異種型家族日常日記

人の生活から神への信仰が途絶え初め、先祖供養への情念も忘れかけてきた時から少しずつちょっと特殊な新人類が現れ始めてきた。先祖がえりと呼ばれる人々、昔の様に妖（アヤカシ）憑きと呼ばれる純粋な人とは違った姿で生まれ、そんな彼らを科学の進歩した世で受け入れられない人々も多くいた。けれども妖憑きはその人口を増やしつつあり見た目に特徴が出ずとも次元の違う力をもつ人々も出初め、そんな彼らを人は認めざるをえなくなり、新人類として受け入れた。
そんな新人類の中で『妖（アヤカシ）型』の姉妹、小百合と千百合の異能力系日常。