情も理由もないの。
単にストレスから来るバグで、大変カジュアルに「おっけー、死のっか☆」という感じなの。
部屋の戸に近づくより、ベランダをよじ登る方が、タスクとしてはるかに楽と感じる。
……そうして、戻れなくなることもあるかもしれない。
本質的には逃げたいんだと思う。
「取り返しのつかない」この事態から。
だって、時間はもう戻らないでしょう?
絶対に変えられないでしょう?
その瞬間に、押し潰される。
「まだ間に合うよ」じゃダメなんだ。
だって、目指したものはもう二度と絶対手に入らない。
そうでしょう?
ま、それだけが理由なのかは、私もわからないんだけど。
『大学生の発達障害』という本によれば、電車に1本遅れた"だけ"で、その講義の今年の単位をあきらめてしまう学生がしばしばいるらしい。
読んだ瞬間、月並みながら「わかる」と頷いてしまった。なんなら「それな」も追加していい。
意図していない「遅れ」は、本当にストレスになる。
死にたい通り越して死ぬべきも通り越して、具体的方策から始まってしまうくらいには。
それにしても、この話をもっと早く知っていたら、私だけじゃないんだと知れていたら、学生時代はもう少し気楽だったかもなあ……
(それ以前に大学では発達障害の可能性を否定されてたんだけどね、私の場合)
まあ、こういうこと書いてますが本当に自殺する気はないので安心してください。
だって痛いじゃん!(重要)
私ホントにグロだめだから!!!(最重要)
そういう精神状態に陥ることもありうるのだと、知っていただけたら幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます