「忘れない カクヨムオンリー」を含む小説

平凡で退屈な日常に生きる僕。だけど、桜が満開のこの季節になると、どうにも落ち着かなくなってしまう。原因はきっと幼い頃に過ごした、あの懐かしい思い出の場所にあるに違いない。どうして…

「前向性健忘」 　記憶障害の１種で、発症した時点から先の記憶を覚えられない症状。起きた事、喋った事、思った事全てが覚えられない。つまり、その後追想が出来ない。 　 　魔王との激…

私には、前世の記憶がある。 「いつか、また会おう。この丘で」 それは、綺麗な丘の上で交わした、銀髪の少女との約束の記憶。 脳裏には彼女の記憶がしっかり残っている。 私、桜木優は今…

みなさんは、初めて自分のスマートフォンを手にした時を覚えていますか？ 自分専用の回線を持てた喜びと、小さな端末がネットに繋がって何でもできそうな全能感は、忘れられないと思います…

色んな人類が生きる惑星での伝記物です。 歴史を辿る事で、種族間の違う価値観だとか、変わらない部分だとか…。その辺を表現できてお届けできたなら嬉しいです。伝記ならではの壮大な戦いも…

高校3年生の詩織はちょっぴりひねくれた女子高生。詩織は9年前の『あの』火事を忘れられないでいた。 予備校に現れた天才、律のおかげで詩織のセンター試験への気力は失われていくばかり。…

「へっ、また俺らにボコられに来たのかぁ？　……ぐはぁっ！？　な、なんだその力は……！」 　モブ。 　それはあらゆるメディア作品にとって欠かせない存在。しかし読者には覚えてもらえ…

午前一時半に携帯が奏でたトロイメライ。忘れられない人からのメールに瑠璃は海岸へと走る。「今夜は海月がきれいだよ」 その真意と”海月”とは？

或る普通の村に生まれ落ちた俺は、親に殺され掛けた。周りを見渡せば皆同じ様に俺に殺意と恐怖を向けてくる。きっと俺は生まれて来るべきでは無かった存在なのだーーー。 古来より災いと不…

ここは中欧チェコ、百塔の街プラハ。 災厄により衰退した人々は、奇跡の産物たるゴーレムを使役することで永らえていた。 ゴーレムは「言葉」に忠実だが口をきくことができない。 人と同じ…

※作中にはフランツ・カフカ『変身』の核心部分に触れる内容を含みます。 　俺、夕緋悠人は自他ともに認めるシスコンである。今は訳あって自宅警備員（NEET）をやらせてもらっているが…

　物語の舞台は、花と精霊のお伽噺に愛された――ディーヴァニア王国。 　トランダフィルの王子――ウーゴ・トランダフィルは、隣町クロ―リス領に婿に出された。 　だけど婚約者のリリィ…

　バスケット一筋の元気娘・真由美。ある日家に帰ると知らない人たちがリビングでくつろいでいる。彼らの正体は？　 　彼らとの共同生活が始まり、真由美の周りにいろんなことがおこってくる…

篠谷千賀(しのやちか)16歳。彼氏と付き合ってたけれど、いきなり死んじゃいました。そんな彼女を描くストーリー

函館に行ってみて、 初めてここに幕末があるんだと思いました。 五稜郭のボランティアガイドさんが、私にそれを教えてくれた 気がします。 そのとき伺った話を交えつつ、忘れられない光…

からっ風の吹きしく冬の日、奏と未来は高校時代の思い出の場所・群馬会館を訪れる。 二人にはとある挫折の過去と、そして忘れられない夢があった。 まだ、私たちは何も終わっちゃいない。

高知に来て、余裕のない生活を送っていたが、田中さんと出会った。 ふとした時に思い出す、忘れられない言葉と光景。 高知を愛する僕の物語です。

国家機密を握るとある要人の娘に生まれた普通の女子高生、高峯翼(タカミネタスク)は十年前の出来事が忘れられない。 幼い頃の彼女の記憶の中には偶然迷い込んだ父の仕事場の奥の庭園で泣い…

実家の母が倒れ、私は長崎県長崎市の病院へと向かう。 最悪の事態に備えて喪服を持って帰って来いと父に言われた。 病室で母に何か食べたい物はあるかと尋ねれば、私が作った竜眼が食べたい…

「東山動物園って、東山動植物園って言うんだ。オレ、初めて知った」 「たわけぇ！　アンタ、それでも名古屋人（≠名古屋市民）か！」 　キッカケは、夕方のローカル番組だった。 　…