メガネと俺と妖怪忌憚
幽谷澪埼〔Yukoku Reiki〕
変なメガネを拾いました!
「な……んじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
朝起きたら目の前に居るのは夢で見た超絶美少女……では無く。何処からどう見ても若くて二十代後半の男が鎮座していた。
──而も俺の上に馬乗りで。
「おおおおおオッサン! アンタ何してんの、何してくれてんの!?」
「────────おや?」
(おや? じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
男性はキョトンとして俺を見る。まるで不思議なモノを見たかのように。
そして────
「────────若しかして視えていらっしゃる?」
「おぅ見えてるよバリバリと! ……ってハ?」
(
ふと男性の言葉に言い返した後に引っ掛かりを覚える。
(視えていらっしゃるってどういう──)
「やっと居らっしゃった! やっと見付けましたよ我が主殿!」
「は、え、はっ!?」
「これから宜しくお願いしますね我が主殿!」
「えええぇぇえぇえええぇぇぇええええぇえぇえええぇぇえぇぇ!!!???」
「では早速……」
「え、何……って服を脱がすなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男性は訳の解らない事を捲し立てるといきなり服を脱がそうとしてきた。
「待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!」
「はい? 何で御座いましょうか我が主殿?」
「何で御座いましょうか、じゃ、ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ドンガラガッシャ──────ンッッッッッッ!!!!!
辺りに盛大な大音響が響き渡る。そして一拍置いた後に悲鳴。更にその後に続く少年の怒号。
──これから一体どうなる事やら。あ、私? 私は後々出て来ますよ……後々、ね?
それでは本日の公演はココまで。お気を付けてお帰り下さい。……えぇ本当にお気を付けて。
──────────────────────
※はいはーい作者からのお☆ね☆が☆い
次回までに名前を募集しようと思いまーす☆
募集するのは
・主人公くん(仮)
・糞メガネ(仮)
・座敷わらし×1
・河童×2
このくらいかなぁ〜?(笑)他にも出して欲しい妖怪orキャラが居たら応援コメントまで♪
では読んでくれてありがっとしたァ✨
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます