すごく綺麗な作品でした。四季の移り変わりを文章にするって、たぶんものすごく難しいことなんだと思います。しかし、この作品からは本当に季節毎の独特な風景が浮かんでくるようで……。文章にも注目してほしいです。ほとんどが地の文で書かれていながら、この読みやすさ。綺麗な情景が綺麗な文章に乗せられて、リズミカルにスッと入ってきます。兼六園、行ってみたいものです。
まだ一度も出かけたことはないけれど、四季の魅力的な表現に惹かれます。 作者様のもくろみ通り、思わず画像検索してしまう方も多いのではないでしょうか。 この文章を見ているだけで想像するのも一興ですね。 それ故に、この文章には翻訳されても、なおその魅力を失わず多くの人を引きつける力がある。 可能ならば、この地を知る優秀な翻訳者の手を経て世界の方々の目に触れる機会があればよいと思います。それにしても、こんな短さでここまで読むものの想像力かきたてるとは素晴らしい文章力です。兼六園……いつか訪れてみたいものです。
四季にあわせた楽しみ方を語りながらも、最後に「366分の1も知らない」で締められた文章に、兼六園の美しさ、魅力が詰め込まれているようでした。
春と夏と冬に行ったあの場所。秋も行かなきゃ、と思う。4月に行ったけど5月にも行かなきゃ、と思う。確か4月の中旬に行ったけど下旬にも行かなきゃ、と思う。そんな素敵な文章です。
叙情的な、見事な文章でした。行ってみたくなりますね!
春の百花の魁ー梅の花ーから心がときめきました。とても詩的で、古都が大好きな私にはたまらない作品でした。様々なー兼六園ーが、目に浮かびます。ありがとうございます。
春夏秋冬、様々な世界を見せてくれる兼六園。とても丁寧な描写で魅力的に伝えているのに、まだ兼六園の本当の景色を知らないなんて、奥深すぎてとても興味を持ちました。この作品を読んで、生きている間に一度は行ってみたいと思いました。
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