「自然」を含む小説

秋田の秋は短くて寒い。そんな秋のある日、私は県立美術館にある『秋田の行事』という壁画を見に来ていた―― ※私のもう一つの街コン作品『永遠の辰子姫』ももし良かったらどうぞ！ ht…

神奈川県横浜市旭区。 そこに広がる、広い広い池。 公園での、キャンプの思い出。

日光は自然が豊かで寒さの厳しいところ。 そこに実在する文化財と大正時代からの歴史を持つ氷を元にした物語。 ［あらすじ］ 祖父の残した懐かしい写真をきっかけに、思い出の場所を訪れ…

アーチ・ハンターであるティムは、アメリカ ユタ州のナチュラル・アーチ（天然橋）を訪ねた際、インディアンの少年に出会う。彼を追うと、そこには誰も知らない世界が･･･。荒涼としたユタ…

「ここは良いところですね」と、若い男性が言った。わたしは微笑んで、そうですねと答える。 　訪れる多くの人が、わたしのふるさとを褒めてくれる。 「良いところですね」と。 「都会と…

"私"は悩んでいた。"彼女"に手紙を贈ろうと思い立つがどうにも筆が進まない。そんな、ある補習の日、電車で寝過ごして宮崎まで来てしまった私は、ある石を拾うのだが…。

「いい景色が撮れる場所はありますか？」 その男、川田は駅員に訪ねた。 そこで案内されたのは神倉神社という場所だった。

このお話を読み終えた後に、気づけばあなたは検索エンジンを開いている。 そういうお話を目指しました。 石川県の誇る、唯一無二の観光スポット。 その風景の一部だけでも、お伝えできれ…

たしかに、死んでしまいたいと言った。毎日がこんなに辛いなら死んでしまったほうがマシだと、弱音を漏らした覚えはある。だけど酒の席でのことだ。本当に死にたいなんて少しも思ってない。 …

日本一深い湖、田沢湖には「辰子姫伝説」という伝説があった。それは、永遠の若さと美しさを求めた美少女が、龍に変わってしまうというものだった―― 秋田県南部にある田沢湖を舞台にした、…

北海道をバイクでソロツーリングした帰り、フェリーの待ち時間で想い出の地球岬に立ち寄る。 そこで見た幻は一匹の北キツネがもたらしたものなのか。 あなたの街の物語コンテスト参加作品。

第１話　ネイル学部修士一年 瓜生桜子（作者 大澤めぐみ） https://kakuyomu.jp/works/1177354054881885342 第２話　インテリアコーディ…

和歌山は那智の滝、千畳敷、三段壁を舞台に、「これは女装じゃない！女装備だ！」のメンバーが大暴れっ！

中学校生活最後の遠足は、島根県出雲市にある日御碕灯台だった。 日本海を一望できる絶景の下で、沢村が思いを寄せる同級生、中野美保は告白を始める。 それは愛の告白なのか？ それとも……

十年ぶりに父のふるさとを訪れた。見渡す限りの田んぼ、人の通らない道路、山と川、どこまで行っても自然。「なにもない場所」と、ふるさとを語る時、父は必ずそう言った。

主に本州に住む人たちがまず口を揃えて「遠い」という宮崎県。 それでも飛行機では比較的利便性の高い場所なのです。 私が大好きで定期的に足を運ぶ宮崎県の中でも、日南海岸のドライブロー…

某アニメ映画の舞台として昨今話題（？）の岐阜！！ えぇ、その岐阜を舞台としたエッセイです。 思いつくままに岐阜へふら～っと出かけた時のことを綴りました。 （コンテスト用タグに「聖…

故郷の田舎町と、蛍と、一組の夫婦のお話。

　書架塔には魔女が棲んでいる。齢は十六、背丈は五尺六寸。銀色の髪と翡翠色の瞳を持つ少女。 　部屋は散らかしっぱなし。お風呂嫌いで清潔とは程遠く、部屋では裸で過ごす変わり者。 　そ…

これは、私が受けた『躾』という名の『虐待』の記録