概要
邪悪な妖怪どもを、巨大ロボと日本刀でぶっ倒せ!!
妖怪と人間が互いを憎み合う2038年の日本。
妖怪対策局・祓刃の一員となった克堂鋼一郎は、ヒト型装甲兵器「凱機」を用いて、人に仇なす存在である妖怪を全滅寸前にまで追いつめていた。
「俺は復讐のために、全ての妖怪を殲滅してみせる」
「ほう? それでお前さんは復讐を成し遂げた果てにどうしたいんじゃ?」
鋼一郎の前に現れたのは、謎多き白髪の少女。
そんな出会いを境に鋼太郎は、人妖の生存を巡る乱戦に巻き込まれることに!?
妖怪対策局・祓刃の一員となった克堂鋼一郎は、ヒト型装甲兵器「凱機」を用いて、人に仇なす存在である妖怪を全滅寸前にまで追いつめていた。
「俺は復讐のために、全ての妖怪を殲滅してみせる」
「ほう? それでお前さんは復讐を成し遂げた果てにどうしたいんじゃ?」
鋼一郎の前に現れたのは、謎多き白髪の少女。
そんな出会いを境に鋼太郎は、人妖の生存を巡る乱戦に巻き込まれることに!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!剣撃のキモは間合いである
剣を抜き、斬る。
極めて暴力的でシンプルな動き。それと同時に、美しいとすら感じる刀が閃く様。
この小説は、それを存分に味わわせてくれる。
人型の機動兵器による戦い。白刃による接近戦には、常に相手の手が届く範囲に踏み込む緊張感がある。
間合い、斬撃。それだけでなく、ロボット特有の推進器による急加速や欠損描写。
それが高い筆力で描写されていく。
敵と刃。その距離、間合いが如実に描写されている。
そして、その間合いの描写は人物への関係にも向けられる。
主人公を取り巻く人々。味方だと思った人を敵と思い込み、敵視していた存在が無尽の相棒になる。
そして、変わらず距離を近づけてくれる仲間。
戦闘、…続きを読む