「妖怪あやかし」を含む小説

高校生・暮樫或人は、怪異を司る一族に生まれながら怪異を見る能力を持たなかった。その一方、或人の妹の言鳥は霊感に優れており、或人はそんな言鳥を溺愛していた。ある日、或人と言鳥が通う…

雪菜は祖母から突然綺麗な鈴を渡され、世界一周行くから、と近所に散歩感覚で言われ大混乱の中、気を落ち着けさせる為、裏山に出掛けた。 混乱は混乱を呼ぶようで…。

並木島高等学校における「オカルト研究会」あらため「月波町異聞蒐集部」による活動記録。 櫛見裕哉、高校二年生の夏。これは夏休みに入る少し前のお話。 このお話は一応前身となる、部発…

死神が営む病院、受け持つ科はたった一つ「安楽死科」。そこは、安らかな死とこの世の未練を断ち切りたい者だけが、訪れることが出来る場所。 苦しみを抱えた貴方、死神と愉快な妖怪仲間達が…

あなたは鬼を知っていますか？ 平和な町がある日から不穏な町になった。そんな町に相談所を構えた青年、藤八尋。八尋は探し人を見つけるために人々の悩みや相談を聞いていた。 そんな八尋に…

人の生活から神への信仰が途絶え初め、先祖供養への情念も忘れかけてきた時から少しずつちょっと特殊な新人類が現れ始めてきた。先祖がえりと呼ばれる人々、昔の様に妖（アヤカシ）憑きと呼ば…

初投稿。 墓を守り、人を看取る化け物の話。 明るくはない、けど、バットエンドでもない。 きっとハッピーエンド。

「ハマグリが夢を見ているね――」 その一言が、僕とかぐら子さんの出会いだったんだ。 とある田舎の港町に住んでいる高校生の〝僕〟は、ひょんなことから謎の女性かぐら子さんのカフェで…

「ねぇ、お稲荷さん。僕、この性格を直したいです。お願いします。そして、本当の家族が居るなら、教えて欲しいです」 　いじめられっ子で、気弱な性格が嫌になっていた槻本翼は、いつも通…

“おれたちに比べれば遥かに短い時を、彼女が幸せに生きてくれたら。”　化け狐の、ささやかな恋の話。

戦国時代から江戸初期にかけて、いまだ日本には魑魅魍魎が跋扈していた。 天台宗の若き青年僧「天海」は地にはびこり、人に仇名す妖魔達を退治していく！ 第一話「むじな」公開

──数年前まで自分の眼にだけ「化け物」が見えていた過去を持つ女、日向飛鳥は高２の春、再び悪夢に囚われる。 日向飛鳥....主人公。茶髪のポニーテールで身長は155cm。運動も…

神狼の統べる国・光牙王国では、近頃ある者達によって人々や街が襲われているという事件が相次いでいた。 その正体は、妖《あやかし》と呼ばれる妖怪であった。空想上の存在だと思われていた…

ある日ひょんなことから変なメガネを拾った俺は、妖怪の相談に乗ることに？

　新しく下長が移動した職場には妖怪が居ると他県支局からは言われていた。そう、そこは妖怪職場。かなり大変な仕事が彼をまっていたのです。 　登場人物紹介 　下長　　　　主人公。 …

時は戦前によく似た大昭時代。 田舎へ引退した退魔師の男、重宮藤花は初瀬と早雪という二人の少女の怪異を拾う。

裏島正雄はただの新聞記者ではない。 この世の不思議を記録する、アヤカシ記者なのである。 ある日、裏島のもとに一件の取材依頼が舞い込んだ。 なんでも死んだ大旦那に化けた化猫が夜な…

ひねくれていて可愛げのない貴船千鶴は哀しいことに人間の友達ができないまま小学校六年生を迎えてしまった。給食を食べ終えた彼女は昼休みを過ごす友達も残念ながらいないので、今日もトイレ…

その貸本屋には、誰も知らない話が集う––––––。 そんな所でどうなされたのですか？　どうぞ中へお入りください。 時には寄り道も一興、ですよ? 一冊一冊が全く違う、哀しくて優…

魑魅魍魎が跋扈するこの世。能力を持つ者はそれらを長く厳しい修行の末、退かせることができた。しかしそんな中にも、異例の存在が－－－いたのである。わずか12歳の妖怪退治のエキスパート…